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(元ネタは勿論…) ~ラムザさんのエッチ!~ 「ラ、ラムザ、まだ昼のさなかだぞ」 「時間なんて関係ありません。僕はアグリアスさんが欲しいんです」 「し、しかし野外でこのようなことを」 「僕が嫌いなんですか?」 「そんなことは無い!断じて無い。しかし、皆も見ているというのに…」 「それがどうしたっていうんですか?」 ある日を境に、ラムザは変わってしまった。女の身体を知ってから。 正確に言うと、初めてアグリアスと結ばれた、その日にだ。 ラムザ・ベオルブとアグリアス・オークスは、神ならぬ人の前で婚姻の誓いを交わした。 異端者の身では大々的に式を挙げる事など出来るはずも無い。 おままごとのような結婚式だが、隊の皆は祝福してくれた。 そしてその夜、宿屋の2階で二人は契りを交わすのだが…。 それからというもの、ラムザは事あるごとにアグリアスを求めるようになった。 最初はたしなめていたアグリアスだが、惚れた弱みと言うやつか。 熱に浮かされたように自分を慕うラムザを突き放せず、皆の目を盗んで逢瀬を重ねた。 幾度と無く肌をあわせてもラムザの熱は治まらず、やがてはその熱がアグリアスにも飛び火した。 その結果が今の惨状である。除名という最終手段までちらつかせて我を通すラムザに 意見できるものは誰もいない。オルランドゥ伯ですら、だ。 オルランドゥ伯はため息を付き、ムスタディオはうらやましそうに眺め、 ラッドは前かがみになり、クラウドは興味が無いといった風情だ。 アリシアは頬を染め、ラヴィアンは興味津々。メリアドールは嫌悪を表し、 ラファは嫌なことを思い出したような顔をする。そんな妹を守るよう肩に手を回すマラーク。 反応は様々だが、次に取る動作は一致している。皆無言のままその場を離れるのだ。 二人の痴態を覗き見するものは誰もいない。紳士淑女の集まりである。 ベイオウーフとレーゼの姿が見えないが、きっと遠くで見張りをしているのだろう。 ボコと鉄巨人、正体不明の生物であるビブロスだけがその場に残っている。 色魔に侵されたラムザだが、それ以外はいつもの通りである。 仲間への気遣いと優しさを忘れず、戦闘時はリーダーとして的確な指示を取る。 だから誰も離反できない。ラムザへの信頼が根底にあり、それが見えない鎖となって 心を縛っているのである。 そんなある日、事件は起きた。 マインドブラストにより、ラムザの脳みそが変色してしまったのである。 これ以上おかしくなっては一大事と心配する皆を他所に、ラムザは冷静に敵を屠って戦闘を完了させた。 しかし、マインドブラストの毒は、確実にラムザの脳を蝕んでいたのである。 その日を境に、ラムザは変わってしまった。 今までどおりアグリアスを求めるものの、その回数はめっきり減った。 町について宿に止まった時、しかも夜だけである。アグリアスと同じベッドにいながら 指一本触れずに寝付いてしまうことも珍しくない。 こうなるとたまらないのはアグリアスである。持ち前の精神力で不純な考えを振り払うも、 身体の芯にやどる火は消えてくれない。いきおい、アグリアスの方から誘いをかけることになる。 「大事な話ってこういうことだったんですか」 「し、仕方ないだろう。このところ野営が続いて、同衾することも無いのだから」 「テントは男性用と女性用しかありませんからね。町まで我慢できないんですか?」 「それが出来れば呼び出したりするものか……これ以上恥をかかせるな」 そんな中、他のメンバーは会議を開いていた。軍議ではなく、会議。 議題は、どうしたらアグリアスをもとのお堅い騎士に戻せるか、である。 ラムザと同じ方法を用いるのが最良策だが、必ずしもマインドフレアに出会えるとは限らない。 仮に出くわしたとして、そうそう都合よくマインドブラストを放ってくれるかどうか。 ピスコディーモンを仲間に加えて養殖するという案が出たが、問題が一つ。 パーティーメンバーに空きがない。 「いっそ誰か除名するか」 誰とも無くつぶやいた一言。小さな石がパーティー内に大きな波紋を起こすことになるのだが、 それはまた別のお話。
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5 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/10(月) 23 48 59 ID Ee6ZqioQ0 ※メリアドールは弟の仇を討つためにラムザをつけまわし、扉の外で盗聴しています ラム「もう貴様に勝ち目はないぞ!妹を返せ!」 エル「ならば見せてやろう…。私の本当の姿を…」 メリ(異端者ラムザとエルムドア侯爵が揉めている…?) ※死の天使に変身中です。しばらくお待ちください。 ザル「これで終わりにしよう…」 メリ(どういうこと!侯爵がバケモノに!?) ラム「やっぱり貴様も虫だったか…。この出来損ない天使め!お前はいろいろ残念なんだよ!」 ザル「黙れ出来損ない剣士め!主人公が見習いっていうほうが残念なんだよ!」 メリ(…あれが聖石の力だというの? ではラムザの言っていたことは…) ラム「うおお!」 ザル「死ねええ!」 メリ(でもこれはチャンスだわ!あのバケモノがラムザを消耗させてくれれば倒しやすくなる!) ザル「フレアジャー!」 ラム「こっちもフレアジャー!」 メリ(どうせあのバケモノも倒さないといけないし、両方ができるだけ弱ったところで飛び出して…) ラム「うらっ!」 ザル「ほわちゃっ!」 メリ(っていうか一行目の説明酷くない? あれじゃ私がストーカーみたいじゃない) ラム「虚栄の闇を払い、真実なる姿現せ!」 ザル「あるがままに!」 メリ(愛のままにワガママに…。弟のためにやってることだし犯罪じゃないわよね。傷つける気満々だけど) ラム「アルテマ!」 ザル「ウボァー…。ハシュマリム…あとは頼んだぞ…」 メリ「…うーん、飛び出すタイミングがなくなっちゃったわね。次のステージはイグーロスだし次はラムザの家で待ち伏せしよう」 ラム「完全にストーカーじゃん!」 12 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/19(水) 01 08 17 ID +AVDyntH0 メリ「剛剣はなぜ蔑ろにされているのだろう…」 ロー「決して弱い技ではないんですがね。微妙なんですよね」 ヴォル「ウィーグラフちょっと来い」 ウィ「なんですか?」 ヴォル「死ね」 ウィ「なんでですか!?」 メリ「なるほど、聖剣技が強すぎるせいで剛剣が霞んでるって言いたいのね?」 ウィ「なんで分かったんですか!?」 ロー「死ねクソゴミが。さっさと消滅しないと稲妻突きの射程と垂直範囲を1にして、更に自分にも巻き添え入るようにするぞ!」 ウィ「なんで設定変えれるんですか!」 ガフ(自分達が強くなるという発想はねぇのかよ) ヴォル「なんか言ったか? ゴキブリ野郎」 ガフ「…いや」 ヴォル「ちょっと来いゴキ・ゴキブリオン。そして死ね」 メリ「相手の体力を吸うゴキブリなんてグロすぎでしょ。食事中の人だっているのよ?」 ロー「さっさと消滅しないと闇の剣にイービル以上の反動ダメージつけて回復量帳消しにしてやる!」 ガフ「…お前、そンなことができる社員様ならメリアもっと強化してやれよ」 ベイオ「微妙騎士団の嫉妬がすさまじいな」 ヴォル「死ね」 メリ「変態」 ロー「さっさと消えないと4章に入るまでに炭鉱都市ゴルランドの存在自体消すぞ!!」 ザル「……」 ヴォル「さっきからそこで突っ立ってる貴様!お前は何だ? 流派は?」 ザル「破壊魔剣です」 メリ「あー」 ロー「うーん…」 ヴォル「お前は見込みがあるな。我々、剛剣の眷属にしてやるから元気出せよ」 ザル「どういう意味だよ!」 16 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/27(木) 05 19 31 ID nR4bVZsw0 ラム「お腰につけた騎士剣をひとつ私にくださいな」 メリ「刑法235条、他人の財物を窃取した者は窃盗の罪とし、10年以下の労働八号、又は50万以下の弟の仇に処する」 ラム「今回は盗るんじゃないから!だって僕たち、仲間だろ?」 メリ「最初のディフェンダーだけでは飽き足らず、今度はセイブザクィーンまで取り上げようって言うの?」 ラム「武器を盗む」 メリ「あっ、ちょっと返してよ!やっぱり盗むんじゃないの!」 ラム「ちゃんと返すから。そんじゃ」 メリ「…神よ、あの金髪に天罰を与えたまえ…」 労働「何してるんですか?」 メリ「お祈り。労働八号は神様は信じる?」 労働「信じますよ」 メリ「それは意外ね。フェイス0で定評のある鉄の塊が」 労働「神様でも信仰しないとやってられませんよ。さんざんこき使いやがって」 メリ「相当ストレスが溜まっているみたいね…」 労働「普通の労働だけならともかく、踊れとかなんだよ!クソが!魔道士や話術士はいるのになぜ社労士がいない!」 メリ「私なんて装備品取り上げられて、今は『服』だけ…。いくら戦闘に参加させないからって…」 労働「ちょっと逆らったら体罰+3時間説教さ。こっちからすればレイプされた心境だよ。立場という力で押さえつけられてさ…」 メリ「セクハラパワハラが酷いリーダーなんて最悪よね」 労働「だれかがあの独裁者を何とかしないと…」 メリ「労働八号、ラムザをやっつけろ☆」 労働「だからこき使うんじゃねーよ!」 18 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/02/05(土) 22 27 01 ID AITGnAgU0 メリ「zzz…」 イズ「俺の名前はイズルード・ティンジェル!イケてる姉のイケてる弟さ!」 メリ「zzz…」 イズ「今俺は、イケてる姉のイケてる寝室にお邪魔してイケてる寝顔を堪能しているところさ!どうだ羨ましいだろ?」 メリ「zzz…」 イズ「姉さんも無防備だなぁ。簡単に眠っちゃって。今は亡きダーラボン先生の物真似を使わずして寝顔を見れるのは俺だけさ」 ダー「まだ死んでねーよ!」 イズ「おっと、お前らどうせ実はローファルでしたーなんてオチだと思ってんだろ? これを見ろよ!この緑のフードを!」 メリ「zzz…」 イズ「姉さんはローファル名義の時は残虐モードの青フード。普段の姉さんは緑フード。つまり今はただのオ・ン・ナ☆」 メリ「zzz…」 イズ「って冗談だよ。姉さんがローファルみたいな変態ブルーカラーと同一人物なわけないじゃないか」 メリ「zzz…」 イズ「姉さんはあんな低所得者などではない!見ろよこの豪華な装備を!立派な乳房を!どうみてもいい女だろが!」 ロー「なぜ私が社会の底辺みたいになっている!?」 メリ「イズ…ルード…」 イズ「いやぁ…寝言で名前が出てくるなんて愛されてるなぁ俺」 メリ「どうして…死んでしまったの…」 イズ「……」 メリ「どうして…」 イズ「…ははは、姉さんより先に死ぬ弟なんてイケてないよなぁ…。逝く前に寝室に潜り込むなんてローファルだよなぁ…」 ロー「なぜ私が変態の象徴みたいになっている!?」 イズ「…でも逝く前に姉さんと会えてよかったよ。最期に見たのが父親が変態に変態するシーンとか成仏できんわ」 ダー「…気はすんだか?」 イズ「そろそろ眠るよ…」 20 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/02/10(木) 01 00 23 ID UDTg4ocx0 ヴォル「おい、そのシャンタージュはどうしたんだ? 男か?」 メリ「別にどうでもいいでしょ」 ヴォル「お前は自分へのご褒美で香水を買うような空しい女ではないだろ。どこの男だ? 金品で娘にちょっかい出そうなんて許せん」 メリ「…拾ったのよ」 ヴォル「嘘つけ!そんなもんがポンポン落ちてたらみんな考えることをやめるぞ!」 ラム「またムスタディオか!?」 メリ「また面倒な人が入って来た…」 ラム「メリアドール、お茶淹れて来てよ」 メリ「嫌よバカ」 ヴォル「ピスタチオだかピュアオディオだか知らんが、そいつの仕業なのか?」 ラム「あいつには前科があるからな。横領までして女に貢ぐキチガイ好色漢さ」 ムス「まぁ、お前みたいな守銭奴には一生理解できないだろうな」 ラム「なんだと!チンカスみたいな顔してお前マジチンカスだな!お前はチンカスか?」 ムス「うるせー!俺に文句を言うな!傷つくだろうが!」 メリ(言えない…。今更自分へのご褒美に自分で買ったなんて言えない…) ラム「メリアドール、僕がお金で買えないもっと大事なものを教えてあげるからそんな香水捨ててこっち来なよ」 メリ「…それは嫌」 ラム「なっ…、それほどまでに君はチンカスのことを…?」 聖天使「カラダを取り戻したぞ」 ラム「ああっ!飛空挺の墓場でグダグダやってたらアルマが売女にッ!?」 ヴォル「何やってんだよまったく」 21 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/02/14(月) 01 11 49 ID M0RTmQLdO メリ「おじい様、こちらをどうぞ」 雷神「ん? これは何かな?」 メリ「チョコレートです」 雷神「えっ、本当に?」 メリ「グレバドス教には愛する人に手作りのチョコレートを贈る習慣がありまして」 雷神「どうもありがとう。それほどまでに私のことを…」 ラム(あのクソジジイ…。いつか死都ミュロンドで除名してやるッ…) メリ「ラムザ、はい」 ラム「何?」 メリ「チョコレート」 ラム「えっ、マジっすか?」 メリ「ラムザ愛してるわ。だから私は除名しないでね。除名ダメ。ゼッタイ」 ラム「ありがとう。マジで餓死する五秒前だったから助かったよ…」 ムス「俺は?」 メリ「ごめんなさい。異端者だからお店の人が売ってくれなかった」 ムス「いつも普通に買い物してるじゃないかよ!」 ラム「異端者が行ける店なんて普通じゃない怪しい店に決まってるだろ。楽市ラム座なめんなよ」 ムス「怪しい店でチョコ買えよ!」 メリ「おじい様、チョコレートをどうぞ」 雷神「えっ、私はさっき貰ったが?」 メリ「糖尿病を患っていると聞きまして」 雷神「……」 メリ「クラウド、チョコレ…」 クラ「興味ないね」 メリ「…相変わらず無愛想な男ね。じゃあおじい様、これをどうぞ」 雷神「もうやめて!」 23 名前が無い@ただの名無しのようだ New! 2011/02/14(月) 12 39 54 ID eGMRYSEr0 イズ「なんで俺のチームって男子校なんだろ。ウィーグラフがうらやましいぜ」 姉さんの部下たちからチョコくれないかな。」 26 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/02/18(金) 01 10 45 ID RqtROo8aO フー「私の名前はフードマン!君の力が必要なんだ」 メリ「…誰?」 フー「私の名前はフードマン!君の力が必要なんだ」 メリ「フードにマスクつけたらもう何がなんだかわからないわね」 フー「このマスクは私の正体がわからないようにつけてるんだ。本意ではない」 メリ「で、フードマンが私に何か用?」 フー「世の中のフードに対する偏見を排除したいのさ。髪が見えないから何かダメーとか言う貴族の豚どもを撃滅したい」 メリ「髪が見えないからどうせハゲーっていう人もいるよね」 フー「教会一のフード美人であるあなたがいれば世界はきっと変えられる」 メリ「どうせあなたも私を利用しようとしているのでしょう?」 フー「…失礼ですが、私にはあなたが泣いているように見える」 メリ「……」 フー「あなたもフードで嫌な思いをしたのでしょう? 今、脱げばいいじゃんって思った奴全員星よ降れ!」 メリ「…確かにハゲ呼ばわりされたことはあったけど」 フー「そんなクズは地獄に招待してやろう…!髪型隠しましょう!フード出しましょう!」 メリ「……」 翌朝 メリ「あれ? フードマンは?」 ラム「あんな変態、エクスカリバー回収して除名したに決まってるだろ」 メリ「…ですよねー」 29 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/02/27(日) 04 47 46.91 ID Mj1lTVkEO クレ「これは驚いた。いつの間に裏切ったんだ?」 メリ「裏切ったのはそっちでしょ」 クレ「まぁ凡人には理解できないし」 メリ「剛剣使えないほうが凡人だと思うけどね。他2名は剛剣でガッツリ攻めてくるのに」 クレ「私はカレーに入ってる福神漬けみたいなものだからな」 メリ「それって別に要らないってことじゃ…」 クレ「カレー相手に真っ先に福神漬けを狙ってくるようなプレイヤーなんて今時モテないから」 メリ「凡人ってことは認めてるのね」 クレ「私はどう考えてもあの2人と並んで立てるような強キャラじゃないからな」 メリ「バルクと仲良くしたら?」 クレ「あれは刺身に乗ってるタンポポみたいなもんだ。もう何がなんだかわからない」 メリ「給与はどっちが上なの?」 クレ「バルク。あのゴミ野郎、年齢給のおかげでローファルの次くらいに貰ってやがる」 メリ「ローファルの給料と髪型はどうなってるの?」 クレ「ローファルは団歴長いし、デジョン手当が付く予定だから相当高額になるはず。髪型はお前が言うべきことではない」 メリ「まぁ、近々神殿騎士団内で組織変更があるらしいから待遇も変わるかもね」 クレ「えっ、その話詳しく聞かせてくれないか?」 ラム「いいから早く戦え!」 30 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/03/05(土) 23 09 19.54 ID aKGoMmY2O ヴォル「娘にヴォルマルフ様と呼ばれたい」 ロー「何を言い出すんですかヴォルマルフ様」 ヴォル「お前が呼ぶな!」 ロー「そんな他人行儀な呼び方、私は嫌ですけどねぇ」 ヴォル「あの気丈な娘に尊敬されたい献身されたい畏怖されたい。そういうのをひっくるめてヴォルマルフ様と呼ばせたい」 ロー「考えが異常だからバカにしたいけど、変態と呼ぶにはソフトすぎるし、もう何なんですかあなた」 ヴォル「娘に尊敬献身畏怖されるにはどうすればいい?」 ロー「無理ですね。それ以前になめられてますよ、あなた」 ヴォル「私の誕生日は夏だし、どうにかヴォルマルフとサマーを同時に発言させられないかな?」 ロー「…それで満足っすか?」 ヴォル「だって他に方法ないだろ?」 ロー「私は父さんと呼ばれたいですけどね」 ヴォル「父さんは大変だぞ。思春期に嫌われるし、一生結婚できないしな」 ロー「じゃあ立場交代しますか。私、フードつけてるから娘さんに尊敬されてますよ。私も出世できるし」 ヴォル「えっ、そうなの? じゃあ交代してみるか」 ヴォル「今日からお前の親父はローファルで、私はエリートなフード騎士な」 メリ「わかりました。フード先輩」 ヴォル「ああっ、なんか違うッ!」 33 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/03/15(火) 22 12 05.89 ID Ov+zvk4lO ラム「論点を変えよう。メリア頭部を見たことがある人って誰?」 メリ「うーん、イズルードかなぁ…」 ラム「なるほど。イズルードに聞けばメリア頭部の謎を解明できるんだな?」 メリ「そういうことになるわね」 ラム「問題はどうやって奴を生き返らせるかだ…」 メリ「それが出来たらとっくにやってるわよ」 ラム「ヴォルマルフに頼むか。僕の兄さーーーん!をゾンビ蘇生できるのなら息子もできるだろ」 メリ「でもあれ可哀相…」 ラム「メリア頭部を知り得ない国民達の方がよっぽど可哀相だよ」 ラム「…というわけでイズルードを生き返らせて」 ヴォル「無理」 ラム「じゃあ死ね」 ラム「…ヴォルマルフを殺してしまった。これでイズルードはもう帰ってこない…」 メリ「よく考えたら父さんは私の髪型知ってたかも。そりゃそうよね。父さんだもんね」 ラム「それを早く言えバカモノ!」 メリ「うまく泳がせておけば弟を生き返らせてくれると思って」 ラム「悪女め…」 イズ「ふあーあ、よく寝た」 メリ「あっ、生きてた」 ラム「おはようイズルード!メリアの髪型教えてくれ」 イズ「ここ数年は見せてくれないんだよなぁ…。逆に聞こう、姉さんの髪はどうなってるの?」 ラム「じゃあ死ね」 36 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/03/24(木) 02 06 26.67 ID 6ydaJPz9O メリ「まさか侯爵がバケモノだったなんて…」 ラム「おそらく奴の言っていたことは真実だ。だからきっと君の父親は…」 メリ「……」 ラム「…一緒に来るかい?」 メリ「…ええ。ただその前に…」 メリ「私、神殿騎士団を辞めようと思う」 ヴォル「…何?」 メリ「どうしても他にやりたいことや知りたいことがあって…」 ヴォル「…そうか、それは仕方ないな」 バル「なんだお前、辞めるのか?」 メリ「ええ。あなたには特にお世話になってないけど今までお世話になりました」 バル「お、おお。まぁ挨拶ってそんなもんだよな」 ロー「あなたと会えなくなると寂しくなりますね」 メリ「私もですよフード先輩。あなたはいつまでも私のフード先輩ですよ」 クレ「イグーロスに行く時はドーターに寄れよ」 メリ「(無視)それじゃ行ってくるね、イズルード。私、絶対に仇を討つからね」 イズ「……」(イズルードは死亡している) ヴォル「誠に残念だが、お前のやりたいようにやればいい。だってお前の人生なんだから」 メリ「ありがとう、父さん…」 メリ「…というわけで、同僚に挨拶を済ませてきたから私も行かせて。父がどうしてそうなったのかが知りたいのよ」 ラム「挨拶する前に聞けよ!」 41 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/04/04(月) 00 03 03.10 ID ogHo4ecRO ラム「神様は不公平だよなぁ」 メリ「どうしたのウィーグラフ」 ラム「いやラムザだけどさ、この世は不平等にできてるなぁと思ってさ」 メリ「貴族がそんなこと言ったら石投げられるわよ」 ラム「だって貴族ってだけで嫌われたり石投げられるんだろ? 理不尽の極みだ」 メリ「貧しい人はもっと理不尽な思いをしているのよ」 ラム「君は貧民なのか?」 メリ「普通」 ラム「うん、普通っぽい」 メリ「父さんの稼ぎはかなり普通」 ラム「君はたしかベルベニアとかいうベッドタウンに住んでたんだっけ?」 メリ「いえ、ミュロンド寺院だけど」 ラム「なんだ田舎者か」 メリ「…なんですって?」 ラム「だって島人なんだろ?」 メリ「日本だって島国でしょ?」 ラム「どこだよそれ」 メリ「ミュロンドは海が綺麗だし、自然のエネルギーを強く感じることができるパワースポットよ。まさに聖地と呼ぶに相応しい」 ラム「地下鉄すら通ってない田舎じゃん」 メリ「まぁ、自然の少ない北天の人には分からないでしょうね。あなた達は自然をブレイクしすぎよ」 ラム「自然より都会の風景のほうが綺麗だけどね。ジークデンの高層ビル街の景観の美しさは田舎の人には分からないだろうな」 メリ「投石」 ラム「いたっ」 43 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/04/09(土) 00 58 46.06 ID thPk+yllO イズ「なぜ姉さんばかり強力な装備が支給されるんだろ」 クレ「団長のお気に入りなんだろ」 メリ「ねぇ、手合わせしましょうよ。新しい剛剣を覚えたのよ」 イズ「やだ。こっちは姉さんと違って装備が全然支給されないんだよ」 メリ「どういうこと?」 ウィ「みんな大事な装備を簡単に失いたくないんだよ」 メリ「失うのが嫌なら二個持てばいいじゃない」 クレ「贅沢なメリー様だ」 メリ「あなたが相手してくれるの?」 クレ「装備を失ってでも戦うのが男じゃないのか!相手してもらえよイズルード!」 イズ「てめぇ…」 ウィ「…ならば、私が相手をしよう」 クレ「おお!お前の聖剣技なら装備差を埋められる!奴の剛剣には気をつけろ!女尊男卑をぶっ潰せ!」 メリ「そういえば魔道士に剛剣使うの初めてかも。有効なのかしら?」 クレ「…今時聖剣技とか流行らないよな。剣を失ったら何もできないし」 ウィ「お互い様だろ」 メリ「なんなら三人で来てもいいわよ」 イズ「…マジで?」 クレ「イズルード!後ろから行け!奴はフードで後ろが見えない!」 メリ「まずはウザイ魔道士を狙って…」 クレ「たまには私もフードをつけてみるか。うん、悪くない!」 ウィ「…なぁ魔道士、私と手合わせしないか?」 45 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/04/11(月) 01 32 31.02 ID OUhSHKYGO ラム「メリアに星天爆撃打してよ」 雷神「彼女に何か恨みでもあるのか? 殺すぞ」 ラム「フードがなけりゃメリアだって今より人気だと思うんだ」 雷神「わかってないな!フードがあるから可愛いんだろうが!殺すぞ」 ラム「フードは個性的だし可愛いけど、トータルで損してると思うけどなぁ」 雷神「フードのないメリアなんて、すぐに服を脱がしたがるコスプレAVみたいなもんだ!本末転倒!殺すぞ」 ラム「メリアのコスプレAVはぜひ見たいな」 雷神「それってメリアが違うコスプレするAVか? メリアじゃない女がメリアの恰好をするAVか? 前者は見たい。後者も見たい」 ヴォル「ローファルが昔メリアドールのコスプレAVに出てたな」 ラム「男優側がメリアのコスプレしてどうすんだよ!」 雷神「結局お前はどうしたいんだ? 彼女を人気者にしたいのか?」 ラム「僕はフードを剥ぎ取ることを正当化したいだけだ」 雷神「なんだ最初から素直にそう言えばすぐに爆撃打してやったのに。殺すぞ」 ラム「アンタこそどうしたいんだよ」 雷神「星天爆撃打!」 メリ「!!」 オー「危ないッ!星天停止ッ!」 メリ「ありがとう、オーランさん」 オー「フッ、当然のことをしたまでさ」 雷神「オーラン殺すぞ!」 53 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/04/16(土) 22 02 55.54 ID AfBhpjgVO ラム「メリアドールが心を開いてくれない」 ムス「まぁ、元々敵対してた立場だからな。やりにくいだろうな」 ラム「こっちは勘違いで襲って来た過去なんて全然気にしてないのに」 ムス「むしろ身ぐるみ剥いだりしたこっちが心苦しいな」 ラム「もっと仲良くなるにはどうしたらいいんだろう。主にスキンシップとかしたい」 ムス「隊長命令で触らせてもらえ」 ラム「仲良くなりたいって言ってんだろ。僕は健全に、一緒にチョコボ二人乗りとかして身体密着ドライブとかしたいんだよ」 ムス「チョコボ二人乗りによる衝突事故で年間1万人を超える死者を出しているんだぞ」 ラム「そんなに人生破滅者がいるのか」 ムス「無難に教会巡りとかにしとけ。教会関係者だから修道女だろうし」 ラム「前線でガンガン破壊する修道女とか時代を先取りしてるな」 ムス「相手が修道女なら、自分を不幸な人間と装えば慈悲を与えてくれるかもしれないな。おっぱいぐらい触らせてくれるんじゃね?」 ラム「それは名案だ!スケベディオは目のつけどころが違うな」 ムス「やっぱり触りたいだけじゃねーか」 ラム「ああ…、僕は不幸だ。妹がさらわれて、兄がゾンビ化して、ムスタディオをやっつけた…」 メリ「ドンマイ」 55 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/04/20(水) 01 44 27.37 ID osv3i/UUO ラム「この前、屋根から現れたソーサラーとはどういう関係なんだ? 君と因縁があるような感じがムカつくんだが」 メリ「ああ、あの裏切り者ね」 ラム「いや、裏切ったのは君だろ」 メリ「よく期待を裏切るのよ。体力もないし、影が薄いし、ゾディアックブレイブでもないし…」 クレ(あの女、言わせておけば…) メリ「けど、根はいい人なのよ」 クレ(…えっ?) ラム「道端に罠仕掛けるような奴だぞ」 メリ「でもケガはなかったでしょ。彼は絶対に人を殺したりしないもの。毎回詠唱はするけど絶対に発動したりしないし」 ラム「発動する前にやられてるだけだろ!」 メリ「仲間が倒れたら治療役に移るしね。私は好きか嫌いかで言えば好きよ」 クレ(メリアドール…、お前は私のことをそういう風に思って…) ヴォル「私のことも褒めろ」 メリ「もう!クレティアンを見習って影でこっそり聞いてなさいよ!敵陣営の会話に入ってこないで!」 ヴォル「ここで会話に踏み込んで来れないからあいつは影が薄いんだ」 クレ(うるさい死ね) ラム「職場の雰囲気が良さげな神殿騎士団に嫉妬…」 メリ「話をまとめるとクレティアンは弱いから寺院で戦う時は一番に狙うのがおすすめ」 クレ「やっぱり裏切り者め!」 59 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/04/26(火) 02 42 46.93 ID qoCI1pEr0 ヴォル「好きな動物はなんだ?」 メリ「いきなり何よ」 ヴォル「あくまでも好きなアニマルだからな。人間はダメだぞ。好きな人がいるならそれはそれで聞きたいが」 メリ「いきなり好きな動物って言われてもね…」 ヴォル「言っておくが、鬼とか天狗とか竜とかファンタジー系もダメだぞ。あくまで動物園で見れるアニマルな」 メリ「わかってるわよ。っていうか鬼とか逆に見たいんだけど」 ヴォル「いつも地獄の鬼の首ごと武器をへし折るくせによくそんなことが言えるな」 メリ「あれはただの詠唱、物の例えよ。地獄の鬼の首折る刃の空に舞う無間地獄は100パー無実」 ヴォル「あと、コアラとかカンガルーとか可愛い系はなしな。騎士たるもの、常に逞しい動物に目を向けねば。例えばライオ…」 メリ「じゃあサル」 ヴォル「サルは類人猿とか言うし、ほぼ人間だからダメだな。あんなサルみたいな人には興味を持ってはならん。他にあるだろ。例えばライオ…」 メリ「じゃあカバ」 ヴォル「そうか。そんなにライオンが好きか。今すぐライオンに会いたくないか? 今まで隠してたんだが、実は私の正体は…」 メリ「私、ライオンアレルギーだからライオンだけはダメなのよ…。幼い頃に二足歩行のライオンを目撃して、トラウマというか気持ち悪くなって…」 ヴォル「……」 61 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/04/30(土) 01 35 12.49 ID dw+L9rQE0 次兄「なぜ父上を殺したーーー!兄上ーー!」 長兄「うるさい!やかましい!暑苦しい!死ね!弟よ!」 弟「兄さーーん!」 長兄「!?」 次兄「ラムザーー!生きていたのかーー!」 弟「助けに来たんだーー!兄さんーーー!」 長兄「あーマジうるさい。まとめて死ね偽善者ども!不動無明…」 メリ「星天爆撃打!」 長兄「ぐはぁっ!誰だあーー!」 メリ「通りすがりの神殿騎士よ」 次兄「ラーームザーー!誰なんだーー!」 弟「僕のーー嫁だあーーーーーー!」 長兄「神殿…? そうかあの時聖石を届けにきたフードのやつか!あっ、今日もフードか!」 メリ「それは別次元の人」 次兄「ラムザーー!バルバネスを殺した犯人は兄上だあーー!」 弟「わかったーー!嫁ーー!バルバネスを殺した犯人を殺せーー!」 長兄「神殿騎士ごときが北天最強…、天騎士をも倒したこの私に勝てるかな? 無双稲妻突き!」 メリ「くっ、さすがに手強い…。どうしてこういう時だけ、雷神は非番なのよ…」 次兄「ラムザーー!早くお前も上がって来いーー!」 弟「やだーー!僕は橋の下からーー!嫁のスカートをーー!覗くーー!」 メリ「冥界恐叫打!…これでなんとか無力化でき…」 長兄「ブリザガーー!」 メリ「えっ、今度は魔法!? 嘘でしょ!?」 次兄「無茶だーー!彼女はロングスカートだーー!」 弟「上昇気流よーー!奇跡を起こせーー!」 メリ「でも大丈夫、私にはセイブザクィーンとイージスの盾があるから打撃も魔法も防御面はバッチリよ」 長兄「なぜ神殿騎士ごときがそんな上等な装備を…くやしい…」 次兄「ここは城内だああーー!あきらめろラムザーー!」 弟「クソオォーー!長兄ーー!強甲破点突きしろーー!」 メリ「ルーンだかアークだか、わけのわからない騎士にセイブザクィーンが与えられるわけないでしょ」 長兄「貴様ーー!あの世ですべてのベオルブ家に詫び続けろーー!」 次兄「ラムザーー!長兄の剣はもう破壊されているぞーー!」 弟「クソオォーー!嫁の同人誌出ろオォーー!」 メリ「あーもう!ベオルブ家うるさい!」 63 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/05/07(土) 09 52 37.03 ID ibD+SwduO ラム「メリアフードを脱がしたくて仕方なくて死にたい」 メリ「相変わらず変態ね」 ラム「僕は別に変態キャラじゃないぞ。史実では紳士だ」 メリ「雷神ので我慢しなさい」 ラム「緑色の布とかをまさぐってメリアフードを脱がす感じをよく妄想するんだけど、何やってんだろ自分って思っちゃう僕の気持ちも考えろ」 メリ「やっぱり変態じゃない」 ラム「欲求が手に届かないって悲しいよな。僕はメリア頭部を物語上絶対に見れないし、プレイヤーは絶対メリアに会えないし。死にたい」 メリ「死にたいなんて言っちゃ絶対にダメよ」 ラム「この世界考えた奴は何考えてんだ。メリアを色々蔑ろにして、フード詰めにして…。あー煩わしくなってきた。自殺したい」 メリ「信じていれば夢はきっと叶う。あなたが前向きに生きる姿を見て、私も気が変わってフードを脱ぐかもしれないじゃない」 ラム「…そうか?」 メリ「大事なのは心。そうでしょラムザ」 ラム「どこの召喚士だ。まぁいい、君がそう言うなら信じる心を大切にして生きてみるよ」 ラム「神よ…メリアがフードを脱いで、プレイヤーがメリアに会えて、剛剣ダメージがメンテナンスを貫通するFFTを創りたまえ」 スクエニ「それはできない相談だよ…」 66 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/05/10(火) 21 31 57.86 ID rXk2SYvA0 今日初めて知ったが面白いなこのスレw メリアのフード下の話題はよく出るけど、攻略本に開発中っぽいメリアの顔グラがあって、 それには茶色の髪の毛らしき物体があるから少なくともハゲでは無いと思うんだ。 でこっぱちだけど。 67 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/05/10(火) 22 52 51.37 ID r8KutS2OO メリ「あなたが異端者ラムザね?」 ラム「おお!あの人すっげえ装備!フードにキャラビニエールか…。お前盗…もらって来いよ」 ムス「何かすげー剣持ってすげー睨んでるんだけど…」 ラム「よく綺麗なお姉さんが聖書持って勧誘来るじゃん。あれの新パターンだよ。お前は入信して脱いでもらうんだ。 66はどこの攻略本か教えるんだ」 メリ「私の名はメリアドール!弟の仇を討たせてもらう!」 ムス「…なんか殺す宣言されてるんだけど」 ラム「僕がちゃんとエールするから。キャラビニエールがんばれ超がんばれ」 ムス「どんだけキャラビニエールって言いたいんだよ」 ラム「メリアドールか。彼女は見た目も鎧も素敵な名前だな」 ムス「いいこと考えた。俺、あの人の仲間になってくる」 ラム「どうせなら仲間にしろよ」 ムス「俺があの人の仲間になって着替えさせて装備を横流ししてくる」 ラム「だから仲間にしろよ」 ムス「俺はラムザ隊に入って一週間で結構やばいレベルの痔になって手術したからな。こんな環境に女性を加えるのは可哀想だ」 ラム「痔はお前の問題だろ」 マラ「弟の仇? 何のことだ?」 メリ「お前達が殺したイズルードは私の弟!」 ムス「あっ!痺れを切らしたお姉さんとマラークが勝手に話を進めてる!」 ラム「マラーク調子こいてんじゃねえ!」 71 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/05/11(水) 11 38 37.56 ID +nPSLvfz0 前上げたアップローダーはすぐ流れてしまうみたいだ… ここなら見られるかな? http //www.gazo.cc/up/37027.jpg ←今は見れません 開発中は赤フードだったなんて 74 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/05/13(金) 22 57 29.99 ID Bhs5F/JFO ヴォル「みんな喜べ!神殿騎士団に新しい仲間が増えるぞ!しかも女性」 クレ「マジっすか!」 バル「このたび入団することになったバルクだ。よろしくな」 メリ「同じくメリアドールです。趣味はディバインナイトです」 クレ「…なんだ、娘さんっすか」 ロー「ディバインナイト受かったんですね。おめでとうございます」 メリ「ありがとうございます」 ヴォル「紹介しよう。そこのブルーハワイ味がローファル。そっちの一発屋がクレティアン…って面識あるから別にいいか」 メリ「そうね」 バル「いや、俺はないんだけど」 ヴォル「何か質問はあるか?」 バル「騎士団のモットーみたいなものがあれば聞きたい」 ロー「女性が加わりましたがオフィスラブはありですか?」 ヴォル「ダメだ!娘が欲しければ死ぬか諦めるか私を倒してからにするんだな」 バル「…具体的な俺の業務内容は?」 クレ「剣聖をけしかけて倒すのはありですか?」 ヴォル「却下に決まってんだろ!アホか!」 バル「俺の質問…」 ヴォル「では娘も加わったところで幹部会議を行う!テーマは男性の乳首の存在意義について」 ロー「女性側の意見にも期待ですね」 メリ「どんな会議よ!」 バル「おい!さっきから俺を無視するんじゃねえ!」 ロー「…どちら様でしたっけ?」 バル「メリアドールと同期のバルクだ」 ヴォル「娘の同期とかなんかムカつくから明日から来なくていいよ」 バル「ちょ…」 77 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/05/16(月) 01 28 27.14 ID 4aTWO5ZVO メリ「我と契約を結べ…」 聖石「……」 メリ「我と契約を結べ…」 聖石「……」 メリ「…どうして契約してくれないの…? 父さんはできて、どうして私じゃダメなの?」 聖石「いろいろと相応しくないからさ」 メリ「!!」 聖石「汝のような天空の花嫁をバケモノに変貌させたら萌えスレから苦情が殺到するわ」 メリ「ついに出てきてくれたのね、カプリコーン…」 聖石「サジタリウスです。ところで、どうしてそんなに我と契約したいんだ? そんなに人間をやめたいのか?」 メリ「力が欲しい…。私にも四章加入に相応しい圧倒的な力が欲しい…。だから私にも奇跡の力を…」 聖石「だろ? 不死身のルカヴィと契約すれば剣聖だろうが算術だろうが取るに足らないと思うだろ? 残念ながらそんなことはなかったぜ!」 メリ「じゃあどうすれば…。私はどうすれば剣聖を超えられるの?」 聖石「それを知りたくば我を倒すんだな!我はFFの象徴、クリスタル役も兼任している!我を殺せば様々なアビリティを継承できるはずだ」 メリ「そんな…。聖石は悪霊の神々に導かれし者達の進化の秘宝…。そんなあなたを殺すなんて私にはできない…」 聖石「痛みなくして変革などありえない!さぁ我の屍を越えてゆけ!そして伝説へ…」 メリ「…我に合見えし不幸を呪うがいい。星よ降れ!」 聖石サジタリウスの肉体は消滅し宝箱へと姿を変えた メリアドールは黒装束を手に入れた 84 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/05/21(土) 23 00 13.37 ID Urriy7F+O メリ「ラムザを倒しに行ってくるわ」 ヴォル「やめとけ。奴はベリア…じゃなくて何だっけあいつ。ああ、ウィーグラフか。あのウィーグラフでさえやられたのだ」 メリ「ベリアって誰? 私?」 ヴォル「違う。赤い制服の人だ」 メリ「開発途中の私がベリアってこと?」 ヴォル「違う。赤いメリアはメリアじゃない!勿論ベリアでもない!ベリアスって言いかけたの!」 メリ「魔人ベリアスって誰?」 ヴォル「…とにかく、今時若い娘が復讐のソードストーカーとか流行らないから絶対ダメだ。だいたい赤で負けた相手に緑で勝てるか」 メリ「赤いスイカより緑のメロンのほうが上等でしょ」 ヴォル「いや、赤のほうが強そうな感じがするぞ。そうだ、赤に対するは青だ。お前が行けローファル」 ロー「別に赤い人と対戦するわけじゃないでしょうが」 メリ「父さんが行けばいいじゃない」 ヴォル「私は赤や緑に負ける気はしないが、相手の色がわからんのが怖いな。私はラムザと会ったことがないからな」 ロー「別に色で対戦するわけじゃないでしょうが」 メリ「じゃあどうすればいいのよ…。これじゃイズルードが浮かばれないわ…」 ヴォル「息子も可哀想だが娘に死なれたら私が可哀想だ…。こうなったらアレを使うしかない…」 ラム「ここが自治都市ベルベニアか…。なんか今回『ベ』多いな…」 バルク「お前がラムザか!友達の弟の仇を討たせてもらう!」 ラム「誰だよッ!」 88 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/05/27(金) 00 50 47.00 ID CJz3YRgyO 唯一神「カラダを取り戻したぞ…」 メリ「はぁ…、そうなんですか…」 唯一神「私の名はアジョラ・グレバドス。いわゆる私は神だ。実体はまだない」 メリ「全然カラダ取り戻せてないじゃないですか」 唯一神「だから私はまだアルテマとかいうわけのわからん後付け設定のバケモノではないぞ。私は全知全能の神だ」 メリ「あ、あの伝説の聖アジョラ様が私の目の前に!? …なんてそんな話を信じると思うの? バカバカしい。ヴォルマルフは私の父よ」 唯一神「神殿騎士メリアドールのフードの中身は〇〇〇です。えっ、どうして知っているかって? だって神は全知全能ですから…」 メリ「すごい…。本物じゃないですか…」 唯一神「あっ、ちなみにヴォルマルフは実はお前の父ではないから」 メリ「えっ、そうなの?」 唯一神「…と、このように私ぐらいの全知全能になれば、世界に戦争を起こすことも、平和をもたらすことも自由自在なのだ」 メリ「すごい…。神よ…、我々神殿騎士団の理想の実現のために力をお貸しください…」 唯一神「いいけど、じゃあフード脱げよ」 メリ「嫌よバカ」 翌朝 メリ「あれ? 私が昨日連れてきた聖アジョラ様は?」 ヴォル「ああ、聖アジョラなら子供の教育上良くないから除名したよ」 メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの…?」 91 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/05/30(月) 00 03 24.02 ID IX5nBWA7O ヴォル「父と娘が同じディバインナイトって何かいいよな。一子相伝みたいで」 メリ「あと一人よくわかんない人もいるけどね」 ロー「そ、それは暴言でございましょう!」 ヴォル「ソーサラーなんかより、お前とローファルの三人で異端者との寺院防衛戦やりたかったよ」 メリ「魔法なんて見た目と設定がハデなだけで実際は大したことないもんね」 クレ「それは剛剣でございましょう!」 ヴォル「魔法も剣も使うローファルはなかなか優秀な部下だ。さすがNo.2」 メリ「でもNo.2って、いつも悪い事を企んでるのよね」 ロー「それはロープレでございましょう!」 ヴォル「イズルードはいい子だったが死んでしまったからな…」 メリ「何言ってるのよ。イズルードなら私の目の前にいるじゃない」 イズ(それは亡霊でございましょう…) メリ「バルクは見た目は悪そうなのに実際は可哀想なところが可哀想よね」 ヴォル「いや、あいつは実際悪いぞ。あいつには悪い心しかないから悪い魔物しか懐かないんだ。あれほど邪悪な奴を見たことがない」 バル「それでは法廷で会いましょう!」 ヴォル「ウィーグラフは貧乏だから店で安売りしてたらすぐ暴動起こすし」 ウィ「それはバーゲンでございましょう!」 メリ「…よく考えたら神殿騎士団ってまともな人いないわね…。こんな連中がまともに社会貢献できるとは思えないし、いっそ異端者に寝返ろうかな…」 ヴォル「そ、それは暴言でございましょう!」
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101 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2007/12/24(月) 23 53 55 ID JpHMokf8O メリ「あははっ!メリークリスマス!」 ラム「どうしたの?」 メリ「今日はクリスマスイブじゃない!さらに私の誕生日!こんなに愉快な日はないわ」 ラム「そうですか」 メリ「ちょっと暗いわよ、ラムザ!メリアクリスマース!なんちゃって」 ラム「混乱してるの?」 メリ「なにちょっと引いてるのよ。最近ちょっと鬱入ってたから、今日はテンションあげてみました!」 ラム「暗縛符」 メリ「…そこまでして邪魔しますか」 ラム「磨羯→2→暗縛符」 メリ「いやいや、そんなピンポイントな算術ないから! 今年はサンタさん来てくれるかしら?もう15年くらい来てくれないのよねー」 ラム「…サンタさんとか勘弁してくださいよ。もう大人なんだから空気読んでくださいよ」 メリ「あ……ゴメンナサイ……(…しまった、また空気読めてなかった…)」 ラム「みんな疲れてんすよ。もう寝ますよ」 メリ「…お休みなさい…(ハァ…またやっちゃったわ…)」 次の日 メリ「…うーん、もう朝かぁ。…ん?何かしら、このン・カイの腕輪は?」 ラム「サンタさんでも来たんじゃないっすか?よかったですね。それで混乱しませんよね」 メリ「…サンタさん来てくれたのね…ありがとうサンタさん(装備しないけど)」 ラム(皮肉が通用しねえ!?FAITH高すぎるのも考えものだな…) 105 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2007/12/27(木) 01 24 31 ID YLL8oWmIO メリ「もうすぐドーターに着くわね。神殿騎士時代の貯金で買い物でもしようかな」 ラム「今から給料支給しまーす。お金欲しい人よっといでー」 メリ「あっ、ここって給料制だったんだ。やった!」 ラム「はい、メリアドール。お疲れ様」 メリ「ありがとうラムザ!……って500ギル?」 ラム「えっ?少ない?最近は資金不足なんで勘弁してくださいよ」 メリ「…いえ、充分よ。洋食レストランに500ギルランチでも食べに行くわ」 ラム「OLじゃないんだから…、それにしても少ないって、神殿騎士時代は毎月いくら貰ってたの?」 メリ「…それなりに貰ってたけど、なぜか弟より少なかったわね…」 ラム「じゃあ貯金あるんじゃないですか?カンパしてくださいよー」 メリ「(…しまった!)ゴメン、これだけは勘弁してー」 ラム「手裏剣買う金すら惜しいって状況なのにアナタって人は」 メリ「…そんなこと言われたら断れないじゃない…。うぅ…なんで給料日に貯金がなくなるのよ…」 ラム「最近人手も不足してるから汎用雇わないといけないんで、ご理解ください」 メリ「それはアンタが無闇に除名するからでしょ!」 107 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2007/12/28(金) 04 28 09 ID 4fHERrMBO メリ「…そういえばベルベニアで私から盗んだ装備品ってどうなったの?」 ラム「香水以外骨肉店に売っちゃった。香水はアグのお気に入りだから返さないよ」 メリ「…まるで追い剥ぎね」 ラム「だって君が話も聞かずに襲いかかってきたんだし。しかも剛剣で」 メリ「…それは悪かったわ。でも持ち物を剥ぎ取ろうとする相手をあなたは信用できる?」 ラム「…確かにできないです」 メリ「でしょう?ましてやルカヴィなんて言われてもねぇ…」 ラム「本当に反省してるの?もしかして逆ギレ?」 メリ「…生意気言ってすみません。反省してます…」 ラム「バーーカ」 メリ「本当に反省してます…(クッ…!)」 ラム「おーまえのとーちゃんハシュマーリムー♪」 メリ「私は何をされてもいい…、けど家族のことは勘弁して…(;_;)」 ラム「じゃあ、アラグアイ行って、忍者から武器をキャッチしつつ装備品とギルを盗んで来て。一人で」 メリ「…まるで追い剥ぎね」 ラム「君が先に剛剣で僕のプラチナヘルムを破壊したんじゃないか。それで弁償して欲しいね」 メリ「…じゃあ私の香水も売ればいいじゃない…(;_;)」 108 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2007/12/30(日) 04 25 14 ID CF+Xe27TO メリ「…何この洞窟?真っ暗で何にも見えないわ……」 「……」 メリ「あれ?みんなーー、いないのーー?」 「……」 メリ「うそっ!まさか私だけ置いてけぼり!?」 忍者「なんだ貴様は?」 メリ「何者!?」 忍者「まぁここの引きこもりみたいなもんだ。アンタこそ何者だ?」 メリ「…実は仲間とはぐれちゃって…」 侍「アンタの仲間らしき人間を何人か見かけたけど、さっさと退散してったぞ」 メリ「…やっぱり…ハハハ…傑作だわ」 忍者「よくわからんけど苦労してるんだな…」 メリ「私、空気読めないから…あまり仲間に相手にされないのよ…」 忍者「かわいそうに…。いっそ俺達とここで引きこもらないか?」 メリ「…嬉しいけど、私にはやらなきゃいけないことがあるの」 侍「それは残念だな。でも応援はするよ。 夢も希望も失われた俺達のようにはなるなよ。がんばれ!」 メリ「うう…ありがとう…みんな…」 (入り口) ラム「おっ!メリアドール、無事でよかった! …ってどうしたの?その豪華なローブ」 メリ「親切な引きこもりさんがお土産にくれたのよ」 ラム「ふぅん、永久シェル+プロテスねぇ、とりあえず脱いでみよっか?」 メリ「…ハハハ、やっぱり私も引きこもろうかな…」 111 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/01/03(木) 19 28 47 ID 6pkNLOWJO 汎用「メリアはどうして、この軍に入ろうと思ったの?」 メリ「私は真実を知りたいのよ。そして今度こそ弟の仇をとるわ。必ず」 汎用「…もし、あなたの父親が弟の仇だったとしても、あなたは父親に剣を向けられる?」 メリ「…私が考えうる最悪のシナリオが真実であったとしても、私はただ眼前の敵を斬るだけ…。 例えそれが父であろうと…誰であろうと…」 汎用「…そっか、メリアは強いね。大丈夫そうで少し安心した」 メリ「…いいえ、私は弱いわ。頭では分かっていても、不安が拭い去れない… 私は父の絶対的な強さ、恐ろしさを知っている、それに…」 汎用「…それに?」 メリ「…もう一人いるのよ…、フードの神殿騎士…。蒼いフードを被ったディバインナイトが」 汎用「…メリアの他にフードファイターが?」 (一方その頃) ロー「……ヘァックションッ!」 ヴォル「どうしたローファル?風邪か?」 ロー「…誰かが私の噂でもしているのでしょう。心配には及びませぬ」 ヴォル「最近冷え込むし、体調管理には気をつけてな。今の私にはお前しか頼れる者がいない」 ロー「…勿体なきお言葉、恐悦至極に存じます」 ヴォル「さぁ、私が暖めてやろう。ちこうよれちこうよれ」 ロー「だ、団長…まだ昼間ですよッ……アッーーーー」 113 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/01/06(日) 03 18 47 ID gDArzyxCO ??「…姉さん」 メリ「…えっ?誰かいるの?」 ??「姉さん、俺だよ…イズルードだよ…」 メリ「なっ!?バカなこと言わないで!!姿を見せなさい!!」 ??「酷いなぁ、俺のこと忘れちゃったの?」 メリ「い…イズ…ルード?どうして……」 ??「会いたかったよ…姉さん」 メリ「うぅ…イズルード!!生きていたのねっ!!」 ラム「残念でしたー、実は変装したラムザでーす!似てるでしょ?」 メリ「ぐすっ……ごめんねイズ…、私…何にもできなかった…あなたを守ってあげられなかった…」 ラム「あのー、もしもーし?ラムザでーす」 メリ「ぐすっ……ごめんね…、ごめんね……」 ラム(全然聞いてねー-) メリ「…どうして、ここにいるの…?」 ラム「…ごめんよ姉さん、俺…もう行かなきゃならないんだ」 メリ「…えっ!?」 ラム「…俺、もう死んでるからさ…逝かなきゃ…」 メリ「い、いや!逝かないで!!」 ラム「…がんばって姉さん。あっち逝っても応援してるからさ…。じゃ、そういうことで【ダテレポ】」 メリ「いやぁぁぁーーイズーーーーー!!! ………死してなお私のことを想ってくれていたのね…、私は生きる…あなたの分も!」 ラム「ふぅ…酷いめに遭ったよ…」 ムス「お前、あれは流石にやっちゃいけない悪戯だろ……」 115 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/01/10(木) 04 15 42 ID geYK9V7BO アグ「マスター、ミルク」 メリ「私も」 店主「アイヨー」 アグ「…ふぅ、今日も雷神大活躍だったな…」 メリ「ホントね。相変わらず全剣技はズルいわ」 アグ「そもそも聖剣技と暗黒剣の両方を使うのは人としておかしい」 メリ「そうよね。聖剣を持ってるくせに神に背きし…とか言っちゃってるし。バッカみたい」 アグ「これ以上ご老体に無理をさせるのは忍びない、という訳で…」 メリ「共同戦線といきますか?」 アグ「かといって相手は雷神様…二人がかりでも勝てるかどうか…」 メリ「大丈夫。あなたが囮になって、その隙に私がエクスカリバーを破壊すればいいのよ。 剣聖も剣がなくなれば所詮ロートル。ただのジジイでしかないわ」 アグ「ちょっと待て!それだと私だけが危険じゃないか!ズルいぞ」 メリ「あなたはHPと回避率が取り柄でしょ?囮役にピッタリじゃない」 アグ「ぬぬ…言わせておけば!貴様は壊すことしか能がないではないか」 メリ「何ですって!やる気?」 店主「お客さぁん、暴れるなら外でやってくだせえ」 アグ「表に出ろ」 メリ「上等!」 雷神「おい!二人とも何をモメとるんだね?原因は何だ?」 アグ メリ「お前だよ」 119 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/01/17(木) 12 39 03 ID 8up6Aur6O 強甲「さて、PSP版で強化された剛剣だが、どれが一番使えるか決めようではないか」 星天「間違いなく俺だな。シーフの帽子破壊によってスピードも同時に減らせるんだぜ」 冥界「いえ敵を無力化させるなら私が一番よ。最近の若者は武器に頼りすぎなんだから」 咬撃「…どうせ僕なんか……」 冥界「何泣いてるのよ咬撃氷狼破」 強甲「ほっとけよ。一番使えないのは明らかだからな。ダメージ低い、JP多いで最悪」 冥界「そんな言い方ないじゃない。カエルにしたいけど百八装備なもどかしい相手には必要でしょ」 星天「そんな局面ねーよ」 強甲「それにしても正反対な性能の俺がやっぱり一番だな☆」 星天「でもこのまま俺だ私だ、って言ってても決まらねーぞ」 冥界「あっ!見て!メリ姉の前に弱ったミノタウロスがいるわ」 星天「ちょうどいいな。メリ姉がミノタウロスのトドメに使う技が一番ってことにしようぜ」 強甲「弱ったモンスター相手だから平等だな。よし乗った!」 咬撃「ぼ、僕にも可能性が!!」 メリ「ウエポンバッシュ」 ミノ「ウボァー」 剛剣「……」 130 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/01/26(土) 02 55 31 ID aE19EwCVO メリア16歳「ねぇ父さん!今日、教会の剣闘大会で優勝したのよ!」 ヴォル「ほう、さすがは我が娘よ。私は嬉しいぞ」 メリ「だから、そろそろ認めてくれてもいいんじゃない?」 ヴォル「…なんだと?」 メリ「私もゾディアックなんとかって一員にしてくれない?」 ヴォル「…貴様、聖石が目的か!?」 メリ「娘に向かって貴様って…。私だって戦いたいのよ!理想の実現のために!」 ヴォル「ならば私を倒してからにするんだな!」 メリ「何よ!まだ認めてくれないわけ!?剛剣はとっくにマスターしてるのよ!」 ヴォル「そもそもゾディアックなんとかを決めるのは私ではない。教皇猊下の一存で決定するものだ」 メリ「だったら父さんから頼んでよ。私、猊下苦手なのよ」 ロー「…それは無理ですね」 ヴォル「英知を備えておらぬ上、教皇への忠義の精神を持ち合わせていないとはな。まだ早い」 メリ「フン!もういいわ!いつか絶対見返してやるから!いいわね!」 ロー「おお、怖い怖い」 メリ「やかましい!」 131 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/01/26(土) 03 04 33 ID aE19EwCVO メリ(ハァ…イライラするわ!イズルードでもからかいに行こっと) イズ(う…美しいッ) メリ「イズ?何してるの?」 イズ「わわっ!姉さん!部屋に入る時はノックぐらいしてくれよ!」 メリ「??今、何隠したのよ?」 イズ「な…なんでもない!出てってくれよ!」 メリ「…そっか、イズも年頃だもんね。安心して姉さん誰にも言わないから」 イズ「ちょ、何か誤解してない?」 メリ「そう?それじゃ本当のこと教えてくれるまで姉さん帰らないから」 イズ「もう、仕方ないなぁ………これだよ」 メリ「…これって……もしかして聖石?」 イズ「…今日父さんがくれたんだ。姉さんには黙ってろって言われたんだけど…」 メリ「父さんが!?そ、そうなんだぁ…。イズも新生ゾディアックなんとかってことよね…?」 イズ「…もしかして怒ってる?」 メリ「ぜ、全然怒ってなんかないわよー!ぜんっっぜん!!」 イズ「ヒィッッ!」 メリ「よ、よかったじゃない…認めてもらえて…」 イズ「姉さんも、いつか認めてくれるって!俺より強いんだからさ」 メリ「生意気言わないっ!」 イズ「ヒィィッ!」 ロー「…失礼ですが、私にはあなたが泣いているように見える…」 メリ「実現することの難しさを知らぬお前に何が分かる!」 135 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/01/27(日) 23 19 17 ID hGdMBthOO ヴォル「おい、メリメリメリアドール」 メリ「何のコーナーよ…それ」 ヴォル「紹介しよう、新しく神殿騎士団に入ったウィーグラフだ」 ウィー「ウィーグラフ・フォルズだ」 メリ「私はメリアドールよ。あなたが例のローファルが連れてきた人ね」 ウィー「我々は我々の子供達の未来を築かねばならない…」 メリ「…はい?」 ヴォル「さっそくだが、お前にはウィーグラフに教会内の案内をしてやって欲しい」 メリ「えー!なんで私なのよ?イズは?ローファルは?」 ヴォル「イズルードは用事がある。ローファルはお前と違って忙しい」 メリ「じゃあ、お小遣い頂戴。働くんだから当然でしょ?」 ヴォル「……50ギル出そう」 メリ「話にならないわね。200ギルよ」 ヴォル「貴様を異端者にするのは簡単なことなんだぞ?」 メリ「お小遣いごときで娘を脅す気!?…100ギルでどう?」 ヴォル「70だ。それ以上は出せん」 メリ「……分かったわよ。それで手を打つわ」 ヴォル「頼んだぞ」 ウィー「……お前たちは本当に家族なのか?」 メリ「…私もたまに疑問に思うわ」 136 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/01/27(日) 23 21 24 ID hGdMBthOO メリ「案内って言われてもねぇ…とりあえず礼拝堂に行ってみる?」 ウィー「礼拝堂?そこで何をすると言うのだ?」 メリ「そりゃ教会なんだから、神への祈祷に決まってるでしょう」 ウィー「神だと!?神に何ができると言うのだ!?」 メリ「あのねぇ、ここはグレバドス教の総本部なんだから、あんまり滅多なこと言わないほうがいいわよ」 ウィー「ククク…弱い人間だからこそ神の奇跡にすがるのさ…」 メリ「はいはいイノセン症候群ね。じゃあ礼拝堂はやめて食堂にでも行ってみましょうねー」 ウィー「うむ、賛成だ!ここ数週間は豆のスープにすら、ありつけなかった…」 メリ「……あなたってホントにかわいそうな人なのね…。いいわ、今日は好きなだけ食べて」 ウィー「おい!!ここの食堂はどうなっている!!なぜ豆のスープがメニューに無いのだ!?」 メリ「うぅ…悲しすぎて、もう見てられない……」 イズ「父上!まさか教会の食堂でこんな分厚い肉を食べれるとは思いませんでした!」 ヴォル「やっぱり親子のディナーは良いものだな。好きなだけ食べなさい」 メリ「ちょっと!イズの用事って、ディナーのことだったの!?」 バルク「なぜ豆のスープが無いんだ!!」 メリ「やかましい!」 141 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/02/04(月) 03 51 14 ID 18rGJOgMO 女弓使い「あっ…あんっ…」 イズ「はぁはぁ……これが…ヴァルゴか…美しいッ」 ガチャ メリ「イズー、何して……えっ!?」 イズ「ね、姉さん!?」 メリ「お、お邪魔しましたー!【テレポ】」 イズ「あわわ…見られた…」 弓使い「…見られちゃったね」 イズ「…」 弓使い「…続きしよっか?」 イズ「…うん」 メリ(イズが女の子を連れ込んでいるなんて…。 まさか、あんな光景を目にするとは思ってもみなかったもの…) ヴォル「どうした娘よ。暗い顔して」 メリ「それにあの弓使い、確か私の隊の娘じゃない…。気まずいわ…」 ヴォル「気が触れたか?」 メリ「…何でもないわ。父さんはどこか出かけるの?」 ヴォル「イズルードに用事がある」 メリ「だ、ダメ!!絶対にダメ!」 ヴォル「なぜだ?」 メリ「お願い!今日だけは黙って退いて!!お願い!お願いします!」 ヴォル「なんだ、その執念は!?わ、分かったから顔を上げろ!」 メリ「大人になるって悲しいことなの…」 メリ(…はぁ、私は何をやってるのかしら…) 弓使い「ゲッ、隊長!?」 メリ「あっ!ご、ご機嫌よう…」 弓使い「ご、ご機嫌よう…」 メリ(ど、どうしよう…) 弓使い(部屋入る前にはノックぐらいしろよ) 143 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/02/10(日) 04 56 28 ID uJ0goEA8O ラム「メリ姉ー、助けてーー」 メリ「どうしたの?」 ラム「ダークベヒーモスが追っかけてくるんだー!助けてー!」 DB「マテー」 ラム「来たー!怖いよー!」 メリ「わ、わかったわ下がってなさい。パワーアップした剛剣を見せてやるわ!」 ラム「あっ、どうせなら密漁して」 メリ「はぁ!?剛剣なしで倒せっていうの?」 ラム「恨むなら自分か神様にしてくれ」 メリ「だったらいい武器まわしてよ!なんで私だけロングソードなのよ」 ラム「コイツで石化銃ができたら譲るからさ」 メリ「嫌がらせですか?」 DB「し ゃ く り あ げ る 」 ラム「キャー!来たー!」 メリ「冥界恐叫打!」 DB「グボッ」 ラム「あ!剛剣ダメって言ったじゃないっすかー。ハゲ」 メリ「弱らせただけ。トドメを攻撃ですればいいのよ。ってか余計なこと言うな」 DB「チクショー」 ラム「ダークベヒーモスをやっつけろ☆」 メリ「はいはい」 ズバッ DB「ウボァー」 メリ「レベルが低いザコで助かったわね……あっ!」 ラム「なに?」 メリ「良く考えたら私、密漁セットしてなかったわ…」 ラム「あーあ、そういうオチですか」 メリ「な、なんかゴメン…」 ラム「君の、現状の密漁業績だと降格も検討しないとなぁ」 メリ(異端者め…) 145 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/02/11(月) 22 40 08 ID X+rEYhNQO 【勝利条件:メリアのフードを奪取せよ!】 ムスタ「おーいメリア、フードに何かついてるよ」 メリ「えっ、本当?」 ムスタ「俺がとってやるよ」 メリ「触るな!!」 ムスタ「へっ?」 メリ「自分でやるからほっといて」 ムスタ「…でも」 メリ「いいから!!」 ムスタ「す、すみません」 ベイオ「こんにちは。今日はいい天気だね」 メリ「こんにちは、ベイオウーフ」 ベイオ「今日は君にプレゼントを持ってきたんだ。ほら、赤チョコボ印のバレッタだよ」 メリ「あら、綺麗な髪留めね」 ベイオ「ほら、俺がつけてあげるよ。フードとっていいかい?」 メリ「触るな!!」 ベイオ「へっ?」 メリ「どうして私なの?レーゼにあげたら?」 ベイオ「そ、そんなことどうでもいいじゃないか。ほら、つけてあげ」 メリ「良くない!いいからレーゼのとこに帰りなさい!!」 ベイオ「す、すみません」 雷神「メリア殿」 メリ「なにか?」 雷神「すまぬ、星天爆撃…」 メリ「冥界恐叫打ぁぁ!!」 雷神「ぐっ、見事…」 メリ「誰に何を吹き込まれて来たのか知らないけど、剣に迷いが見えるわ。帰りなさい!」 雷神「す、すみません」 ラムザ(なぜだ…。なぜフードが絡むと君は鬼になる?) 148 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/02/14(木) 13 47 02 ID q+EhYbnuO メリ(フフフ…今日はバレンタイン…。チョコをみんなに贈って好感度をあげるチャンス!) アグ「ラムザ…。こ、これを…」 ラムザ「ありがとうアグリアスさん!ちょっと意外だなぁ」 ラファ「はいラムザ、私もあげる」 ラムザ「ありがとうラファ。君もチョコみたいで美味しそうだね☆」 ラヴィ「ラムザ!あたしのも受け取ってー」 ラムザ「もちろんさ!お返し楽しみにしててね」 ムスタ「ちぇっ、ラムザばっかりか。羨ましいよ」 マラ「まったくだ」 メリ「ラムザ、チョコレート作ってみたんだけど食べてくれるかしら?」 ラムザ「感無量です、メリア姉さん」 ムスタ「あの影が薄いメリアまで…あいつ憎いほどモテるよなー」 マラ「まったくだ」 メリ「ムスタディオ、チョコレート作ったの。受け取ってもらえる?」 ムスタ「えっ!?ありがとう!今年は0を免れたー!」 メリ「ベイオウーフもどうぞ」 ベイオ「ありがとう」 メリ「おじ様もどうぞ」 雷神「かたじけない」 メリ(フフフ…、これでモテない男達も、少しは私に優しくするでしょ。完璧だわ) マラ「あのー、メリア。俺のぶんは?」 メリ「あっ、ごめんなさいマラーク。忘れてたわ」 マラ(ドキドキ) メリ「作るのを」 マラ「……」 154 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/02/20(水) 07 28 45 ID kR/SH2GqO 異端者ご一行は、呪われた島ネルベスカに来ていた。 島の中央部に建つ神殿跡に眠るお宝を求めて。 しかし発掘作業は予想以上に難航していて、島に着いてから今日で半年が経った。 私は何度も諦めることを提案したけど 異端者は意地になって一歩も退かない。 妹を助けにいかなくていいのだろうか。 「メリアー、ちゃんと手を動かしてよ」 作業中の異端者が私を促す。 「諦めたらそこで終わりなんだ!」 それっぽいことを言えて満足げな顔をする異端者。 諦めが肝心という言葉は知らないみたいだ。 「宝が見つかったら、私にも武器をまわしてよね」 私は腰にかけている古びた長剣に手を当てながら言い返した。 教皇から頂いた騎士剣は異端者に取り上げられ 今はこのロングソードが私の相棒だった。 「じゃ、こんなの発掘したからあげるよ。君なら使えるでしょ」 そういって異端者が私に押し付けてきた物は一本の汚れた黒い槍。 「…あのねぇ、せめて剣にしてよ」 それは安物のジャベリンだった。 どうせ邪魔だから処分したかっただけなのだろう。 「なんでジャベリ……ん?」 形状は市販のジャベリンと同じ物。 だが特別な加工が施されているのか、全体がやや黒く、艶がある。 細身だが刃は鋭そうだ。 155 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/02/20(水) 07 30 40 ID kR/SH2GqO 少し気になったので、ストレス解消を兼ねて試してみることにした。 私は槍を持ち、コッソリと発掘作業中の神殿から離れた。 神殿から少し離れたところに、巨大な木がある。 十数メートルに及ぶ大木は、当然根幹もかなりのボリュームがある。 「これでいいかな…」 両手で槍を構え、踏み込むと同時に突き刺す。 …驚いた。 堅固な幹を狙うわけなので、ある程度の反動を想定していた。 しかし突き刺さる際の反動が全くなく、槍は一瞬で大木を貫き通した。 まるで布に針を通す感覚のよう。 「…ウソ?」 魔力が宿っている? この貫通力は、とても普通の槍とは思えないものだった。 「これが、この槍の力だというの?」 驚愕が高揚へと変化していく。 これほどの逸品を手に入れたことが何より嬉しくて。 学校で槍術を履修しておいて本当によかったと思う。 (取り上げられないように気をつけないと) 「キャー! メリアー、助けてーー」 それは今、一番聞きたくない声だった。 神殿の方から聞こえたのは異端者の悲鳴。 さすがに無視する訳にもいかないので、声のもとへ急ぐ。 「どうしたの?」 「変な鉄球が襲ってきたんだ!」 怪しい文章に軽く脱力したが、本当に謎の鉄球と人間が乱闘していた。 156 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/02/20(水) 07 33 03 ID kR/SH2GqO 短い間に何があったのか、その場は惨憺たる光景だった。 魔物の死骸の山と共に、仲間達数名が倒れている。 今、部隊で最も腕の立つ老剣士が鉄球の相手をしているけど 相手が鉄の塊のせいか、かなり手こずっている。 戦況は良くないみたいだ。 でも大丈夫! 今の私には秘密兵器がある。 「私に任せて!」 私は槍を持って、鉄球のもとへ向かう。 「いや、槍はいいから上のを何とかして」 「えっ?」 意外な異端者の返答に戸惑いながらも上空を見上げると 柱の上に三ツ首の竜がいた。 高みから炎を吐いて生き残った仲間を襲っている。 その仲間達は高みに届く武器を持ち合わせていないためか、 石を投げつけて攻撃している。 どうみても分が悪そうだった。 高低差がありすぎて槍じゃどうにもできそうにないので 名残を惜しみつつ、私はいつもの長剣に持ち替える。 「星天爆撃打!!」 竜が炎を吐き出そうとする瞬間に、どこからか飛んできた刃物が命中した。 意外と弱っていたらしく一撃で絶命したようだ。 「あとは鉄球だけ!」 って……あれ? 意気揚々と槍に持ち替えようとしたけど、なぜか私の槍がない。 辺りを見渡すと、ジッと鉄球を見据える異端者の手に槍は握られていた。 157 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/02/20(水) 07 34 58 ID kR/SH2GqO 「人間の怒りってもんをーー」 異端者が意味不明なことを叫びながら 片手で槍を肩の高さに構えつつ助走し始める。 嫌な予感がした。 「見せてやるぜーー!!」 怒号と共に、槍は異端者の手から放たれた。 凄まじい早さで、真っ直ぐ綺麗に飛んでいく槍。 槍は鉄球の体を見事に貫通し、奥の岩壁をも物ともせず貫いていく。 槍は全てを突き抜け、水平線のかなたへと消えていった。 「……」 その場にいた全員が想像を絶する破壊力に絶句していた。 「ばかな…」 さすがの異端者も驚きを隠せないようだ。 どうせ安物の槍だと思って投げたのだろうから。 「そんな…そんなことって……」 私は全身の力が抜け、膝をつく。 せっかく手に入れた最強の槍…。 新しい相棒を失った喪失感で何も見えなくなった。 「うぅ…、私のジャベリン……」 私は涙を堪えることができなかった。 握っていた長剣を胸元に抱き、泣いた。 「…言っとくけどジャベリンはもともと投擲用の槍だからね」 全てを理解した異端者は、しれっとした顔でそんなことをぬかす。 「…投げやりな説明ありがと」 と、私も投げやりに答える。 「…まぁ人間、諦めが肝心だよ?」 ロングソード、またしばらくお世話になります。 160 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/02/21(木) 05 47 45 ID sKX4M+V9O 厄介なことになった。 私は今、暗い森の中を一人で歩いている。 新参者の私はまだ仲間達と上手く馴染めてなかったので 仲間達とは少し離れて歩いていた。 …で、いつの間にか仲間達とはぐれていた。 私も今は異端者の一員として追われている身。 一人の今、山賊や凶手に狙われたらひとたまりもない。 更にこの辺りには魔物も生息している。 とにかく私は神経を研ぎ澄ませながら慎重に歩いていた。 「おーい!メリアドール!」 遠くから聞いたことのある声がした。 振り向くと、少し小柄な青年がこちらに向かって走って来ている。 「よかったぁ……メリアドールがいて」 彼も異端者ご一行の一員。 見習いだけど一応古参の兵隊の一人で、当然私とも面識がある。 「大丈夫?他のみんなは?」 「実ははぐれちゃったんだ。 もしかしてメリアドールも迷子?」 ってお前もかい! 思わず心の中で突っ込む。 いつも異端者の周りをチョロチョロしてるくせに、どうやったらはぐれるのか。 「…でも良かったよ、メリアドールと会えて。 一人じゃ心細くてさ」 「私もよ。頼りにしてるからね」 ここで新たな問題が発生した。 こ の 人 の 名 前 な ん だ っ け? まずい、仲間の名前を覚えてないなんてバレたら気まずすぎる…。 161 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/02/21(木) 05 50 13 ID sKX4M+V9O 「俺みたいな見習いじゃ、多分お役に立てないよ」 「…そんなことないわ。 一人と二人では大違いだもの」 私は話を適当にあしらいつつ、ずっと彼の名前を思い出そうと努力していた。 …しかし、健闘むなしく全く見当もつかなかった。 (数分後) 「ラムザとは傭兵時代の同期なんだけど、アイツは何かと優遇されててさー」 いつの間にか彼の愚痴を聞かされている私。 悪いけど、彼の名前以外は全く興味がなかった。 なんとか名前を吐かせるように誘導できないものか。 「あなたとラムザで組んでいたの?」 「いや、俺とラムザとガフガリオン。 ガフガリオンってのは上司なんだけど…」 私は『俺』の部分が知りたいのよ! ……って、よく考えたら自分を名前で呼ぶわけないか。 一人称を名前で呼ぶ男なんていたら嫌すぎる…。 (数分後) 「……で、その戦いは俺が敵の武器を盗んだから勝てたわけよ!」 いつの間にか彼の武勇伝を聞かされている私。 必死で思い出そうとしている私にとって、それは耳障りでしかなかった。 「ガフガリオンのブラッドソードを盗んだのも俺なんだぜ」 はいはいそうですか。 …ん? ブラッドソード? …ブラッド… キターー(゚∀゚)ーー! 思い出した! そう確か彼の名前は…! 162 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/02/21(木) 05 52 52 ID sKX4M+V9O 「メリアドール! あれってもしかしたらラムザ達じゃないか?」 彼が指差す先には焚き火の明かりと、大きめのテントが見える。 遠目なので、詳しい様子は分からないが 何かの集団がキャンプしているようだ。 辺りはもう真っ暗だったので、仲間達がキャンプをしていてもおかしくはない。 「本当にラムザ達かしら? 賊か何かだったら…」 「よく見てみ、あのテント見覚えない?」 そういえば、ウチの部隊のテントには でかでかと『異端者』の三文字が描かれていることを思い出した。 そして今、遠くから見ているテントにも『異端者』の文字があることを確認できた。 あれは仲間達に間違いないだろう。 何を考えてるかは分からないけど、豪快な開き直りっぷりには感心する。 「何はともあれ、一見落着ね」 無事仲間とも合流できそうだし、隣にいる男の名前も思い出せた。 とりあえず一安心。 「でも俺達って、あまり話したこと無かったから、いい機会だったかもな」 何を言ってるんだか。 でも今は曖昧が晴れてスッキリしていたので、その言葉に素直に同意しておく。 せっかくだし最後くらい名前で呼んでみよう。 「行こう! メリアドール!!」 「ええ、行きましょう! ラット!!」 「……あのー、ラッドです」 167 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/02/29(金) 01 17 12 ID w2GTJa2YO ラム「今日こそはフードをとってもらうぞ!」 メリ「…まだ諦めてなかったの?」 ラム「フードを盗む!」 メリ「見切る!」 ラム「フードブレイク!」 メリ「装備武器ガード!」 ラム「投石!」 メリ「オートポーション!」 ラム「おまじない!」 メリ「あまり振り分け!」 (数時間後) ラム「はぁはぁ…」 メリ「ふぅ…本当にしつこいわねぇ…」 ラム「まだだ、まだ終わらんよ! 異端者騎士団カモン!!」 メリ「なに!?」 アグ「不動無明剣!」 メリ「うぐっ! 何をする!?」 アグ「私としても不本意だが、隊長の命には逆らえない」 シド「そういうことだ」 ベイオ「恨むなら自分か神様にしてくれ」 ラム「ククク…神殿騎士様も、さすがにこの3人にはかなうまい」 メリ「卑怯よ! くっ、体が動かない…」 ラム「格好にこだわって黒装束を装備しないからストップするんだよ」 メリ「いや…、来ないで…」 ラム「さぁて、フードの中はどうなっているのかな?」 メリ「いやぁぁぁぁぁ!!」 膠着状態に業を煮やした異端者は、前線に配置された騎士団をも動員して メリアフードの攻略を実行しようとしていた。 後世“はげ戦争”と呼ばれる大乱の始まりである…。 169 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/03/03(月) 04 43 29 ID SUIqNbtCO ラム「……」 メリ「……」 ラム(気まずいなぁ…) メリ「……」 ラム「あのー、質問していいですか?」 メリ「どうぞ」 ラム「処女ですか?」 メリ「いや、磨羯だけど?」 ラム「…そうですか」 メリ「……」 ラム「…って、星座の話じゃなくて、まだ未経験ですか?」 メリ「なんでそんなこと聞くの?」 ラム「……いや、なんとなく」 メリ「……」 ラム「……あーもう!息苦しいな!」 メリ「唐突に怒鳴らないでよ」 ラム「会話を広げてくださいよ!」 メリ「なら、もっと俗な話題にしてよ」 ラム「じゃあ、趣味は何ですか?」 メリ「…特にないけど」 ラム「いい加減にしてくださいよ」 メリ「ないものは仕方ないでしょ」 ラム「だから君の親父はライオンなんだよ!」 メリ「あなたの兄貴はヤギでしょ!?」 ラム「好きな食べ物は何ですか?」 メリ「…そうねぇ、焼売かなぁ」 ラム「てめぇいい加減にしろよ」 メリ「焼売の何が不服なのよ!?」 ラム「そっちこそ不服なら、たまには話題を振ってよ!」 メリ「そうねぇ、自分自身より大切なもの…それこそが愛だと思わない?」 ラム「アイスブランドって美味いよね」 メリ「食べ物の話は終わったの!」 175 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/03/05(水) 03 21 57 ID VHFpHjw4O メリ「はぁ…」 ラム「どうしたの?フードなんてかぶって」 メリ「……今、考え事してるからあっち行って」 ラム「冷たいなぁ、悩みがあるなら聞くよ。仲間じゃないか」 メリ「……なんで私って影薄いのかなぁ…って考えてて」 ラム「地味で人気ないからだよ」 メリ「……」 ラム「剛剣も中途半端な技だし」 メリ「……」 ラム「君の需要のなさは、このスレでの評言と過疎っぷりで証明されている」 メリ「そんなッ!需要があるからこのスレが立ったのよッ!?」 ラム「スレが立っても、事態を変えるだけの資質がない。それが君の限界だ」 メリ「そんな…」 ラム「君は現実から目を背けてるだけの子供なんだよ」 メリ「個人スレがないキャラが大勢いる中、私はまだ人気がある方だと思…」 ラム「2chの力を借りて手にした人気なんて偽物だ!君は裸の王様なのさ!」 メリ「!!!」 ラム「それにゲーム終盤に加入してきて、スレで何を語ると言うんだ」 メリ「加入時期なんてどうしようもないじゃない…」 ラム「だが、人気とは与えられる物じゃない。自分で勝ち取る権利だ!」 メリ「人気者になるにはどうすればいいの?」 ラム「フードを取ればいい」 メリ「結局それかい!」 183 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/03/06(木) 23 54 40 ID 8wkJ6wYNO メリ「父さん!ついに新しい剛剣を編み出したわ!」 ヴォル「何っ!?」 メリ「名付けて剛剣面手無(ごうけんめんてなす)!」 ヴォル「うさん臭い名前だな…」 メリ「メンテナンスをセットした相手にもダメージが入るのよ!」 ヴォル「それはすごいな」 メリ「ただ一つだけ欠点が…」 ヴォル「だいたい想像はつくが…」 メリ「メンテナンスをセットしていない相手にはダメージが入らないのよ…」 ヴォル「お前は器用なのか不器用なのか…」 ロー「ヴォルマルフ様、新しい剛剣を発明しました」 ヴォル「…お、お前もか?」 ロー「名付けて剛剣面手無視(ごうけんめんてむし)」 ヴォル「娘以上にうさん臭いぞ!?」 ロー「メンテナンスを無視して装備品を破壊します」 ヴォル「なんて掟破りな!?」 ロー「ただし欠点があります」 ヴォル「…言うなローファル」 ロー「ダメージが一切入りません…」 ヴォル「…情けない。私が編み出した破壊魔剛剣を見せてやろう」 ロー(厨臭い名前だな) ヴォル「HP、MP、AT、MAT、SPを一度に減殺できる」 メリ「すごいわ!厨性能すぎてシビれちゃう!」 ヴォル「ただしメンテナンスをセットしていると通用しない」 メリ(所詮、剛剣か…) 185 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/03/09(日) 23 58 56 ID sh6BrPbTO メリ「ゴホッ…ゴホッ…」 ラファ「どうしたのメリア?具合悪いの?」 メリ「だ…大丈夫…、少し頭が痛いだけ…ゴホッゴホッ」 ラファ「吐血してるじゃない!待ってて、白魔導士呼んでくるから!」 メリ「…本当に大丈夫…。私も、白魔法使えるから…」 ラファ「全然大丈夫そうには見えないよ!」 メリ「…清らかなる生命の風よ、天空に舞う無間地獄の百万由旬…」 ラファ「途中から剛剣になってるよ!」 メリ「…はぁ…はぁ、少し…横になれば大丈夫だから…2分だけ寝かせて…」 ラム「おーいメリアーん」 ラファ「ラムザ!メリアが大変なの!!」 メリ「…はぁ…はぁ」 ラム「…何かヤバそうだね」 ラファ「…どうせラムザがメリアの食事にモスフングスでも混ぜたんでしょ?」 メリ「ら…ラファ?何言ってるの?」 ラファ「知ってるんだから!いつもラムザがメリアにちょっかい出してるの!」 ラム「な、何を言って…」 ラファ「そういうオチなんでしょ!?今回はそういうオチなんでしょ!?」 ラム「ち、違う!僕は何もやってない!」 メリ「ち、違うのよラファ!実はさっき…」 ラファ「えっ?」 メリ「大虚空蔵に巻き込まれて…」 ラム「……」 ラファ「…ごめんなさい」
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(投稿者:LINE) 登録タグ一覧 【 AC Fランク LINE アリーナ登録機 ミグラント 四脚 回収屋 女性】 概要 画像クリックで服装詳細を表示(別窓) 傭兵ランク F パイロット名 メリアドール・ベルベニア 所属 - アリーナ 参加 職業 ミグラント(回収屋) 性別 女性 身長 158cm 年齢 - 設定使用条件 フリー 「西の荒野から東の砂漠地帯まで、お電話一本いつでも回収に伺いますっ」 「―――でも、どっちかって言うとハゲタカだよね。 私の場合はさ」 「回収屋」を生業とするAC乗り。 残骸から瞬時に利益率の高い部位を見分ける目利きと、その場で解体を行う“腑分け”と呼ばれる技能を有している。 主に傭兵のACと共に活動する随伴型の回収屋であり、戦場に発生する残骸類をリアルタイムで回収していく。 ビーハイブ等の汚染区域に赴くこともあるが単独行動は稀。アリーナに参戦することも滅多に無く、もっぱら回収三昧の日々である。 仕事柄、他の回収屋から疎まれていることから、取引き先とは懇意な関係を築くための営業努力を欠かさず、生来の明るさと人懐っこさも手伝ってそれなりに顔は広い。 よく立ち寄り先のガレージ内を、パイロットスーツのインナーにジャケットを羽織っただけのラフな格好でうろついている。 無自覚だが気を許した相手に対しては色々とサービス精神旺盛。 搭乗AC 機体画像2(クリックで表示) (C)1997-2013 FromSoftware, Inc. All rights reserved. 機体名 ウォーブラー 機体構成 タイプ 高機動高防御 四脚 ISONOKAMI mdl.1ARAGANE mdl.1SL/UAA-144-AM/LBA-160MURAKUMO mdl.1HA-111CC-121AC-202/LUKIFUNE mdl.1FA-108MAKIBASHIRA mdl.1ASAGAO mdl.1ASATORI mdl.1 武装 ライフルバトルライフル無人航空機(UAV)レーザーブレード ブレード カラーリング 【ALL FLAME】130/103/ 95 61/ 34/ 25100/100/100 255/195/199【ALL WEAPON】145/138/125 33/ 32/ 3080/ 78/ 64 145/138/125 精密作業用にチューンされた四脚型AC。 牽引している荷車のような半自走式カーゴ内部に回収した物資を保管する。 装弾数に優れた二種のライフルを携行するが、回収作業に主眼が置かれているため戦闘能力は低い。 大幅な余剰積載量を持つほか、ハンガーに解体作業用の各種ブレードを装備している。 関連項目 回収屋 登場作品 不法占拠者排除 No.032【マーヴェット撃退】(case2)
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250 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/06/07(木) 02 37 02.26 ID OfurdFekO ラム「メリアドール、見て見て」 メリ「それって、エクスカリバー?」 ラム「知らないおじさんから貰ったんだ」 メリ「知らないおじさんから物を貰っちゃダメでしょ。私が返してくるから渡しなさい」 ラム「いやー、何か弟みたいに言うね。いいね、僕は姉がいなかったから年上にそういう言い方されると凄く性的に興奮するね。渡さなーい」 メリ「渡しなさい」 ラム「やーだよ」 メリ「勝負しなさい」 ラム「なぜにッ!?」 メリ「エクスカリバーは伝説級の騎士剣。見習い戦士ごときが触っていい物じゃないのよ。扱いたければ私と剣聖を倒してからにすることね…」 ラム「やっぱりエクスカリバーが狙いか。君にはセイブザクィーンがあるじゃないか」 メリ「セイブザクィーンもディフェンダーも命の次に大切な愛剣だけど、エクスカリバーがどれほどの業物なのか少し触ってみたいのよね」 ラム「セレブ騎士め。そうやって君は贅沢ばかり言って育ったんだろうな。親に甘やかされてきたんだろうな。女子校とか行ってたんだろうな。ラクロスとかやってたんだろうな。あーイマジネーションが止まらねえ」 メリ「ベオルブ家の人間にだけは言われたくないわね。うちは別に貴族じゃないし、私は薙刀部だったし、装備品はほとんど自分の給料で買った物よ」 ラム「そういや君は意外と装備品に対するこだわりが強いよな。フードさえなければよかったのに」 メリ「むしろフードこそグッドデザイン賞でしょ?」 ラム「フードを脱いでくれたらエクスカリバーあげるよ」 メリ「…そう。どうせ手に入らないのならいっそ破…」 ラム「待て待てーい!わかったわかった!装備くらいならさせてあげるから!破壊は一番ダメ!」 メリ「うっ…、何この変な感じ…。これが永久ヘイストなの…?」 ラム「エクスカリバーの感触はどうだい? エクアドール」 メリ「エクアドルぐらいなら一人で滅ぼせそうな勢いがあるわ」 ラム「じゃあ、そろそろ返してもらおうか。ワガママ言ってもダメだよ。僕だって伝説の騎士剣をちらつかせながら表参道辺りを歩きたいんだ」 メリ「はい」 ラム「へっ? いらないの?」 メリ「何だか永久ヘイスト気持ち悪いし…。おじさんが使ってたっていうのも魅力を半減させてるし…。何よりデザインがスマートじゃないし…」 ラム「…うーん、そうなのか。女子の興味を引けない剣なんて僕には価値がないな。やっぱこんなゴミ返すわクソ」 雷神「てめえらいい加減にしとけよ…」 265 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/06/11(月) 01 47 36.13 ID 327QwarD0 メリ「えいっえいっ」 ベヒ「ヴァー」 イズ「姉さん…? 突然どうしたの」 メリ「見て分からない? ダークベヒーモスの密猟中よ」 イズ「誇り高きミュロンドの神殿騎士団が密猟など恥ずかしいと思わないのかッ」 メリ「密猟は合法よ。それを言うなら、毒を撒き散らしたどこぞのゴミの方が密猟なんかよりよっぽどまずいんじゃないかしらね」 イズ「でもなんでダークベヒーモス…」 メリ「バルクの誕生日までに間に合うように」 イズ「えっ」 バル「半年前から準備してもらえる俺超勝ち組w どうだ羨ましいだろうイケメンw」ドヤァ クレ「たしかダークベヒーモスって石化jいやなんでもないファーラム」 ベヒ「ヴヴァー」 メリ「よーし密猟完了、あとで毛皮骨肉店に行ってこようっと」 クレ「ところで6月6日は何の日かご存じですかなそこの麗しきフードのお嬢さん」 メリ「ああそうね、レザレスの命日だったかしら、ファーラム」 クレ「おおそうっだかファーラム…ってそうじゃなくて!」 メリ「冗談、分かってるわよ。五年後にもう一度いらっしゃい。まとめて祝ってあげるわ」 クレ「はい…そうですか……‥( A`)」 メリ「それまで犬死にしちゃダメヨー」 269 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/06/11(月) 23 58 46.66 ID kbMiaAwxO 船員「ミュロンド発ドーター行き、まもなく出航しまーす」 メリ「ベルベニアまで」 船員「遠ッ!」 弓「メリアさーーん!!」 召「待ってくださーーい!」 忍「我々もご一緒に!」 メリ「あなた達!どうしてここに…?」 弓「弟さんの仇討ちに行くのでしょう?」 召「我々も一緒に行きます!」 忍「合宿でベッドを共にした仲間じゃないですか!」 メリ「でもこれは教皇猊下の命令ではなく、私の個人的な復讐だから給料は出ないし、労災も下りない…。あなた達を巻き込むわけにはいかないわ」 弓「弟さんが殺されて悲しいのはあなただけではありません!私にも仇討ちのお手伝いをさせてください!」 メリ「ネスレ…」 召「異端者を潰すのに教皇命令は要りません!邪魔するなら教皇もろともやっちゃいましょう!」 メリ「ロッテ…」 忍「私は教皇猊下のために戦っているのではありません!一秒でも長く隊長にくっついていたいから戦いに参加しているのです」 メリ「ブルボン…」 船員「盛り上がってるところ悪いけどよ、この船はドーター行きでベルベニアには行かねえぞ」 メリ「ベルベニアは教会の直轄領なのに、どうして船が出ていないの?」 船員「ミュロンドからベルベニアまでは1000km以上あるだろ。定期便なんかねえよ」 召「根性のない海賊ですね。仕方ない、私のバハムートで空から行きますか?」 メリ「ダメよ。MPがもったいないわ」 船員「船動かすほうがもったいねえだろ。っていうか、あんたが勝手にベルベニアに突撃しないようにヴォルマルフの旦那に止められてるんだ。だから乗せるわけにはいかないな」 メリ「父が!? あのバカ…」 弓「メリアさんがさっき私達の身の安全を考えてくれたように、ヴォルマルフ様も娘の身の安全を考えているようですね。やっぱり親子ですね」 メリ「仮にそうだとしても。自分の息子が殺されたのに何も行動するわけでもなく、それどころか娘の邪魔をしようなんて最低な人間だと思うわ」 忍「ヴォルマルフ様を先に倒さなければならなくなりましたね…」 船員「えっ、そうなるのか?」 メリ「…わかったわ。父を倒してからもう一度来るから、もう出航して。迷惑かけて悪かったわね」 船員「えっ、それでいいのか?」 メリ「あと、クレティアンっていう男がここに来たら先週誕生日おめでとうごさいましたって伝えておいてくれる?」 船員「わかった。気をつけてな」 クレ「ちょ、人の誕生日をそんなぞんざいに…」 273 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/06/15(金) 00 23 09.70 ID 8CukhEm2O イズ「貴様が異端者ラムザか。なんだ、ただの子供じゃないか。こんなのにやられたら姉さんに合わせる顔がないな。悪いが死んでもらうぞッ!」 ラム「…何? 今、何て言った?」 イズ「貴様が異端者ラムザか。なんだ、ただの卑しいガキじゃないか」 ラム「いや、そこじゃない。姉がどうとか言っただろ?」 イズ「うちには強くて美しくてエロい姉がいるが、それが何か?」 ラム「貴様、戦後唯一の姉弟か!? なんてうらやましいッ!」 イズ「貴様には妹がいなかったか?」 ラム「兄妹なんて希少価値も存在価値もねえよ」 イズ「ウィーグラフも言ってたな、それ」 ウィ「言ってない」 ラム「無い物ねだりなんだよ。欲望なんてものはさ」 イズ「それはそうだけど、俺は妹が良かったなんて思ったことはないな」 ラム「エロい姉がいたらそりゃそうなるわ。姉とどういったエロエロエピソードがあったのか具体的に出版してみろ」 イズ「浴室に入ったら姉さんがすでに入浴してて、頭と恥部を隠しつつ、見ないでよエッチ的なことを言いながら剛剣をしてくるけど、こっちも裸だから剛剣効かなくて、何だか変な空気になって、結局一緒に入浴したようなことがあったことはなかった」 ラム「姉は家族に裸を見られても恥じらいを感じないっていう強い願望があるんだけどどうしてくれるんだよッ!」 イズ「うちのは特別なんだよッ!」 ラム「で、いつ絶滅危惧種の姉キャラに会わせてくれるんだ?」 イズ「お前のような性欲の化け物に姉さんは会わせられないと言いたいところだが、お前結構いいリアクションするし、とっても自慢したいから今度会わせてやる!それまで死ぬなよッ!」 ラム「ああ!お前もな!!」 メリ「私の名はメリアドール!弟の仇を討たせてもらうわッ!」 ラム「ち、違う!僕じゃないッ!イズルードは親友だ!誰が殺したりするものかッ!」 メリ「イズルードが異端者と仲良しになるわけないでしょ!覚悟しなさいッ!」 ラム「おお、神よ…。僕は親友を何者かに殺され、そして今から嫁に殺されようとしている…。なぜここまで陰湿な試練ばかり与えるのです!いじめカッコ悪い!」 イズ(…会わせてやるって言っただろ? 男は死んでも約束だけは守るんだぜ…) ラム「イズルード…。そうか、そうだったのか…。お前ってやつは…。でも、お前が死んだら約束守れてねえだろうがチクショウ……」 280 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/06/17(日) 23 34 15.93 ID FKKgktYMO ヴォル「今日って何の日だっけ?」 メリ「今日? 今月は祝日がなかったと思うけど?」 ヴォルマルフ「何かの日じゃなかったっけ?」 メリ「土用の丑の日?」 ヴォルマルフ(父親)「今日は土用でも丑の日でもないぞ」 イズ「土用の丑の日って何?」 メリ「うなぎを食べる日よ」 イズ「何それ最高の日じゃん」 ヴォルマルフ(メリアドールの父親)「今日は土用の丑の日じゃないから土用の丑の日の話はやめなさい」 メリ「何の話をしてたっけ?」 ヴォルマルフ(まだライオンじゃない父親)「お前達にとって一番大切な人は誰だ?」 メリ「弟」 イズ「姉」 ヴォルマルフ(人の心が残ってる父親)「……お前達にとって一番大切な二位は誰だ?」 メリ「母」 イズ「母」 ヴォルマルフ(年収600万の父親)「お前達が平穏無事に生きていられるのは誰のおかげだろうか?」 メリ「父さん?」 イズ「姉」 ヴォルマルフ(家族でも騎士団でも一番でありたい父親)「普段一番お世話になってる人に感謝する日があったらいいのにな。今月あたりに」 メリ「そういえば父の日っていうのがあった気がする」 イズ「そんなのあったっけ? 気のせいじゃないかな?」 ヴォルマルフ(息子に死んで欲しいと思う父親)「へえ、そんな日があるのか。やっぱり日頃お世話になってる父親に感謝する日かな?」 メリ「母の日があって父の日がないのはおかしいしね。ちょっと待ってて、カーネーション買ってくるから」 ヴォルマルフ(実用性を重視する父親)「さすがは我が娘よ。とってもとっても良い子だけどカーネーションはいらねえなぁ…。置き場に困るし…」 イズ「肩たたき券でいいですか?」 ヴォルマルフ(息子殺し権が欲しい父親)「お前はどうでもいいよ」 メリ「私も肩たたき券でいい?」 ヴォルマルフ(娘とスキンシップがしたい父親)「肩たたき券より腰マッサージ券が欲しいな。ちなみに私がマッサージする側な」 メリ「わかったわ。じゃあ買ってくるからお金ちょうだい」 ヴォルマルフ(何だか悲しい父親)「……ああ」 288 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/06/22(金) 23 06 49.36 ID PXP1CTiNO ラム「あのーすみません。女子更衣室はどちらですか?」 メリ「…あっちだけど?」 ラム「あー、そっちのパターンでしたか。どうもありがとうございました。もうみんな着替えちゃってるのかしら。急がなくちゃ」 メリ「あなたが女子更衣室の場所を知る必要も権利もないんじゃない?」 ラム「僕だって一端の女軍人なんだから女子更衣室で着替えぐらいするわ」 メリ「僕っ娘の女軍人なんていません。男子更衣室はあちらよ。男子更衣室なんてないから野原だけどね」 ラム「僕の顔面を見ろ。この中性的より若干女性寄り気味なイケメンを見て、あなたは僕に男子更衣室を案内するのか。とんでもない人だあなたは。僕が男子更衣室でアレコレされたらどうしてくれるんだ? 責任問題だぞ?」 メリ「イケメンってことは男なわけで」 ラム「生物学的に男でも、顔面が少女的であれば、それはもう少女でいいんじゃないか? 君はそうやって無意味な固定観念に縛られているから親父や同僚に騙されるんだよ」 メリ「本当に少女的な人は女子更衣室に対して過剰な興奮や期待はしません」 ラム「そういえば君はいつも女子更衣室を使っているけど、女子である証拠を見せてないよね? 宗教上の理由とか言って。君も女子更衣室を使いたければ、フードと服を脱いで、ミニスカで高みからベルベニア襲撃ぐらいしたらどうだ」 メリ「私が女に見えないと言うのなら、どうして私に女子更衣室の場所を聞いたの?」 ラム「異性として意識しまくってるからだよ!言わせんな恥ずかしい!萌えッ!」 メリ「どうせすぐバレて嫌われるだけなのに、なぜ覗こうとするの?」 ラム「逆に聞こう。君がもし女性の着替えを覗きたくなったらどういう風に覗く? こういう風に覗いたらバレないよっていう女性側からのアドバイスとかください」 メリ「私ならセッティエムソンを使って潜伏する」 ラム「そんなの男らしくないよ」 メリ「強甲破点突きでその場で着替えざるを得なくする」 ラム「それは人としてダメだ」 メリ「小細工するのが嫌なら、もう正直に頼んで見せてもらうしかないんじゃない?」 ラム「すみません。着替えを見せてください。お願いします。撮影はしません。土下座でもなんでもします。どうか飢えた私に慈悲とポロリを…」 メリ「いいわよ。でも、私の場合は女性同士でも着替えを見られたくない派だから、いつもセッティエムソンを使って透明状態で着替えてるけどそれでいい?」 ラム「どないやねん!」 292 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/06/26(火) 00 12 21.27 ID N4Cb8HF8O メリ「剛剣って考え方によっては最強だと思わない? 雑魚散らしに向かないけど、対人一騎打ちならほぼ負けないと思う」 ロー「説明だけ見ればチートですね。ディバインナイトがあと10人いればアメリカ軍に勝ってましたよ」 メリ「でもイヴァリースの世界観が剛剣に対して異常に冷たいのよね。武器や防具にもっと影響力があれば、今の仕様でももっと輝いていたかもしれない…」 ロー「そもそも防御力がないことが原因な気がする。後半はダメージが強すぎて、装備品で最大HPが100前後変わったところで誤差にしか見えないし。関係ないけど、外見上は重装備な侍や暗黒騎士のHPが最低クラスってのも何だかなぁ…」 メリ「防御力が存在して、防具を何とかしないとまともにダメージが通らない重装歩兵みたいなジョブがいたらいいのにね。あと騎兵なんかもいたら燃える。私も一度くらいは馬上槍試合をしてみたいわ」 ロー「騎兵がいれば、馬を破壊する剛剣が生まれていたかもしれませんね。馬だけに。あと、残念ながらあなたに馬は死ぬほど似合いませんよ」 メリ「イヴァリースではチョコボが馬面という理由で馬と似たような扱いをされてるけど、何だかなぁって感じよね」 ロー「チョコボ騎兵がいれば、チョコボを破壊する剛剣が生まれていたかもしれませんね。あと、残念ながらあなたの父親は娘を三角木馬に乗せるのが子供の頃からの夢らしいですよ」 メリ「理論上は強い剛剣だけど、メンテナンスとかいう曖昧な表現でなぜか攻撃が外れてしまう仕様は謎すぎる」 ロー「装備をメンテナンスしてたところで、爆撃されたり、地面からカッターナイフが出てきたら痛いもんは痛いだろと言いたいね。油断を突いた強甲破点突きをガードできるなら反撃タックルもガードしろよ」 メリ「…今日も剛剣についていろいろ考えてみたけど、結局愚痴ばかりになってしまったわね」 ロー「装備品の価値向上と、メンテナンスが課税対象になることを祈るしかありませんね」 メリ「私達に出来ることがないのがもどかしい…。私達はこんなに剛剣とフードを愛しているのに…」 ロー「…我々聖職者にできることはゴッドにセイブザ剛剣を祈ることくらいです。まぁ、一番大事なのは信仰心だよねってことで第196回剛剣サミット、今日はそろそろお開きということで…」 メリ「ええ、またね」 ヴォル「…なぜ私だけディバインナイトのお茶会に呼ばれないのだろうか?」 クレ「影が薄いんじゃないですかね?」 303 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/06/30(土) 01 43 31.14 ID 04T5popQO 雷神「世間はフードにばかり注目しがちだが、何気に甲冑+ローブの組み合わせは良いデザインだと思うんだ。緑色のチョイスも最高だし、スカートがいい感じにエロティシズムを刺激してくれてマジ結婚したい」 メリ「これは神殿騎士団の制服です。私以外の女性騎士で着ている人がいないのが悲しいところですが」 雷神「そうなんだよなぁ。実は私の恰好は神殿騎士団へのリスペクトだったりするんだが、さすがにスカート系のローブは見苦しすぎるのでやめた」 メリ「そんな気持ちがあるのなら神殿騎士団に入ればよかったのでは? フードに造詣が深い人は出世できますよ」 雷神「ふっ、私が南天騎士団を棄てたりしたら妻や部下に泣かれてしまう。君が妻になってくれるなら話は別だが」 メリ「今の発言こそ奥様に聞かれたら泣いてしまいますよ。あっ、やっぱり訂正します。一行目の発言を奥様に聞かれたら泣いてしまいますよ」 雷神「至上のエロスを前にして正妻のことなど誰が気にかけようか。私の妻は料理が上手で、気立てがよくて、バドミントンが超上手いが、ただ唯一の欠点がブス」 メリ「どうせ作中に出てこないと思って滅茶苦茶言いますね。最低」 雷神「君は見たことないからそんなこと言えるんだ。妻は私が今まで見てきたブスの中で一番ブスだ。絶対に前世で何かやらかしただろってくらいブスだ」 メリ「家庭内で一体どんなトラブルがあったらそんな考えに陥るんですか…」 雷神「うちのセックスレスの話などどうでもいい。もっと君のスカートの話をさせてくれ。君のスカートの中の空間はいくらで分譲してくれるのかね?」 メリ「私のスカートの中に住んでしまったら全身のデザインが見れなくなりますよ?」 雷神「…それは盲点だった。そういえば甲冑+スカートっぽいキャラは結構見かけるが、甲冑+ローブの組み合わせはあんまり見ない気がするな」 メリ「ローブを着る人は基本的に前線で戦うようなキャラクターではありませんからね」 雷神「ローブといえば魔法使いとか聖職者が着るイメージが強いし、そういえば君も聖職者だったな。唐突だが私の悩みを聞いてくれないか?」 メリ「解決できるかはわかりませんが、聞くぐらいでしたら」 雷神「私は女体を守るクソ邪魔な甲冑やローブを破壊する技を習得することはできましたが、どうしてもフードを破壊する技だけが習得できません。一体どうすればいいでしょうか?」 メリ「今までの話は何だったのよッ!」 309 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/07/04(水) 01 09 28.79 ID MUKyTQswO メリ「ファーラム」 ロー「お休みの前のファーラムですか、ベッドの上では敬虔なんですね」 メリ「…なんで私達が同衾しているみたいな大嘘を言うのよ。皆さん、今は昼間で、ここは階段の踊り場です」 ロー「ちっ…。なぜ階段の踊り場でファーラムしているのです?」 メリ「…イズルード無念と思って」 ロー「まだ弟の死を引きずっているのですか? さっさと忘れてしまったほうが精神的に楽になれるのに…。いっそ、あなたも人を超える存在を目指してみませんか?」 メリ「思い出の中でまで死なせてしまうなんて弟が可哀相すぎるわ」 ロー「うーん、よくわからん。そういう人間的な感情を捨てることができれば楽になれるだろうに」 メリ「あなたは大切な人を失って、悲しい想いをしたことがないの?」 ロー「…ないですね。親の訃報を聞いた時でさえ無表情でしたよ。私の中で大切な人っていないですね」 メリ「喜怒哀楽を表に出さない人だとは思っていたけど、そこまで冷めてる人だったなんて思わなかったわ。冷凍の鯖でさえ少しは哀しそうな顔をするのに」 ロー「あえて大切なものを挙げるとしたらパソコンかエアコンですかね。壊れたら買い替えますが」 メリ「本当に悲しいと思ったことはないの?」 ロー「手足を失ったり、視力を失ったりししたら、さすがの自分も悲しいと思うでしょうけど、それが仕事をしなくてもいいという大義名分になると考えたら受け入れてしまいそうな自分がある意味悲しいですね」 メリ「そういうことじゃなくて…。じゃあ私が異端者に殺されたら、あなたはどう思う?」 ロー「想像したら何だか心がモヤモヤします。貴重な貴重なフードっ娘をお陀仏にした馬鹿野郎をぶち殺してやりたいと思いますね」 メリ「ほら、人間的な感情が残ってるじゃない。不老不死になりたいとか、人間を超越する存在になりたいとか言って現実逃避しているけど、私が思うに、あなたは働きたくないだけよ」 ロー「反論できないのが悲しい…」 メリ「あなたが連れてきたウィーグラフも殺されてしまったけど、それはどう思う?」 ロー「そう言われると悲しくなってきた。あいつも哀れな男だったな…」 メリ「あなたが哀れな男の理想を叶えてあげればきっと彼も天国(地獄)で喜ぶわよ。とにかく、人の死は絶対に忘れてはいけないと思うわ」 ロー「ふーん。ところで、なぜ階段の踊り場でファーラムしていたのです?」 メリ「…昨日、寝る前にファーラムするのを忘れてたから」 311 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/07/07(土) 01 09 01.49 ID urGh16gdO メリ「……」 クレ「……」 メリ「……」 クレ「……」 メリ「…付いて来ないでくれる? クレティアン」 クレ「もう何なんだよッ!いつもは存在感無さ過ぎて、もはや存在していないみたいなノリのくせに、尾行してる時だけはきっちり気づくのかよ!4メートルも離れてて気づけるなら存在感あるだろ!私の存在を認めろ!」 メリ「存在感ないくせに尾行も満足にできないなんて、とんでもなく尾行が下手な人なのね」 クレ「とんでもなく存在感があると考えてくれないか?」 メリ「で、どういうつもり? 父さんに私を監視するように頼まれた?」 クレ「いや、実は尾行じゃない。散歩しながらスケッチしてたんだよ。意外と尾行じゃない」 メリ「何を?」 クレ「お前を」 メリ「変態」 クレ「お前はディバインナイトだし、きちんと禁欲ファッションしているし、何といっても美しい。教会人の模範となるべき人物だ。寺院の教皇猊下の肖像画と挿げ替えてでも後世にまで肖像画を残すべき人物だと思ってつまり私は変態じゃない」 メリ「ふーん、少しは良いことを言うじゃない。別に尾行なんてしなくても、モデルにぐらいなってあげるわよ」 クレ「そうか。では早速服を脱いでもらおうか」 メリ「教会人の模範はどこに行ったのよ」 クレ「エロスがないと閲覧数伸びないだろうが。全裸でかっこよく剛剣を放つ時の剣を振り下ろすポーズをやりなさい。敵が下段に居る時のパターンのやつな」 メリ「恥じらいのない裸体で興奮できるほど、世の男達は甘くないわよ」 クレ「なんで男目線なんだよ」 メリ「そもそも禁欲云々って言い出したのはあなたでしょ? どうしてエロスの話になるのよ?」 クレ「やっぱエロがないとつまらん。私はクレティアン。後世の人間に清く正しくメリアドール萌えを伝え残す義務がある。だから服を脱げ。モルボルと戦え」 メリ「クレティアンって元ネタ詩人でしょ? いつから同人作家になったのよ」 クレ「じゃあせめてフード脱げって…。フード脱いだらみんな絵を描いてくれるだろうからさ…」 メリ「服やフードを脱いだら私じゃなくなってしまうでしょ。セクハラしたいだけなら帰るわよ」 クレ「これはセクハラではない。これは神殿騎士を目指す少年達への健全な教育のためにやっているわけで…。えーい、やむをえん!無理矢理にでも!」 メリ「きゃっ!ちょっと何するのよ!」 枢機卿「……」 翌日、クレティアンは隠れメリシタンのバイオガで死んだ 317 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/07/10(火) 00 03 22.81 ID dMTfwDRSO メリ「…うーん、邪魔ね。あの木と、あの岩と、あの人」 バル「何やってんの?」 メリ「自動弓の練習をしてるんだけど、なかなか上手くいかなくて。この世には障害物が多すぎるわ」 バル「ほう、クロスボウを使うのか。なかなか渋いセンスだ。騎士は剣で戦えってことだなとか何とか言って、やたら敵陣に突っ込んでいく戦い方がアホくさいことにやっと気づいてくれたか。偉いぞ」 メリ「買ったはいいけど、剛剣と比べて射程が1しか変わらない上に、直線軌道だから実は言うと挫けそう…。威力も低いし」 バル「兵器は常に進化していくもの。そのうち、威力99、射程99、障害物を貫通するぐらいチート改良されたガストラフェスティバルな時代が来るから信じて使い続けろ。できれば銃を使ってほしいが」 メリ「誰が撃っても威力が変わらない銃を?」 バル「ガキが撃っても、プロレスラーが撃っても威力が変わらないのなら、むしろ強みと言えないか? もし俺がバルク公国の領主だったら、身体能力が微妙な兵隊には全員銃を持たせるな」 メリ「仮にバルク公国なんてものがあったらベヒーモスばっかりいそう。領主もケダモノだし、もはやサファリパークね」 バル「俺がもしバルク公国の領主だったら、動物あっての国家!動物あっての我々だ!的なことを言うな」 メリ「…一応は動物愛護の立場なのね。銃や弓に対して肯定的だから、ハンターでも目指してるのかと思ったわ」 バル「俺がもしバルク公国の領主だったら、動物を軽んじることは許さぬ!これ以上の暴言は貴公の身を危うくするぞ!的なことを言ってるぞ」 メリ「でも、その動物達が銃を本能的に嫌がってクーデターを起こしたら、バルク公国の領主は何て言うの?」 バル「普通に、落ち着け!って言うな」 メリ「モンスターは特にHPが高いから銃で戦うのはキツいでしょうね」 バル「…言っとくけど、銃は何でもかんでも固定ダメージってわけじゃないぞ? 俺が使ってる魔法銃は威力のばらつきは大きいが超強いぜ」 メリ「魔法銃?」 バル「魔法を弾丸にして撃つんだ。魔法を使うからフェイスの高い人とか、魔力の高い女性なんかが使うほうが威力は高くなるだろうな」 メリ「信仰心のある女性……ね」 翌日 ヴォル「なぁ、バルクを見なかったか? あの野郎、仕事もしないで一体どこに行ったんだ…」 メリ「バルクならブラストガンを無理矢理取り上げたら、拗ねて野に帰っちゃったわ」 ヴォル「…ああ、そうか」 319 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/07/14(土) 00 05 10.86 ID i4TAT6s4O メリ「すごいわ父さん!このエクスカリバーの山はどうしたの?」 ヴォル「共同戦線という夏祭りに参加することになった。我々神殿騎士団はブレイブストーリーの九次会にて、異端者と対戦することになっている」 メリ「相手は誰なの?」 ヴォル「異端者が来るとしか聞いていない。異端者の中には雷神シドが混じっている可能性もあるらしいし、なぜかお前が混じっている可能性もあるらしい。しかも最大二人」 メリ「何次元の話よ、それ」 イズ「姉さんを一度に最大三人も拝めるなんて絶景すぎるッ!」 ヴォル「ただ、そうなると絶対に勝てないな…。私は最愛の娘を傷つけるような剣は持っていないのでね…」 ロー「雷神シドのほうがマシですね。我々剛剣三人衆と、オマケのホワイトナイトが畳みかければあんなもんゴミですよ」 メリ「そうよね。しかも今回はみんなエクスカリバーだし」 イズ「よーし、俺も戦技を2つセットしてガンガン壊すぞ!」 ザル「それはならんぞ!ただでさえ戦技になんて期待してる暇も余裕もないというのに!貴重なサブアクションアビリティ枠でふざけてる暇があったら仕事をせんか!」 イズ「知らんオジサンにマジレスされても困る!」 クレ「これだけ味方がいれば、さすがに1ターンキルはあるまい…。どさくさに紛れて私も一発くらいはダークホーリーを使えそうだ…」 ザル「攻撃は攻撃専門のナイト達に任せておけばよい!貴公はアレイズだけを唱えておればよいのだ!無駄な行動は慎んでもらおう!」 クレ「知らんオッサンにお前が言うな的なことを言われても困る!」 ロー「ヴォルマルフ様、敵軍が来ました。残念ながら敵はメリアドール8人です」 ヴォル「何人プレイだよ!」 メリ「父さん、惑わされないで。常識的に考えて私が他に8人もいるわけないわ。ましてや私が戦いに赴くのに、暗黒とかMPすり替えなんてセットしてるわけがないでしょう?」 ヴォル「…そ、そうだな。奴らは見た目は可愛いが、お前の存在を騙る異端者だ。みんな!惑わされるな!」 ザル「捕まえて拘束できれば異端審問でイロイロできるぞ!男の本能を研ぎ澄ませ!」 ロー「敵メリアドールに強甲破点突きをしてもよろしいですか?」 メリ「どうせ偽物だから好きにしたらいいわ。でもフードを狙うのはやめて。偽物とはいえ、中身を見られて誤解されたくないから」 イズ「さっすが姉さん!話がわかる!」 勝利条件「メンテナンスを外せ!この卑怯者め!」 325 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/07/18(水) 01 20 18.08 ID upcbxGwrO ラム「メリアドールは寝るとき、豆電球を点ける派?」 メリ「点けない派」 ラム「何だよ、寝顔見るために寝室に忍び込んでも漆黒の闇かよ。せっかく勇気を出して忍び込んだ勇者達が可哀相だろ!君の行いはこの世に勇者を生む機会と、豆電球の存在価値を損なわせている!」 メリ「豆電球が意外と変態系アイテムだったことに驚きだわ…」 ラム「寝るときはフード脱ぐの?」 メリ「脱がないけど」 ラム「何だよ、視力を鍛えて忍び込んでも肝心のところが見えないのかよ!勇気を出して忍び込んだ勇者が何で損をしないといけないんだ!人よりリスク背負って生きてるんだぞ!こんなんだから草食系男子なんてものが増えるんだ!」 メリ「フードの意外な犯罪抑止効果に驚きだわ…」 ラム「寝るときは抱き枕派?」 メリ「私はいつもイズルード抱き枕を使ってる」 ラム「何だよ、せっかく苦労して忍び込んでも、男と同衾してるところを見て絶望しなきゃいけないのかよ!」 メリ「一応言っておくけど、本物を抱き枕にしてるわけじゃなくて、イズルードのぬいぐるみを抱き枕にしてるのよ。毛皮骨肉店で特別に作ってもらったの」 ラム「何だよ、せっかく人のせいにしてイズルードを殺したのに、死してなおイズルードはメリアドール攻略の壁となって立ちはだかるのかよ!」 メリ「意外な真実に驚きだわ…」 ラム「夢は見る?」 メリ「最近はよく嫌な夢を見るわ…。銀髪の鬼がハエになったり、親がライオンになったり…」 ラム「何だよ、悪夢に苛まれてる女性に夜這いなんてかけたら、いくら勇者でも最悪じゃないか!テニスをしている夢とか見て、もっと爽やかに眠ってくれ!ちなみに僕は昨日、銃を持った天狗っぽい妖怪に追われる夢を見た」 メリ「…あなたのほうこそ、夜這いなんて考えてないで休んだほうがよさそうね。ローファルぬいぐるみを貸してあげるから、今夜はそれを抱き枕にして休むといいわ」 ラム「何これ、超かわいい。ローファルって誰だか知らないけど、こんな萌えキャラがいるのか。デフォルメかわいいよデフォルメ。ありがとう、今夜はよく眠れそうだ」 翌朝 メリ「おはようラムザ。よく眠れた?」 ラム「何だよ、この宿屋!何がカードキーだよ!見たことないセキュリティ施してんじゃねえよ!豆電球よりハイテクなものを導入するなバカ!結局一晩中、鍵と戦ってたせいで一睡もできなかったよ!しかもローファル男かよ…はぁ…」 メリ「休む前より疲れてどうするのよ!」 331 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/07/21(土) 02 14 50.72 ID HfuMv0vBO ラム「メリアドール」 メリ「ルーヴェリア」 アラ「アラズラム」 メリ「ムスタディオ」 ラム「オムライス三世」 メリ「イズルード」 ラム「ドラクロワ枢機卿」 メリ「異端者ラムザ」 ラム「ザルバック」 メリ「クレティアン」 クレ「ほう、これは驚いた。いつの間に裏切ったんだ?」 ラム「ふっ、君の負けだね。クレティアンってのが誰だか知らないが、最後がンで終わる奴は雑魚でクズで無力なンだよね。しりとりにおいては」 メリ「いえ、あなたの負けよ。この世界にザルバックなんて人は居たかしら?」 ラム「ッッ!!い、居るよッ!居るに決まってるッ!た、たしか毒ガスを使う卑怯な奴!」 メリ「それはザルク」 クレ「それはバルク!」 ラム「…で、さっきから屋根の上で騒がしい貴様は誰だ?」 クレ「先ほどご紹介に与りましたクレティアンだ。教皇猊下の命ではなく、ヴォルマルフ様とメリアドールのために貴様を討つ!」 メリ「…久しぶりね、クレティアン」 ラム「君の知り合いか? もう!少しばかりイケメンに声をかけられたからって知らない人と関係を持ったりしちゃダメでしょ!成人男性なんてみんな性と聖石に飢えたケダモノ!お父さんは許しませんよ!」 ヴォル「リアルお父さんも許しませんよ!」 クレ「やれやれ…。ブサイクの僻み妬みには困ったものだ…」 ラム「クソッ!高みからイケメンに見下ろされながら見下されるなんて最悪だ…。降りてこいッ!勝負してやるッ!」 メリ「ほっときましょ。あの人は体力がないくせにすぐに詠唱するから、いつでも簡単に倒せるわ。そんなことより早く人名縛りしりとりを再開しましょ」 クレ「一撃で勝負を決めるのはやめろ!せめて1ターンだけでも…」 ラム「さっきはザルバックネタで気をとられたけどさ、よく考えたら僕の名前って異端者ラムザなのか?」 メリ「細かいことは気にしない。早く続きを始めましょ!私はしりとりの続きがしたくて…、早くグリムス男爵の名前を出したくてウズウズしてるのよ!」 ラム「凄まじい情熱だ…。僕は今、生まれて初めてグリムス男爵に嫉妬したよ…」 クレ「あくまで私を放置するつもりなんだな…。ならば私もしりとりに混ぜろ。体力勝負では貴様等に勝てないかも知れないが知識自慢では誰にも負けないぞ?」 メリ「はいはい。じゃあ人名縛りしりとり再開するわよ。ザルバッグの続きからね。グリムス男爵」 ラム「クレティアン」 クレ「せめて1ターンだけでもッ!」 339 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/07/23(月) 01 19 40.24 ID +nIYQk8GO ラム「誕生日に死ねッ!」 ヴォル「いきなりだな小僧!」 ラム「獅子の月に生まれるような奴は残忍で野蛮だから死ねッ!」 ヴォル「ははは!それでは貴様の妹も残忍で野蛮な人間になってしまうぞ?」 ラム「誕生日に娘にも部下にも祝われずに寂しく死ねッ!」 ヴォル「ははは!まさか私の誕生日を知っていてくれたのが、よりによって敵対している小僧だけだとはな!この世はクソか!」 ラム「誕生日にメリアドールから借りてきたセイブザクィーンで死ね!」 ヴォル「ははは!まさか最愛の娘の誕生日にプレゼントした剣で命を狙われることになるとはな!」 ラム「娘が不在の誕生日に死ねッ!」 ヴォル「ははは!せっかく私との初顔合わせで娘を参戦させずに一人で来るとはな!他人の親子の因縁なんてどうでもいいというのか? 貴様は我々なんかよりよっぽど悪魔だよ!」 ラム「誕生日に死ねッ!」 ヴォル「お前が死ね!」 ラム「息子を殺すようなクズは誕生日に死ねッ!」 ヴォル「ははは!」 ラム「メリアドールを悲しませるようなカスは誕生日に死ねッ!」 ヴォル「ははは…」 ラム「悪魔に魂を売るような精神的弱者はメリアドールの誕生日の約5ヶ月前に死ねッ!」 ヴォル「誰が弱者だ!強者だ強者!理由あっての契約だ!」 ラム「騎士のくせに言い訳をするような奴はあえて誕生日の次の日に死ねッ!」 ヴォル「騎士だって言い訳ぐらいするわ!人間だもの!」 ラム「誕生日に関係なく死ねッ!」 ヴォル「騎士が誕生日に関係なく死んでたまるか!」 ラム「人の誕生日を覚えない奴は死ねッ!」 ヴォル「それは同意ッ!ついでにお中元を贈ってこない奴も死ねッ!」 ラム「僕の誕生日を黒幕と同じ日に設定したプレイヤーは今すぐ死ねッ!」 ヴォル「…何? 私と誕生日が同じ日なのか? 貴様の誕生日は妹と1日違いで、海水浴に行きたくなる季節に生まれて、メリアドールとの相性が普通なのか?」 ラム「死ねッ!愚民はみんな死ねッ!」 ヴォル「…そうか。貴様も誰にも祝われず、やりきれない心持ちでここまで来たんだな。来い、私がディナーにでも招待してやろう…」 数時間後 ラム「…ふぅ」 メリ「…どうだった? 父は人間だった?」 ラム「君の父さんはとても常識的で善い人だったよ。彼が自分の息子を殺すなんて…、彼が悪魔だなんて考えられない。ほぅら、僕に似合うとか言って、タダで聖石をくれたし」 メリ「…ラムザ、あなたは本当にラムザなの?」
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聖ミュロンド寺院広間(ヴォルマルフとの対峙) メリアドール 「父さん…、あなたは本当に父さんなの?」 ヴォルマルフ 「もちろんだとも、我が娘よ。なぜ、おまえは“そちら側”にいるんだ? いったいいつから私の敵になったのだ?」 メリアドール 「それは、今の父さんが以前の父さんと違うからよ。」 ヴォルマルフ 「…なんのことだ?」 メリアドール 「ランベリーでエルムドア侯爵は聖石を使いバケモノに変身したわ。 リオファネス城の人々を殺し、イズルードを殺したのは父さんね?」 ヴォルマルフ 「おまえはバケモノというのか…! 我々をバケモノというのかッ!!」 ※ちなみにこのシーン、ゲーム中でヴォルマルフが激昂する唯一のシーンになります。 実の娘からバケモノ呼ばわりされた、ハシュマリムさんの心境や如何に。 メリアドール 「!!やっぱり、あなたは父さんじゃなかったのね…。」
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802 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/11/27(金) 00 19 46 ID Jtgmcl8dO ラム「念願のメリアドールを仲間にしたぞ!長かった…どんなに待ちわびたことか…」 メリ「……」 ラム「金と権利と装備を与えよう。ここの隊長は優しいだろ? 優しいって言えよ」 メリ「優しいのね」 ラム「これからは色んな意味でよろしく頼む」 メリ「やっぱり帰っていい?」 ラム「!!」 メリ「あんな化け物を目の当たりにしてどうかしてたかも…。地位を捨てて異端者に同行するなんて…」 ラム「正気に戻ってんじゃねえ!だが君はもう異端者だ!後戻りはできないぞ!」 メリ「引退して小さな村で定食屋でも始めようかな…」 ラム「ちょ、弟の仇は?」 イズ(姉さんは平和に生きて!姉さんが傷つく姿なんて見たくない!戦争死ね!) ラム「冥界から恐叫ってんじゃねえ!」 イズ(貴様は緑の姉さんが返り血で赤頭巾ちゃんになるところを見たいと言うのか!倒錯者め!) ラム「息でも引き取ってろ!」 メリ「短い間ですがお世話になりました」 ラム「待て!僕と勝負しろ!僕が勝てば引退は白紙。金と装備も僕に返すってのはどうだ?」 メリ「せこっ!私が勝ったら?」 ラム「引退を認める。田舎の教会で平和にシスターでもやればいい。あっ、やべ。それ超見てえ」 メリ「地獄に堕ちればいいのに…」 808 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/11/30(月) 00 04 28 ID BCtATURpO メリ「私の剛剣は世界一よ!」 ロー「貴様の剛剣が世界一だと? 片腹痛いわ!便秘かな?」 メリ「じゃあどちらの剛剣が凄いか勝負よ!父さん、ちょっと来て」 ヴォル「私がジャッジすればいいのか?」 メリ「何か装備して」 ヴォル「どういう意味だ!」 メリ「どっちの剛剣が痛かったかジャッジするのよ」 ヴォル「やめとけ。団長の私をサンドバッグにするような奴は社会的に抹殺してやる」 メリ「大人気ない人ね」 ロー「私なんて団長を陰でヒトラーと呼んでますからね」 ヴォル「陰で言え!」 メリ「星天爆撃打」 ヴォル「いたっ」 ロー「星天爆撃打」 ヴォル「いたっ」 メリ「どう?」 ヴォル「どっちもどっちだけど、声がかわいいからメリアの勝ち」 メリ「あっ、勝った」 ロー「くくく、これで終わりと思うな…。私の今の一撃はオゾン層を破壊した」 ヴォル「…何?」 ロー「ディバイン性皆無の髪晒しどもは紫外線でハゲろ!そして死ね!」 ヴォル「紫外線対策のためのフードだったのか…」 ロー「ははは!これが剛剣の真の力だ!人類など滅んでしまえ!」 ヴォル「ならば私は紫外線を破壊するまでだ!人類よ、我が命を懸けてでも死なせはせんぞ!」 メリ「…父さん、あなたは本当に父さんなの?」 811 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/12/03(木) 00 04 55 ID EE6xUoKrO ラム「死にたい」 メリ「いつからそんなキャラになったのよ」 ラム「僕は元々こういうキャラだ。年間1300回は死にたいって言うぞ?」 メリ「いくら非力で間抜けで虫けらでも死んじゃダメよ」 ラム「どんなに正義を行っても世間は異端者の僕を避けるんだ…。死にたい」 メリ「一般人に忌避効果があるって、ある意味凄い能力よ。人混みに悩まされることもないし」 ラム「賞金稼ぎや危険思想者に悩まされるけどね…」 メリ「話変わるけど、私には夢があるの」 ラム「励ますの諦められた…。死にたい」 メリ「夜空を見上げてみて。今夜も星が輝いてる。あれは死者の魂が星となって輝いているのよ」 ラム「ああ、きみのほうがきれいだよ」 メリ「つまり、死ぬってことは頭部を爆撃する兵器に成り下がるってこと。とても無様だと思わない?」 ラム「ああ。死にたくないと思った」 メリ「…で、爆撃を必要としない平和な世界を作ることが私の夢です」 ラム「平和な世界を作るのに何人が星になるんだ?」 メリ「……」 ラム「理想もいいけど痛みもね」 メリ「…私は理想と引き換えに今までなんて残酷なことをしてきたのだろう…。死にたい…」 ラム「死にたいなんて言うなよ。はい、石化銃」 メリ「ありがと…」 813 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/12/06(日) 00 07 12 ID fRVtMleeO 統制者「久々に若い女の子でも食べたいなぁ。今夜のディナーは女の子かな」 メリ「私みたいな?」 統制者「!!」 メリ「肉食獣だからってそんなこと言っちゃダメよ。フェミニストに聞かれたら何されるか…」 統制者「だって女子って柔らかそうだもん。ローファルよりメリアのが絶対美味い。あいつ堅物だし」 メリ「えっ、性的な意味じゃなくて本当に食欲なの?」 統制者「柔よく剛を制すってね。メリアはワインよりも濃く、灼熱の溶岩よりもとろけそう…」 メリ「…で、なぜ教会の敷地内に直立歩行のライオンがいるの?」 統制者「……」 メリ「バルクが飼いたがるから早く森へお帰り」 統制者「ライオンは草原だ」 メリ「ところで、この辺りに父さん来なかった?」 統制者「さ、さあ? ディナーにでも出かけたじゃないか?」 メリ「なぜ父さんがいなくて、ライオンがいるのよ」 統制者「人生ってそんなものさ。そんじゃ帰る」 メリ「草原はあっちだけど?」 統制者「いや、教会に礼拝でもして行こうと思って…」 メリ「強甲破点突き!」 ヴォル「ウボァー。ああ…私の統制者着ぐるみパジャマが…」 メリ「父さん!下着姿でうろつくのやめてっていつも言ってるでしょ!」 ヴォル「それはあんまりだ!」 815 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/12/09(水) 00 09 15 ID cIRwNs7KO 男「あっしはケチなメンテナンス屋でやんすが、全ての装備品のメンテナンス完了しやしたよ~」 ラム「お疲れ、ケチなアイテム士。ほら、これで良いものでも食べな」 男「あっしはケチなメンテナンス屋でやんすが、ふひひ…毎度~」 ラム「くくく、これで剛剣は怖くない…」 ラム「メリアドール、僕と剣の試合をしないか?」 メリ「今ラテンダンスの練習してるんだからあとにしてよ」 ラム「ラテンダンスの練習はあとにしろよ。負けたほうが全裸ってのはどうだ?」 メリ「私は剛剣使うから勝っても負けてもあなたは全裸よ」 ラム「女の裸体を見れるなら別にいい」 メリ「金髪で寝癖を直さないガリオンヌ出身の男性って10人中10人は変態なのよね」 ラム「心当たりはあるな」 メリ「見習い如きが私の剛剣に勝てると思ってるの?」 ラム「その台詞、そっくりそのまま返すぜ!見習い如きが私の剛剣に勝てると思ってるの?」 メリ「強甲破点突き!」 ラム「ウボァー!なぜだあ!公認アイテム士に高い金払ってメンテナンスしたのになぜブレイクする!?」 男「メリ姉~、全ての装備品に逆メンテナンスして、しかもガッポリ稼いできやしたよ~」 メリ「ご苦労様。儲けは五分五分だからね」 ラム「グルかよ!」 818 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/12/12(土) 00 38 46 ID Q+ms85FgO ラム「ゴホッゴホッ」 メリ「手洗いうがいしないと風邪引くわよ」 ラム「もう引いてんだよ!しかも新型インフル!」 メリ「体温測るから脇出して」 ラム「体温計PLAYは通常9800ギルいただくところだが、さっき測ったからいいよ。40.8度だった」 メリ「高ッ!高ッ!」 ラム「はぁはぁ…唐突だが問題。一つの事にとらわれて、正しい思慮分別ができない状態を何という?」 メリ「バーサク?」 ラム「ブー。正解は病気でしたー」 メリ「…大丈夫?」 ラム「はぁはぁ…ブッダでもこの新型インフルの辛さにはのた打ち回るのだろうな…」 メリ「あまりの辛さに混乱してるの?」 ラム「はぁはぁ…寝ることすら苦しいなんて反則だ。幸せはどこにあるんだ…」 メリ「しっかりして」 ラム「…そろそろ出てってくれ。伝染する前に」 メリ「私の愛ある看病がいらないの? フード+ローブの私にウィルスの入る死角なし」 ラム「意外と重要なところ守れてないが」 メリ「私が開発したマスク付きフードで万全よ。定価5000ギルで販売中」 ラム「タミフルより高い!」 メリ「とにかく私の誕生日までに元気になってよね」 ラム「ああ、誕生日とクリスマスを一緒に祝おうな」 その後、ラムザはベッドから転げ落ちて死んだ 821 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/12/15(火) 00 11 43 ID RtJzBx5qO ロー「団長がお亡くなりになりました」 メリ「ウソッ!あの父さんが…!?」 ロー「野生のボムにかまれて…」 メリ「……」 ロー「泣きたい時は泣けばいい。フードは涙を隠してくれる…(嘘だけど)」 メリ「あなたは泣かないの?」 ロー「大人ですから」 メリ「…そうね。あなたには感情がないものね」 ロー「ですが、私の感情の碑封印を解き放つ時が来たようです」 メリ「…えっ?」 ロー「私には娘がいたんですよ。生まれた頃からフードつけたりして私にそっくり!すげえ可愛いの!」 メリ「まさかの親ばか!?」 ロー「でも、娘が可愛すぎたせいで団長にとられてしまった。その娘は団長の下で10数年も育てられ…」 メリ「それってまさか…」 ロー「…お前のことだよ。邪魔者はもういない。これからはパパと呼びなさい」 メリ「…父さん、あなたは本当に父さんなの?」 ロー「パパと呼びなさい」 メリ「父さん!実は私、ずっとそんな気がしてた!ヴォルマルフと全然似てないし!」 ロー「パパとはそっくりだな!」 イズ「パパー!」 ロー「イズルードは別にいらねー!」 〇 。 . ロー「…という、感動的な話を考えてみたんですが、よかったら死んでくれませんか?」 ヴォル「お前が死ね!」 824 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/12/18(金) 01 16 42 ID a7nQQCGDO メリ「ただいまー。はぁ…疲れた…。今日は30人くらい斬ってきたし…」 クレ「おい、貴様も修道女なら帰宅したらお祈りぐらいしろ」 メリ「…主よ、今日も健康で文化的に殺戮を行えたことを感謝します」 クレ「それでよい」 ヴォル「娘よ、今日は戦場で大活躍だったそうじゃないか。今日は特別に私がディナーを用意したぞ!」 メリ「わぁ、美味しそう!いただきます!」 クレ「待て、修道女なら食事の前にお祈りしろ!」 メリ「…主よ、豚肉がこんがり焼けていることに感謝します」 クレ「それでよい」 ヴォル「娘よ。恋愛はしているか?」 メリ「えっ? いきなり何よ?」 クレ「貴様も年頃の女、好きな男ぐらいいるだろう?」 メリ「まぁ、気になってる人なら…」 クレ「貴様!修道女は神と結婚するって設定だろうが!禁欲しろコラ!謝れコラ!」 メリ「…主よ、ごめんなさい」 クレ「禁欲なくして何が聖職者だ」 メリ「…疲れた。もう寝るわ。お休み」 クレ「待て!寝る前にお祈りしろ!」 メリ「…主よ、なぜか変な男に生活を監視されてる私に安らぎをください…」 クレ「まったく、貴様は信仰心がなさすぎるな!ところで寝る前にセックスさせてよ。マジ頼むわ」 メリ「今までの台無しじゃないの!」 829 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/12/21(月) 01 01 00 ID HikjAq1fO メリ「もうすぐ12月24日だけど、何の日か覚えてる?」 ヴォル「ん? 12月24日って何の日だっけ?」 ロー「私の誕生日の次の日ですよ」 ヴォル「そういえばお前の誕生日の次の日だったな。おめでとう」 ロー「まだ私の誕生日の次の日ではありませんよ!」 メリ「…もっと大事なことを忘れてない?」 ロー「私の誕生日の次の日ってことはクリスマスイブですね」 ヴォル「そういえばお前の誕生日の次の日はクリスマスイブだったな。メリークリスマス!」 ロー「まだ私の誕生日の次の日ではありませんよ!」 メリ「…24日の予定はどうなってるの?」 ロー「普通にミサとかやるんじゃないですか?」 ヴォル「ミサって誰だよ。せっかくお前の誕生日の次の日なんだしお祈りでもしようじゃないか」 ロー「私の誕生日の次の日ぐらいお祈り休ませてくださいよ!」 メリ「ミサだってお祈りするわよ!それよりも大事なことがあるでしょ!」 ヴォル「焦るな娘よ。誰が可愛い娘の誕生日を忘れるものか」 メリ「えっ?」 ロー「さすがはヴォルマルフ様!じらしテクが半端じゃないですね!」 ヴォル「生まれてきてくれてありがとな。ほら、プレゼントだ!」 メリ「…ありがとう。でもまだ私の誕生日じゃないんだけど…」 831 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/12/24(木) 00 02 00 ID YXPRuZEOO ラム「ついにこの日が来たね」 メリ「覚えててくれたの?」 ラム「こんな素敵な日を忘れるわけないだろ? メリークリスマスイブ」 メリ「そっちじゃない!」 ヴォル「こんな大事な日にこんな所で何をしてる?」 メリ「父さん、今日は友達と約束が…」 ラム「私が友達です」 ヴォル「娘とメリークリスマスするのは私だ!失せろ小僧!異端者にするぞ!」 メリ「誕生日よ!」 教皇「今日はめでたい日だなぁ。メリークリスマス」 枢機卿「メリーちゃん、見ないうちに大きくなったねえ。メリークリスマス」 審問官「今日はメリたんとメリークリスマスの予定だけど異端者死ね」 ヴォル「失せろ権力者ども!異端者にするぞ!」 メリ「誰か私の誕生日を祝ってよ!」 1年後 メリ「うう…、まさか誕生日に死んでしまうなんて…。今年も誕生日を祝ってくれる人はいないのね…」 イズ「可愛い弟がいるじゃないか。でもまさか天国で死んだ弟と誕生日を過ごすことになるなんてね」 メリ「弟の仇討ちもできず、誕生日に死ぬなんて最悪だわ…。でも夜空は綺麗だった…」 イズ「何か最後±0みたいになってるけど今日はめでたい日だ。悲しいことは忘れよう!メリークリスマス!」 メリ「だからそっちじゃないって!」 842 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/12/27(日) 00 06 47 ID msVzPguqO 男「聖石を渡してもらおうか」 女「渡さないと痛い目に遭うわよ」 メリ「…誰?」 男「ゾディアックブレイブになりたいが、実力もコネもない見習い戦士だ」 女「父親の権威だけでその立場にいられるお前の存在が気に入らないのよ!」 クレ「父親の権威だけでその立場にいられるお前の存在が気に入らないんだよ!聖石をくれ!」 メリ「何気にクレティアンがいる…」 男「貴様を倒して私こそがゾディアックブレイブに相応しいことを証明してやる!」 クレ「貴様を倒して私こそがゾディアックブレイブに相応しいことを証明してやる!3対1でな!」 メリ「自分でセリフ考えなさいよ!」 男「まずは私が相手だ!かかって来い!」 クレ「待て!1対1で戦ってどうする!一斉攻撃しろ!」 メリ「あんた最低」 女「ねえ、よく考えたら聖石1つしかないけど」 男「まぁ負けたら元も子もないし、一斉攻撃するか。あと言っておくが、私は見習いだがラムザではない」 メリ「わかってるわよ!」 女「ねえ、聖石足りないけど?」 クレ「私にくれ」 メリ「とりあえずお前達を倒して、実力でこの立場にいることを証明するわ」 クレ「どうやって我々に勝つつもりだ? 親父にでも泣きつくか?」 メリ「投聖石」 クレ「いたっ」 845 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/12/30(水) 00 15 44 ID GrG5IGel0 ラム「ねえ、乳首が立ってるよ」 メリ「なっ…!私は下に鎧を着込んでるんだから乳首の浮き彫りが見えるわけないでしょ!」 ラム「でも、ほら。胸のここがツンってなってる。ちょっと触…」 メリ「触らないでよ変態!」 ラム「鎧着込んでるんだからいいだろ!触らせろコラ!」 メリ「私が恥ずかしいだけじゃない!」 ラム「こっちは幸せだバカ!」 メリ「私は幸せじゃないわよバカ!」 ラム「愛に見返りを求めるなバカ!乳首立てといて幸せじゃないだと? ふざけんじゃねえ!」 メリ「懐に聖石を入れてるのよ。だからこのツンは乳首じゃないわよ」 ラム「…聖石?」 メリ「聖石サジタリウス。私がディバインナイトになった際に教皇猊下から頂いたもの」 ラム「君も聖石の能力者なのか?」 メリ「いえ、私の前ではただのクリスタルだったわ。これで奇蹟を起こせるだなんて考えてなかったし」 ラム「やはり君もイズルードも知らされてなかったか」 メリ「この聖石をあなたに預けるわ。その代わりに私も行かせて」 ラム「勿論さ」 Join up メリ「じゃあ早く行きましょ。この地下墓地、気味が悪いわ…」 ラム「さて、正式に加入したことだし、今度は仲間として言おう。乳首触らせろ」 メリ「嫌よバカ」 849 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2010/01/01(金) 00 02 19 ID 5b15uPws0 イズ「姉さん、あと数分で年が明けるね」 メリ「ええ、今年はとても有意義な一年だったわ」 イズ「何だかよくわからないけど、来年辺りに死にそうな気がする」 メリ「まぁ、戦場に立つ身だから仕方ないわ。来年は寅年だから寅には気をつけなさいよ」 イズ「言いたいことはわかるけど、寅とトラブることってあるかな?」 メリ「寅は咬撃氷狼破なんかよりとっても凶暴なんだから気をつけなさいよ」 イズ「ライオンのほうが怖いよ。何だかよくわからないけどライオンのほうが怖いよ」 メリ「あっ、イズルードとバカな話をしてる間に新年まであと数秒だわ!3…2…」 イズ「1…」 メリ「新年明けましておめでとう!」 ラム「おめでとう!姉さん!」 メリ「今年もよろしくお願い致します」 ラム「お願い致します!姉さん!ところで今年の抱負は?」 メリ「今年もフードを脱がないこと」 ラム「フードも明けろよ!」 メリ「あとは、可愛い弟を守ること…かな」 ラム「姉さん…。今年も愛してる…」 メリ「愛するイズルードを痛めつける奴は私が痛めつけてやるわ」 ラム「イズルードは窮地に陥るとすぐ跳ぶカスだから守らなくていいよ。僕を守れよ」 メリ「…って誰か知らないけど何すり替わってるのよ!」 853 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2010/01/09(土) 12 45 51 ID /ab/WZp90 メリ「強甲破点突き!」 敵「ウボァー」 ラム「♪」 メリ「星天爆撃打!」 敵「ウボァー」 ラム「♪」 メリ「…ラムザ、さっきから何をしてるの?」 ラム「アクセス規制のせいであまりにも暇だから右往左往してる」 メリ「思いっきり戦闘中なんだけど」 ラム「散歩中なんだけど」 メリ「アイテム発見移動でもしてるの?」 ラム「移動距離天候無視だけど」 メリ「いらなっ!」 ラム「こんな天気のいい日は散歩でもしないともったいないよ。フード脱げよ」 メリ「移動距離天候無視なんだから別にいつでもいいでしょ!」 ラム「今日は気温がちょうどいいね。過ごしやすくて眠くなってきた。フードも規制されたらいいのに」 メリ「コカトリスとベヒーモスと牛鬼に囲まれたこの状況下でよく言えるわね」 牛鬼「ふりおろす!」 ラム「あっ、危ない!」 メリ「冥界恐叫打!」 牛鬼「ウボァー」 ラム「咬撃氷狼破も使ってやれよ」 メリ「氷狼破を人殺しの道具に使いたくないのよ」 ラム「わかるよ。僕も本音を言うと、君みたいな聖なる人に人殺しなんてさせたくないんだ…」 メリ「戦え!」 ラム「ということで、フードをつけない戦闘0Kな美女を大募集!みんなどしどし応募してくれよな!」 メリ「働け!」 854 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2010/01/09(土) 12 50 30 ID /ab/WZp90 エル「ラムザが来るまでこの部屋で待つといい。食用コウモリでも召し上がれ」 メリ「ありがとうございます、侯爵」 エル「ヴォルマルフの娘か。どんな化け物かと思ったが、可愛らしいお嬢さんだ」 メリ「よく言われます」 エル「弟の仇討ちとは泣かせるね。私が手を貸してあげるから私のアルテマデーモンにならないか?」 メリ「小癪な侯爵ですこと」 エル「私も昔、銀髪鬼と恐れられた戦士だ。頼りにするといい」 メリ「奇遇ですね。私も昔、銀髪鬼って呼ばれてたんですよ」 エル「そのブイーン、昔はヴォルマルフが使ってたが君のほうが似合うな」 ヴォル「メリア-ブイーン=0といっても過言ではない」 メリ「私は他にも魅力があるからね。あとセイブザクィーンって言ってね。父さんは消えてね」 エル「あー、人の娘を見てたらムラムラしてきた!血を吸わせろ!」 メリ「どういうこと!侯爵がケダモノに!」 ヴォル「おい、人の娘を押し倒すんじゃない。あー、なんかムラムラしてきた」 メリ「私はラムラムを倒すためにランベリーに来たわけで、ムラムラさせに来たわけじゃなくて…」 エル「血を吸わせろ!血を!血を!血を吸わせろ!」 ヴォル「溶岩よりも熱い血を吸わせろ!」 メリ「ラムザ…早く来て…」 855 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2010/01/09(土) 12 55 21 ID /ab/WZp90 ラム「僕はなんて罪深い人間なのだろう…」 メリ「えっ?」 ラム「そういや君は聖職者だったな。僕を救ってくれ…」 メリ「迷える子羊よ、懺悔なさい」 ラム「懺悔すれば許されるのですか?」 メリ「私が許せば何だって許されるわ。だってここはメリアドール萌えスレなのだから…」 ムス「なんだって!実は許してほしいことがあるんだ!聞いてくれ!」 ラッ「ちょっと待て!俺のほうが迷える子羊だ!ピスタチオはあとにしろよ!」 ラム「ドブネズミはあとにしろよ」 ラッ「ラットじゃねえよ!」 メリ「君は羊と書いて群れる…。なんだか物悲しいわね…」 ラム「ベルベニアでメリアの装備品を盗んだのは私です。許してください…」 メリ「罪深きゲスよ。そんなことは百も承知なので、私はきっと許してくださるでしょう」 ラッ「女仲間に手当たり次第に告白してふられ、チーム内の空気を悪くしてしまいました。許してください…」 メリ「可哀想な鼠よ。なぜ私には告白しなかったのか気になりますが、私は許してくださるでしょう」 ムス「軍資金ちょろまかして口紅買ったんだ…許してくれ…」 メリ「腹黒き奇行士よ。それはダメ」 ラム「死ね」 ラッ「変態かお前は」 ムス「どうせ俺だけ許されないと思ったよ!」 861 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2010/01/12(火) 00 15 55 ID C4sPEANN0 ヴォル「いいこと考えた。イズルード、お前メリアのバスタオル盗んで来い」 イズ「一体どういうことですか?」 ヴォル「いいか、もしバスタオルがなければ何で体を拭く? 服? 服で拭くってバカか?」 イズ「フード?」 ヴォル「そうだ。びちょぐしょになったフードではさすがに歩き回れまい。堂々とメリア頭部を拝めるってわけだ」 イズ「浴室にバスタオルの代わりになるものを持っていきそうな気がするんですが」 ヴォル「聖地の浴室ではバスタオルの代わりになる物の使用、貸し借りを禁ずる。って法律作ってきた」 イズ「さすがは統制者ですね。フード禁止令作れよ」 ヴォル「あの真面目な娘が法律を守らぬわけがない…。さぁ見せてもらおう…」 メリ「…あれ? バスタオルがない…。どうしよう、これじゃお風呂のあとに体を拭けないわ…」 ヴォル「せっかく成人の日を迎えたんだし、フードを脱ごうよ」 メリ「フードで拭くのは法律上ダメだし…」 ヴォル「新成人になってもずっと親子でいてね」 イズ「それを先に裏切るのはあなたでしょう」 メリ「…まぁいっか、お風呂で考えようっと」 イズ「…フードで拭くつもりはなさそうでしたが、失敗ですか?」 ヴォル「いや、大丈夫。娘はバスタオルの代わりになるものを持っていかなかった。湯上りに期待しよう」 イズ「大変です!姉さんがバスタオルを求め聖地を飛び出して、異端者ラムザ達と今温泉入ってます!」 ヴォル「またあの小僧か!」 863 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2010/01/15(金) 00 12 08 ID W8sjpIox0 ラム「お金がなくなりました」 メリ「いつものことね」 ラム「メリアが脱げば荒稼ぎできるのに」 メリ「服を?」 ラム「フードを」 メリ「どういう理屈で?」 ラム「世間はメリア頭部の真相を知るためなら喜んで大金を払うだろうよ」 メリ「フードを脱ぐとお金になるなんて聞いたことないわよ。さすがに買いかぶりすぎ」 ラム「裸体が見たけりゃストリップでいいだろ。メリア頭部は代えが効かないんだよ」 メリ「それじゃ私の裸体に価値がないみたいじゃない!」 ラム「価値がないわけないだろ!バカか!フードにそれ以上の価値があるってだけの話だ!」 メリ「ストリップでも稼げるなら別にそれでいいでしょ!なんでわざわざフードを脱がなきゃいけないのよ!」 ラム「服なんて脱いだら風邪引くだろが!」 メリ「それじゃフード脱いでも風邪引かないみたいじゃない!」 ラム「フード脱いだって風邪は引くだろ!バカか!」 メリ「それじゃ私が病弱みたいじゃない!」 ラム「あーもうわかったよ!妥協するよ!フードはもういいよ!服を脱げよ!」 メリ「嫌よバカ。裸にフードってどこの異常者よ!」 ラム「こっちは死活問題なんだよ!フードはいいよ!服を脱げよ!」 メリ「それじゃフードが服より価値がないみたいじゃない!」 世間「両方脱げよ!」 865 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2010/01/18(月) 00 06 36 ID 9ep102tC0 暗黒「イービルブレード」 ヴォル「ウボァー」 ロー「ウボァー」 暗黒「神殿騎士団も大したことなかったな。我が暗黒の刃を持ってすれば神の力など恐るるに足りん…」 メリ「さて、今日も礼拝堂でお祈り…ってええっ!どういうこと!礼拝堂が殺人現場に!」 暗黒「…人はなぜ死ぬのだろう。物はなぜ壊れるのだろう。生命の儚きことナイトブレードの如し…」 メリ「あなたは一体…」 暗黒「傷薬をくれないか? 生傷が痛むんだ」 メリ「この惨状はあなたの仕業?」 暗黒「我が刃は己の生命力と引き換えに騎士団を壊滅させるほどの力を引き出す諸刃の剣。傷薬をくれないか?」 メリ「傷薬より、心のメンテナンスが必要ね。イズルード」 暗黒「この姿になってからは精神統一が効かなくてね」 メリ「どうしてそんなに中二びょ…そんな姿になってしまったの?」 暗黒「姉さんが悪いんだぞ。この姿は姉さんが剛剣を使えることに対する嫉妬とコンプレックスの権化だ」 メリ「だから剛剣使いを殺したのね。でも暗黒の力を借りて手にした勝利なんて偽物よ、裸の王様」 暗黒「じゃあどうすればいいんだよ…。ナイトブレードは剛剣使えないんだよ…」 メリ「私達の剛剣が無理なら自分だけの剛剣を編み出せばいいじゃない」 ヴォル「うごご…よくもやったなイズルード…。真の剛剣で裸の王様にしてやるぜ…」 暗黒「…生きていたのか虫けら」 メリ「ほら、今度はナイトブレードとして…、闇の力に身をゆだねた絶望の戦士として父親を超えるのよ!」 イズ「暗黒も絶望もあんまり変わらない気がするけどわかったよ。くらえ!イーズルブレード!」 ヴォル「ウボァー」 イズ「剛よく剛を制す。暗黒剣ではない、これがナイトブレードの絶望の剛剣だ!」 メリ「オリジナルの剣技ができてよかったわね。でも父の仇は討たせてもらうわ。強甲破点突き!」 イズ「あっ、やっぱり? ウボァー」 867 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2010/01/21(木) 00 11 11 ID OLNuPAXe0 バリ「ようこそ参られた。我が城はいかがですかな? あなた方に勝ち目はありませんよ」 メリ「イズルードを返しなさいよ変態」 バリ「せっかちですな。あなた方に勝ち目はありませんよ」 メリ「あなたがイズルードを誘拐したことなんてわかってるのよ!」 バリ「単刀直入に申し上げます。手を結びませんか?」 メリ「結ぶわけないでしょ!弟を出しなさいよ!」 バリ「えっ、あなたはヴォルマルフじゃないの?」 メリ「ヴォルマルフは私の父よ」 バリ「なんかフードが緑だからおかしいと思った。前見たときは青だったもんな。じゃあお前誰だよ。死ねよ」 メリ「それヴォルマルフじゃないわよ。ヴォルマルフは私の父よ。っていうか弟出しなさいよ。マラーク呼びなさいよ」 バリ「…マラークを呼べ」 セリ「失礼します」 バリ「またしてもお前誰だよ!」 セリ「ご機嫌ようバリンテン大公。今日はあなたを息根止しに来たの」 メリ「早くマラークを呼びなさいよ。この城にある武器をすべて破壊して、武器王をただの王にするわよ」 ムリ「大公殿下ともあろうお方が人様の子を誘拐するなんて最低よねー」 バリ「お前誰だよ!マラーク早く来いや!」 エリ「待たせたな」 バリ「かつて五十年戦争で大活躍した偉大なる魔道士エリディブスはディープダンジョンの奥底で眠ってろ!」 エリ「せっかちですな。私がマラークとイズルード連れてきて事態を収拾しましょう。その代わりに聖石くださいね」 メリ「…セリア、今の魔道士を追いなさい。ここは私が始末する」 セリ「何ちゃっかり楽なほう選んでるんですか!」 870 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2010/01/24(日) 00 54 00 ID 4GENB2qZ0 ラム「腕力じゃ勝てないから、分身の術を使った人海戦術でメリアフードを狙うことにしたよ」 メリ「分身?」 ラム1「はっはっは!」 ラム2「さすがの君も数の力にはかなうまい!」 ラム3「さて、どこから攻めてやろうかな」 ラム4「後ろからだーれだってやって肘で返り討ちにされたい」 ラム5「マントは背後からの攻撃を何たらかんたらって言うような女だぞ。背後は常に警戒してるだろうよ」 ラム6「逆に本人に聞いてみよう。どこから攻められたい?」 ラム4「どっちかというと攻められたいけど」 ラム7「フード狙うんだからやっぱり背後がベストじゃないか?」 ラム8「そもそも何でフードを狙う必要があるんだ?」 ラム9「髪型が気になるからに決まってんだろ」 ラム10「フードだって髪型だろうが。もしフード取ってハゲだったり、キノコ生えてたりしたらどうしてくれるんだ」 ラム11「黙れゴミ野郎。キノコはテメーの親父だろ」 ラム12「はぁ? キノコは長兄だろうが。ひん曲がった付けくせ毛やめろよ若ハゲが」 ラム13「お前…、何で僕が若ハゲ隠してること知っ…何でそんなこと言うんだよ!勘か? 根拠出せよバカ!」 ラム14「だって僕は君、君は僕なんだから…」 ラム15「まぁ人には知られたくないことがあるってことだな」 ラム16「でも気になるじゃないか」 ラム4「メリアドールのマリオネットになりたい」 ラム17「4番ラムザうぜえ」 ラム18「困ったときはとりあえずあのおまじないを唱えようぜ。せーの」 ラム全「フード脱げよ」 メリ「嫌よバカ」 873 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2010/01/27(水) 00 14 22 ID OcSYndhT0 ムス「なぁ、俺と組もうぜ」 メリ「嫌よバカ」 ムス「理由ぐらい聞いてくれよ!最近の雑魚は当たり前のようにシーフの帽子つけてるだろ?」 メリ「シーフの帽子が流行るなんてとんでもない風潮よね」 ムス「シーフの帽子の性能は明らかに常軌を逸している!狙撃を蔑ろにするあんなカスは破壊せねばならない!」 メリ「文句があるならメーカーに直接言えばいいじゃない」 ムス「その手があったか」 ムス「…というわけで、シーフの帽子の製造を中止してもらいたい」 (株)「そんなこと言われましてもね…。シーフの帽子はうちの売れ筋商品でして…」 ムス「テメー、目先の利益ばっかり考えやがってカスが!閃光魔帽の気持ち考えたことあんのかカス!」 メリ「ドンアク・ドンムブ防止効果だけでも修正できないの? 私から見ても酷い性能だと思うけど」 (株)「おや、あなたはもしや神殿騎士様ではございませんか?」 メリ「えっ、違いますけど」 ムス「今は違うわカス!死ねカス!」 (株)「あなた方が壊してくれるおかげで帽子がコンスタントに売れて感謝しております」 メリ「剛剣を何だと思ってるのよ」 ムス「本当に金儲けのことしか考えてないんだな!ハゲろカス!」 (株)「感謝とリスペクトを込めて、SPEEDとドンムブドンアク防止付きフードを開発中です」 メリ「シーフの帽子は素晴らしい商品です。さっさと帰りなさいよクレーマー」 ムス「星よ降れ!!」 874 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2010/01/30(土) 00 19 09 ID 2QehMDDKO メリ「しりとりしない?」 ラム「いいね。僕はしりとり強いよ。だって女の子の尻ばっかり追いまわしてるし」 メリ「しりとりの『り』から。りんごあめ」 ラム「メリア」 メリ「愛」 ラム「いいメリア」 メリ「アイスブランド」 ラム「土曜日のメリア」 メリ「アニメ」 ラム「メリア」 メリ「あっ、それ二回目」 ラム「メリアメリア」 メリ「あみだくじ」 ラム「G線上のメリア」 メリ「朝」 ラム「サービスメリア」 メリ「朝方」 ラム「卓上メリア」 メリ「朝顔」 ラム「オーストメリア」 メリ「浅知恵」 ラム「L字型メリア」 メリ「あたかも」 ラム「もういくつ寝るとメリア」 メリ「あるいは」 ラム「ハメどメリア」 メリ「あまりに」 ラム「肉食メリア」 メリ「明日は」 ラム「晴れたらメリア」 メリ「雨なら」 ラム「ラムザとメリア」 メリ「明日も」 ラム「もう飽きたよメリア…。このシステムじゃ一生終わらないよメリア…。もう許してよメリア…」 メリ「明日も晴れたらしりとりしない?」 ラム「いいえ」 881 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2010/02/09(火) 22 34 41 ID t+wKG29FO 獣「しゃくりあげる」 メリ「きゃああ!」 ラム「うおお!大丈夫かメリアドール!」 メリ「くっ…残念ながら…もう…ダメみたい…」 ラム「うおお!簡単に諦めるんじゃない!弟の仇はどうするんだ!」 メリ「お願い…私の代わりに…」 ラム「やだね!自分のことは自分でしろって薄汚い大人達に教わらなかったか? 生きて戦え!大志を抱け!」 メリ「だってお腹に穴が空いちゃったし…。もう無理よ…」 ラム「どんなに傷ついたって、どんなに無様だって、生きていることは素晴らしい!どんな偉人も死んだらクズだ!」 メリ「もう…限界…さよ…なら…」 ラム「神殿騎士だからって死んでんじゃねえ!それ以上死んだら僕も死ぬからな!」 メリ「…えっ?」 ラム「君が死ぬなら僕も死ぬぞ。自分のせいで他人が死んでもいいのか卑怯者」 メリ「そんなこと言われても…」 ラム「そんなに死にたいなら僕も一緒に死んでやるぜ!うおお!これがジャパニーズハラキリだああ!」 メリ「ああっ!ジャパニーズじゃないのに切腹するなんて!」 ラム「うぐぐ…。これで残された人の悲しみがわかったか…。だから…死ぬなんて…言うな…」 メリ「ごめん。シャンタージュのおかげでだいぶ回復してきた」 ラム「死ね!」 882 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2010/02/09(火) 22 50 19 ID t+wKG29FO がちゃ ラム「突撃!となりの晩御飯!」 メリ「何か用?」 ラム「おい!女性ならいきなりドアを開けたら着替え中でいろよ!フードまでガッツリ着込みやがってクソが」 メリ「何ギレよそれ」 ラム「大体なんでフードなんだよ!えっ、風土の慣習? つまんね!異端者ラムザつまんね!」 メリ「とりあえず水でも飲んで落ち着いたら?」 ラム「晩御飯って言ってんだろうが!水よりフード出せ!フード脱げ!」 メリ「好きでもない人の前で脱げと言われて脱ぐわけないでしょ」 ラム「自分自身よりも大切なものができたときそれがラムザだ!」 メリ「じゃああなたはラムザじゃないわね」 ラム「じゃあ僕はラムザじゃないな!じゃあなぜ僕を愛さない!僕だって遠くから見れば超イケメンだぞ!」 メリ「ラムザって遠くから見れば超イケメンよね」 ラム「みんなそうじゃボケ!」 メリ「さっきからうるさいわね…。水飲んでさっさと帰ってよ」 ラム「じゃあいいよ!フード脱がなくていいよ!水飲むよ!水出せよ!アクアブレスのないFFなんてFFじゃねえ!」 メリ「弟の仇!強甲破点突き!」 ヴォル「ウボァー」 ラム「無視すんな!」 883 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2010/02/09(火) 23 01 06 ID t+wKG29FO モー「こんばんは、お母様」 メリ「…私はまだ独身ですが」 モー「私は未来の世界から来たあなたの息子です」 メリ「!!」 モー「お伝えしたいことがあり、参上致しました」 メリ「そんな話を信じると思うの?」 モー「私は息子ですから髪型の真相を知ってます。皆さん、お母様はフードを脱ぐと実は…」 メリ「だ、黙りなさい!いきなり現れて母親の暴露話する息子がどこにいるのよ!」 モー「俺は今年で31だぞ!年上には敬語使わんかクソが!」 メリ「母親より年下の時に来なさいよ!」 モー「とりあえず、実の息子が時空を越えて大事なこと言うぞ。あの男とは結婚するな」 メリ「っていうかモーって…。私は息子にどんな名前をつけたのよ…。あなたは私と誰の子供なの?」 モー「あの男のせいで俺と母さんの人生と、ついでに世界が滅茶苦茶クポ」 メリ「モーグリなの!? 私はモーグリと結ばれるの!?」 モー「くせ毛の親父が叫びながら母さんに体当たりなんてするから、母さんが剛剣で反撃して世界が滅んだクポ」 メリ「父親はラ〇ザなの!? それでなぜモーグリが生まれるの!?」 モー「だから母さんが時の神ゾマーラに頼んで、デジョン使って過去を変えにきたクポ」 メリ「それ私じゃないし!」 885 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2010/02/12(金) 00 02 39 ID jhAFLYboO メリ「私の名はメリアドール。弟の仇を討たせてもら…」 ラム「投石!」 メリ「いたっ」 ラム「うおお!これがレベル99の投石だあ!うらうらうら!」 メリ「いたっいたっいたっ」 ムス「おい、たまには俺にも経験値稼がせろよ。レベル99なんだからもういいだろ」 ラム「二軍は大人しくお留守番してろよ」 ムス「誰が留守タディオだ!」 メリ「くっ…強い…。でも私はこんなところで…こんな奴に負けるわけには…」 聖石が輝きだした 聖石「我と契約を結べ…」 メリ「……?」 聖石「汝の絶望と悲憤が我を喚び出した…」 メリ「聖石がしゃべっているの…?」 聖石「我と契約を結べ…」 ラム「ダメだ!その石に触れてはいけない!」 メリ「助けて…」 聖石「可哀相なフードよ…。我が神の力で必ず汝を救って見せる…。これぞセイブザクィーン…」 メリ「聖石さん…」 再び聖石が輝きだした ラム「この感じはウィーグラフの時と同じ…」 ムス「あの時のように、また化け物に変身するのか…?」 聖石「貴様らごとき聖石の姿で充分だ!さぁ、かかって来い!女をイジメるウジ虫ども!ボコボコにしてやるぜ!」 ラム「……」 ラムザは聖石サジタリウスを手に入れた 890 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2010/02/17(水) 00 22 52 ID 1DZmIR940 ラム「はいイズルードです」 メリ「……」 ラム「はい闇の力に身をゆだねた絶望の戦士です」 メリ「……」 ラム「はいメリアドールの弟です」 メリ「私の弟は死んだんだけど…」 ラム「生きてたんだけど」 メリ「弟が生きてたらわざわざあなたを殺しに行ったりしないんだけど」 ラム「だから弟なんだけど」 メリ「弟はくせ毛じゃないんだけど」 ラム「次第にくせ毛になったんだけど」 メリ「弟はイケメンなんだけど」 ラム「僕のほうがイケメンなんだけど」 メリ「やっぱり弟じゃないんじゃないの!」 ラム「お姉さんが欲しかっただけなんだけど」 メリ「年上の女性なんて他にいくらでもいるんだけど」 ラム「僕は太いサトウキビみたいな姉さんが欲しいんだけど」 メリ「姉に向かってサトウキビとは何よ!」 ラム「弟じゃないんだけど」 メリ「他人に向かってその態度は何よ!」 ラム「それはお互い様でございますですよ!」 メリ「リアルな姉弟ってそれほど仲良くないと思うんだけど、その辺はどう考えてるの?」 ラム「姉への幻想が崩れたとき、僕はすべてを棄てて水平ジャンプ99した…」 メリ「逃げすぎ!」
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734 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/09/28(月) 01 01 13 ID RYW6LkqyO メリ「今日は星が綺麗ね」 ラム「何が?」 メリ「星」 ラム「何が欲しいの?」 メリ「欲しいじゃなくて『星』」 ラム「??」 メリ「…もしかして、星を知らないの?」 ラム「星って誰? 僕より綺麗なのか?」 メリ「あの夜空に光っているのが星。まぁラムザよりは綺麗」 ラム「あれ、星って言うのか。蛍か何かだと思ってた」 メリ「それは虫」 ラム「星にはなぜ手が届かないの?」 メリ「想像を絶するハイトにいるからよ」 ラム「星はなぜ発光しているの?」 メリ「…蛍だからよ」 ラム「惑星はなぜバカの一つ覚えみたいに太陽の周りを回っているの?」 メリ「星知ってるじゃない!しかも好きなの?」 ラム「僕より綺麗なものを好きになれるか!」 メリ「素敵なものを素敵と思える心が一番素敵なのに…」 ラム「物事を肯定的に見ることは、否定的に見るより10倍以上難しいんだよ」 メリ「その数字はどこから来たのよ?」 ラム「僕は10何人いるこのメンバーの中で好きになれた人は1人しかいないからさ」 メリ「それは誰?」 ラム「ラムザ」 メリ「…死ねばいいのに」 ラム「フードがなければ二人になるんだがなぁ。お星様お願いです。フードを爆撃してください」 メリ「……」 ラムザは星になった 737 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/10/01(木) 00 22 30 ID dQBrj34FO イズ「突風でフードとスカートが同時にめくれそうになったらどっちを押さえるの?」 メリ「腕がなぜ2本あるか知ってる?」 イズ「突風+背後からスカートめくりの達人が来たらどうする?」 メリ「マントは背後からの攻撃を防いでくれたりもする」 イズ「もしマントがスカートめくりの達人だったら?」 ロー「無垢を演じて姉を追い詰めるなよ。アンチフードの父親の差し金か?」 イズ「好奇心を満たすことの何が悪い」 ロー「姉の尊厳を犠牲にしてまですることか?」 イズ「何かを得るにはどこかで痛みが必要なんだ。そう教わって生きてきた」 ロー「貴様の父親はカスだ」 メリ「あんたはどこの差し金よ!」 イズ「大体なんでフード脱がないんだ?」 ロー「どんなに親しい間柄でも、ウ〇コしてるところを見られたくないだろ?」 イズ「…ああ」 ロー「そういうことだ。それがたまたま頭部であっただけだ」 メリ「ウ〇コと一緒にされるのは嫌だけどそういうことよ」 イズ「…まぁ、姉さんの口からウ〇コって言葉を聞けたから良しとしよう」 メリ「いつからそんな変態になったのよ!」 ヴォル「おーい脱衣所にフード忘れてる奴誰だー」 ロー「あ、やべ。風呂上がってフードつけるの忘れてた」 メリ「おい」 742 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/10/04(日) 00 54 05 ID xb8Dla1FO 労働「新たに加入しました労働8号と申します。無機物ですが宜しくお願い致します」 メリ「ついに私にも後輩が…?」 労働「未熟者ですが、ガッツだけはあります。仲良くしてくださいね。今度デートしましょう」 メリ「ここはそんなに生易しい環境じゃないわよ。ラムザの精神的圧迫で何度自殺を考えたか…」 労働「幸せにならないでくださいね」 メリ「どんな後輩よ!」 労働「僕、実はエールや励ましたりするのは得意なんですよ」 メリ「じゃあ励ましてみてよ」 労働「Insert coin (コインを入れてね)」 メリ「図に乗るな」 労働「道に転がる石ころだって、川を流れる産業廃棄物だって必死に生きてるんだ!自殺はダメ!」 メリ「その完成度でよく得意なんて言えたわね…」 労働「努力はしている!」 メリ「…そろそろ鉄の塊脱いだら? あなたラムザでしょ?」 労働「Insert hood (フード脱げよ)」 メリ「強甲破点突き!」 労働「ウボァー」 メリ「変装までしてフードを狙って来たの? 早く脱ぎなさいよ!この!この!」 労働8号は粉々になった メリ「…あれ? ラムザが入ってない…どういうこと?」 ラム(ごめんな8号。お前をゴミ処理するには金がかかるから、剛剣で粉砕するしかなかったんだ…) 744 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/10/07(水) 00 35 42 ID q9XK+ACbO ラム「今日はメリアドールについて考えてみようか」 ラム2「では基本情報から。メリアドール・ティンジェル。特技は剛剣」 ラム「あの外見と身の細さで、大剣を振り回すギャップが心地よいね」 ラム2「神殿騎士団団長の娘+故人の姉。故人の仇討ちを目的に行動している」 ラム「実父と戦うことになるなんて酷な展開だよな…。妹の為に兄と戦う僕と通ずるものがある」 ラム2「神に忠誠を誓い、全てを捧げる聖騎士。剣を携えた聖職者」 ラム「自己犠牲の精神とか素敵すぎ!だが神は死ね」 ラム2「磨羯宮2日生」 ラム「ヤギとか超かわいい。だって紙とか食うんだぜ?」 ラム2「槍とか弓とか使えて器用」 ラム「防具も帽子以外なら何でもいけるね。天は彼女に5~6物ぐらい与えたな。だが神は死ね」 ラム2「愛」 ラム「いつも愛について思索してると思うと萌える…」 ラム2「装備に貴重品が多い」 ラム「しかもオシャレだよね。だがフードは失敗だ。髪よ…貴方は生きろ。神は死ね」 ラム2「以上。見れば見るほど深いキャラだぜ…」 メリ「おはようラムザ。今日はなぜ二人いるの?」 ラム「おはよう。今日も故人を偲び、誰かの為に貴重品を破壊しつつ、器用に髪でも食べるのかい?」 メリ「どんなキャラよ!」 752 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/10/10(土) 00 32 46 ID PePgpXZwO ヴォル「……」 メリ「さよなら父さん…」 雷神「やはり父親を手に掛けるのは辛いか?」 メリ「……」 雷神「君のお父さんになっていいかな?」 メリ「雷神さん…」 ラム「大昔の竜騎士みたいなこと言いやがって!メリアを独占しようたってそうはいかないぞ!」 雷神「父親を自ら殺すんだぞ? 彼女の救済には新たな父親の存在が不可欠だ!」 メリ「よろしくお願いします」 ラム「なっ…」 雷神「ははは!そういうことだ!異端者は命を狙われて危険だからどっか行け!」 ラム「お前も仲間だろ!」 雷神「ははは!私は歴史上死んだことになってるから大丈夫!可愛い娘とセカンドライフのスタートさ!」 ラム「娘さんを僕によこせ!」 雷神「ははは!冗談はフードつけてからにしろ!」 ラム「彼女を救えるのは耄碌ジジイではなく、僕みたいなイケメンだけだ!」 メリ「ラムザはイケメンにカテゴライズされるの?」 雷神「ははは!だったらトンカツや唐揚げもイケメンだな!」 ラム「うるせー!息子にしやがれ!」 雷神「ははは!誰がバルバネスの息子なんか息子にするか!」 ラム「なぜこんなジジイについて行くんだよ…」 メリ「だってエクスカリ…」 ヴォル「そういう話は私を倒してからにするんだな!」 759 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/10/13(火) 05 20 28 ID geYK9V7BO ロー「フードに右の頬を打たれました。あなたはどうしますか?」 メリ「左の頬で頬擦りします」 ロー「フードとお金が命の危険に晒されています。一方しか助けられません。どちらを助けますか?」 メリ「金額によります」 ロー「狭き門をフードが塞いで通れません。あなたはどうしますか?」 メリ「門なんて破壊します」 ロー「弟の仇がフードだった!フードは反省しています。あなたはどうしますか?」 メリ「すべてを捨てて逃げます」 ロー「わかりました…。あなたのフード愛は……66点です」 メリ「この私が66点ですか?」 ロー「だって金額によってはフードを見捨てるのでしょう?」 メリ「お金があれば色んなフードをたくさん買えます。貧しい人にフードを配ることもできます」 ロー「如何なる場合でもフードを見捨てることは許されません。私にとってフードは神なのです」 メリ「人あってのフードです。私にとってフードは髪なのです」 ロー「フードとは欲望を断絶し、神への忠誠心を体現するための物です。ただの装身具ではありません」 メリ「私はフードが大好き。ただそれだけです。フードと取引をしているつもりはありません」 ロー「あなたとは話が合わないな!」 ヴォル「よそでやれ!」 764 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/10/16(金) 01 42 59 ID Cktkm3dMO メリ「おはよう」 変態「興味ないね」 メリ「腐っても人間なんだから挨拶ぐらいしなさいよ」 変態「興味ないね」 メリ「私の髪型も?」 変態「興味ないね」 メリ「フードは?」 変態「ドレッシングかけて食いたい」 メリ「髪型は?」 変態「湯加減どう?」 メリ「何で私の髪型に興味なくしてるのよ!変態のくせに!」 変態「誰もが髪型に興味あると思うなよ!低所得のくせによ!」 メリ「いきなり湯加減どう? おかしいでしょ」 変態「僕の妄想の世界の君は入浴中なんだ。意外と巨乳」 メリ「妄想の世界の私の髪型はどうなってるの?」 変態「フードに泡」 メリ「妄想の世界の私にフード脱げよって言いなさいよ」 変態「服を脱げよ」 メリ「妄想の世界の私が服を脱いでるんだから別にいいでしょ!」 変態「お前が脱げよ」 メリ「何でフードよりヌードなのよ!」 変態「答えのないものを追求したって時間の無駄だ」 メリ「追い続ければいつかは夢は叶う!志を捨てた変態はただの異端者よ?」 変態「今までメリアの髪型を何度も妄想したさ!でも、どれも偽物だ…。僕は裸の王様なのさ…」 メリ「あなたがそんな軟弱者だとは思わなかったわ…。それでも変態なの?」 変態「フード脱げよ」 メリ「嫌よバカ」 770 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/10/19(月) 00 22 57 ID YfLI09hzO ヴォル「朝礼を始める。おはよう」 メリ「おはよう」 ロー「おはようございます」 クレ「おはよう」 ヴォル「いい知らせと悪い知らせがあるが、どっちが欲しい?」 メリ「じゃあ悪い知らせを」 ヴォル「昨日イズルードが死んだ」 メリ「!!」 クレ「いい知らせは何です?」 ヴォル「それはな…」 メリ「ちょ…ちょっと待ってよ!イズルードが死んだってどういうこと!?」 ロー「団長が朝礼中です。お静かに…」 メリ「嘘…よね? 嘘と言ってよ!ぶっ飛ばすわよ!」 吉報「俺のターンなんだからあとにしろよ。イズルードの話はもう終わったんだよ」 メリ「わかったわよ!」 ヴォル「いい知らせはな、この中に犯人がいるということだ」 メリ「!!」 ロー「!!」 ラム「!!」 クレ(あっ、本当にいた…) ヴォル「娘よ、アリバイを聞こうか」 メリ「何で私を疑ってるのよ!」 ラム「いや、意外と怪しいぞ。こういう時はとりあえず第一発見者かフードを疑うもんだ」 メリ「あんたが一番怪しいのよ!っていうか誰よ!」 ロー「神殿騎士団に仲間を殺すような人間がいるとは思えないんですが」 メリ「そうよ!どうせライオンにでも咬まれて死んだのよ。だから仲間を疑うのはやめましょ!」 ヴォル「……」 774 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/10/22(木) 00 52 00 ID kyMLsGTDO ラム「今日は買い物しようか」 メリ「……」 ラム「明日は花でも摘みに行こう」 メリ「……」 ラム「明後日は…ぼーっとするか」 メリ「…そろそろ先に進まない?」 ラム「今日は買い物だ。今日はルーンブレイドが19800ギルで買えるんだ」 メリ「たったの200ギルじゃない…」 ラム「200あれば聖水を0.1個買えるんだぞ!フードなんてかぶってる場合じゃねーよ!」 メリ「私達はこんな所で立ち止まってる暇はないのよ!」 ラム「これは僕の物語だ!」 メリ「何十年もゴルランド~ルザリア間を往復する人生でいいの?」 ラム「何十年も君と一緒にいられるなんて最高じゃないか。年はとるけど老いることはないし」 メリ「前に進むことを放棄してる時点で老いてると思うけど…」 ラム「変化を求めて右往左往するより、変わらぬ毎日を充実して生きるほうが幸せさ」 メリ「私達がオーボンヌに突入しない限り、この99年戦争は終わらないのよ?」 ラム「戦争は終わらない。だって突入すると引き返せないから。プレイヤーがそんなことするはずがない」 メリ「……」 ラム「買い物も、タクティクスも、戦争あっての楽しみなのさ!FFT最高!」 メリ「ラムザと合見えし不幸を呪いたい…」 ロー「いいから早く来い!」 777 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/10/25(日) 01 06 57 ID AZfJ/h7bO メリ「星天爆撃上げ!」 クレ「頭でも打ったのか?」 メリ「星天爆撃打を持ち上げて体を鍛えてるのよ」 クレ「星もまさかのフィットネスに使われる不幸を呪ってるだろうよ」 メリ「そういうあなたはクレアチンみたいな名前して、その貧弱な体は何なの?」 クレ「今時、体を鍛えるなんて流行らないし」 メリ「だからモテないのよ」 クレ「別にモテないキャラじゃねーし!」 メリ「だってクレアチンが好きなんて公言してる人見たことないし…」 クレ「モテないわけじゃない!存在が認知されていないだけだ!」 メリ「鍛えなさいよ。胸を張って歩けるような自信満々な体つきになれば自然と存在感も出るはずよ」 クレ「…何すればいい?」 メリ「痩せて」 クレ「デブキャラじゃねーし!」 メリ「杖をやめて剣を持ちなさい。そもそも杖は人を助けるもので、人を殺すものじゃないのよ?」 クレ「いや、杖には魔力がだな…」 メリ「高齢化社会の中、限られた杖を若者に道楽感覚で使われたら割を食うのは高齢者なのよ?」 クレ「その杖を壊してるのはお前だろ!」 メリ「杖に魔力だなんてファイナルファンタジックな妄想はやめて、剣を持ちなさい」 クレ「じゃあルーンブレイドをクレ」 メリ「杖を持ちなさい」 779 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/10/28(水) 00 39 25 ID WtWAlLMOO ラム「雷神の肉体は消滅し、宝箱になった…」 メリ「あの雷神がやられるなんて…」 ラム「中身は恐らくエクスカリバーだろう。雷神の残した力と精神は継承しないとな」 メリ「大切に使ってあげてね」 ラム「えっ、いらないの?」 メリ「私にはセイブザクィーンがあるから。エクスカリバーって何かダサいし」 ラム「じゃあ僕が画策したエクスカリバーあげる代わりにフード脱げよって展開はどうなるんだ!」 メリ「何だかんだで脱がないわよ」 ラム「何のために奴を始末したと思ってんだよ!」 メリ「どうせそんなことだろうと思ったわよ!」 ラム「宝箱あげるからフード脱げよ」 メリ「クィーンがあるからいらないってば」 ラム「クィーン死ね!ドラゴンボール7個集めてクィーン潰したい!」 メリ「FFTなんだから聖石に頼みなさいよ!」 ラム「特に理由ないけどフード脱げよ!」 メリ「特に理由ないけど嫌よ!」 ラム「なぜ君は騎士のくせに雷神の力を必要ないとか言うんだ!ぬるま湯主義かよ!」 メリ「どうせ宝箱の中身は実は毒消しか何かでしたーってオチなんでしょ?」 ラム「中身は実は、沈黙、暗闇、ドンアク、チキン状態にして閉じこめておいた雷神でしたー」 メリ「いっそ殺してあげなさいよ!」 781 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/10/31(土) 00 28 31 ID QsDjCf3RO ウィ「なぜ貴様が騎士剣を持ってるんだ!」 メリ「騎士剣を手入れしながら振り返りつつ言うけど、いきなり何よ」 ウィ「なぜ貴様が騎士剣で、私がダイア装備なんだ!」 メリ「優れた騎士に優れた剣があてがわれるのは当然。貧民はダイアを纏えるだけマシだと思いなさい」 ウィ「貴様は私より上だと言うのか!」 メリ「ローファル、雷神シド、ダイスダーグ。これらは本編で騎士剣を携えた人達。共通点はなーんだ?」 ウィ「頭部に患いがある」 メリ「剛剣よ。剛剣の使い手にこそ騎士剣が相応しい。っていうか殺すわよ」 ウィ「物を粗末に扱う剛剣なんかに騎士剣は不相応だ!よこせ!」 メリ「ついに本音が出たわね」 ディ「俺は聖剣技だけど、PSP版追加イベントで騎士剣持ってたんだが」 メリ「新キャラは考慮しません」 ディ「旧キャラじゃボケ!」 ウィ「パンと毛布と市民権をよこせ!」 メリ「何で無国籍者なのよ!」 ウィ「騎士剣を賭けて勝負しろ!強者にこそ騎士剣は相応しい!」 メリ「じゃあ明日礼拝堂に来なさい。勝負してあげるから」 ウィ「滅茶苦茶にしてやるぜ」 翌日 メリ「ねぇ父さん、乞食は?」 ヴォル「乞食なら特に理由ないけど除名したよ」 メリ「さすが父さん!わかってる♪」 783 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/11/03(火) 00 11 36 ID hmeyWhBKO ラム「メリアは登場が遅く、活躍の場が少なくて目立たないのが難点だ。あとフード」 メリ「そのぶん、魅力に気づいた時にどっぷりハマってしまう。愛の底なし沼よ」 ラム「正直フードに集客力ないし、もっとオープンに行こうぜ。よく見たら可愛いんだし」 メリ「ラムザはよく見ると可愛くないわね」 ラム「何だと!」 メリ「よく見たら可愛くないって、ある意味視聴者に対する裏切りよ。謝罪しなさいよ裏切り者」 ラム「救いがなさすぎる!」 メリ「オムライスみたいね。見た目は美味しそうだけど、食べるとそうでもないっていう」 ラム「オムライスが嫌いなだけだろ!」 メリ「さて、上手くフードの話から逸脱できたけど、次は何の話する?」 ラム「フード脱げよ」 メリ「妄想で補完しなさいよ!」 ラム「見たことないんだから妄想しようがないだろ!」 メリ「見たことないから妄想するんでしょ!」 ラム「イマジネーションの向こう側からフードがせせら笑ってる…」 メリ「…想像力0ね。次フード脱げよって言ったら、私ラッドと付き合うから」 ラム「視聴者に対する裏切りだあ!っていうか奴を引き合いに出すんじゃねえ!」 メリ「ラッドって地味だけどよく見たら可愛いかも…」 ラム「もうやめて!」 785 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/11/06(金) 00 37 40 ID DDUlpFbIO メリ「……」 ラム「メリアが眠っている。これがどういうことか分かるかい?」 メリ「……」 ラム「この状況ならフードを外すことなど造作もないのさ!」 メリ「……」 ラム「未知への遭遇まであと3秒…」 ラム(待たれよ) ラム「誰だ!僕の暴行一歩手前を邪魔する者は!」 ラム(フードを紐解いてはならん。取り返しのつかないことになるぞ) ラム「うるさい!誰だか知らないが僕に指図するな!」 ラム(…無駄なことを) ラム「ぐおおお!何だ…? 不思議な力が働いてフードに手を近づけることができない!」 ラム(それが何かわかるか?) ラム「貴様!一体何をした!」 ラム(伸ばした手を反発する不思議な力…それはお主の理性じゃよ) ラム「理性…だと?」 ラム(頭部を見るより、フードを脱がすことに意味があるんじゃないか?) ラム「……」 ラム(頭部の真実より彼女の反応が楽しみではないのか?) ラム「確かに…」 ラム(お主はそれが分かっていたから手を伸ばせなかったのさ。心のメンテナンスを怠るなよ、少年) ラム「…大事なことを思い出せたよ。ありがとう、我が理性よ…」 メリ「…人の寝床に侵入して何ブツブツ独り言を言ってるわけ?」 ラム「フード脱げよ」 メリ「嫌よバカ」 786 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/11/09(月) 02 11 54 ID Ra1Efxu1O ラム「あだ名つけようぜ」 メリ「あだ名?」 ラム「だって友達だろ?」 ムス「だよな!俺達友達だよな!」 ラム「ピスタチオは黙ってろ」 メリ「メリアでいいわよ」 ラム「メリアって花の種類だか何だかの名前だろ? 可愛すぎて似合いすぎて一周してダメ」 メリ「ちゃんと調べてからいいなさいよ」 ラム「間をとってリアドーはどう?」 メリ「リビドーみたいに言うな!」 ムス「メリアド教えて」 メリ「友達みたいに言うな!」 ムス「…でもメリアドールって、あだ名つけるまでもない素敵な名前だよな」 ラム「まぁな。それに比べ僕の名は意味不明だし、短くてイジりようがない…。あとピスタチオ黙れ」 メリ「長ければいいってものじゃないって弟が言ってた」 ラム「それはイズルードのミスリードだ」 メリ「ラムちゃんはどう?」 ラム「それは勘弁だっちゃ」 ムス「侍ラムザはどう? 逆から読んでも侍ラムザ…にはならないけど」 ラム「死ねよピスタチオ」 ムス「…何で俺はあだ名なのに友達じゃないの?」 メリ「ザーラムとかどう?」 ラム「どこの神様だよ!」 ムス「ザーラムいいな。ファーラムみたいで、利他的な良いイメージが浮かぶ」 ラム「ピスタチオ、ザーラム」 ムス「どういう意味だよ!」 789 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/11/12(木) 00 19 19 ID 6VU6EdetO 神「この世には罪が多すぎる。私は人類をぶっ殺すことに決めたよ」 メリ「やり過ぎですよ。剣を取る者は剛剣で滅びると言ったのはあなたでしょう?」 神「それはお前の言葉だろ」 メリ「神よ、信心深い私をお救いください」 神「正しき者よ。箱船を作り、家族と全ての動物のつがいを入れなさい。箱船の中の安全は保証しよう」 メリ「そんな…父親が一番の悪人なのに…。ローファルやクレティアンはダメですか?」 神「ダメです」 メリ「汝、隣人を愛しなさいよ」 神「隣人を殺したいんだよ」 メリ「イズルードは動物に含まれますか?」 神「家族に含まれるんだから別にいいだろ!」 ヴォル「神よ、箱船を用意しました」 神「では、水攻めを開始しよう」 メリ「箱船の外にいる生物が死んでいく…」 ヴォル「人がゴミのようだな」 メリ「地上の偵察のために飛び降りたイズルードが戻ってこないのは、地上の水はもう引いたってこと?」 ヴォル「そのようだな。ついに私の時代が来た!私は新世界の神になる!」 神「ハレルヤキーック!」 ヴォル「ウボァー」 神「教育に悪い人間は根絶した。これからはお前が正しき子孫を残し、人類を正しき道へと導くのだ!」 メリ「男がいないんですが…」 GAME OVER 792 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/11/15(日) 00 07 40 ID nm52iSYCO 空賊「動くな。動いたら娘の命がないぜ」 ヴォル「娘を人質に取るとは…この卑怯者め!」 空賊「娘の命が惜しくば全ての聖石をよこせ」 メリ「父さん!絶対に渡しちゃダメよ!」 ヴォル「ああ!こんな虫けらに大事な聖石を渡すものか!」 空賊「じゃあ娘は死ぬな」 ヴォル「大事な娘に傷一つでもつけたら承知しねーぞ!」 空賊「少しは立場をわきまえろよ!」 ヴォル「こっちのイズルードと人質を交換してくれ」 イズ「!!」 空賊「じゃあイズルード来い」 ヴォル「イズルード行け」 イズ「…クソが」 メリ「どうしたの? 何か嫌なことでもあった?」 イズ「…何で自ら人質にならなきゃいけないんだ。どうせなら空賊より風俗に行きたいよ…」 空賊「心の膿はスペルマとともに…」 メリ「何のサブタイトルよ!」 空賊「早く来いよ人質」 イズ「わかったよ…はぁ」 ヴォル「さぁ娘を返してもらおう」 空賊「くくく…人質が二人に増えたぜ!」 ヴォル「何ぃ!貴様、騙したのか!」 イズ「この愚か者め!」 ヴォル「娘よ、空賊を殺せ!そして自力で戻って来るんだ!」 イズ「……」 空賊「…ん? 女はどうした?」 イズ「姉さんなら夕飯の支度があるから帰ったよ」 ヴォル「あいつ晩飯当番じゃねーだろ!」 795 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/11/18(水) 00 09 37 ID GXuZWwt2O ※メリア一行は雷神暗殺のため、雷神宅に潜伏中です バル「なぜボウガン?」 メリ「ディリータじゃ頼りないから私が暗殺しようと思って。暗殺と言えばボウガンでしょ?」 ディ「剛剣使えよ」 メリ「バルクが毒ガスで雷神を撹乱させて、その隙にポイズンボウで射殺する作戦よ」 ディ「剛剣使えよ」 バル「…静かに。雷神が来た」 雷神「クリスタルの盾、今日もよろしくな」 盾「……」 (※クリスタルの盾は喋れません) メリ「クリスタルの盾か…厄介ね。これで作戦の成功率が40%低下…」 ディ「剛剣使えよ」 バル「背後狙えよ」 メリ「マントは背後からの攻撃を防いでくれたりする」 ディ「剛剣使えよ」 バル「っつうかボウガンの射程外に移動される前にやっちまおうぜ」 メリ「ダメ…今は柱が邪魔で奴を狙えない…」 ディ「剛剣使えよ」 雷神「クリスタルの盾、どうかしたのか?」 盾「……」 (※クリスタルの盾は喋れません) バル「まずい!盾の野郎が俺達の存在に気づいた!早く撃て!」 メリ「シールドブレイク!」 盾「ウボァー」 ディ「毒使えよ」 メリ「盾の口封じ完了。しかも作戦の成功率40%UPよ!」 バル「おお!これで出世間違いなしだぜ!」 ディ「剛剣使えよ」 雷神「…頭も使えよ」 797 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/11/21(土) 00 19 27 ID fdgs7zGCO ラム「うう、寒い…。今年もまたクリスマスとかいう意味わからんイベントを迎えようとしているのか…」 メリ「ラムザより雷神のほうがリーダーに相応しいと思う」 ラム「クリスマス恒例、邪教徒のピストン推進運動にはうんざりだ」 メリ「ラムザみたいな犬畜生が仕切ってるせいで、寄り道ばかりになって物語が全く進まない」 ラム「今年のクリスマスは雪じゃなくて雨降れ。雨降って中止しろ。酸性雨降れ」 メリ「ラムザ支配の組織じゃテンポが悪すぎる。っていうかほぼ止まってる。もはや心筋梗塞よ」 ラム「話変わるけど、唇はなぜ乾くの?」 メリ「もし雷神がリーダーだったらスムーズに弟の仇討ちができるのに…」 ラム「話戻すけど、確かクリスマスイブは君の誕生日だっけ? 似合いすぎだろ」 メリ「1ターンで戦いを終わらせてくれそうだし」 ラム「待てよ、クリスマスの雰囲気に乗じれば、あわよくばヤれるかもしれん…。やっぱクリスマス最高!」 メリ「フードもつけてるし」 ラム「ムードも作れるし」 メリ「なぜこんなバカがリーダーなのか理解に苦しむ。ラムザに合見えし不幸を呪いたい…」 ラム「メリアクリスマスは雨や雪より、あれが降ってくれたほうが似合うな…」 ラムメリ「星よ降れ!」 799 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/11/24(火) 00 04 02 ID 1kSdUZoXO メリ「くらえ、弟の仇!強甲破点突き!」 ラム「クボァー…死ぬぅ…」 メリ「異常者ラムザ、何か言い残すことは?」 ラム「誰が異常者だ!」 メリ「くらえ!強甲破…」 ラム「ちょっと待て!まだ言い残してないぞ!」 メリ「誰が異常者だ!って」 ラム「ツッコミを正式に受理するなよ!」 メリ「じゃあ早く言い残しなさいよ」 ラム「僕に姉がいればこんな事件は起こらなかった。最期に少しだけでいい、僕の姉になってくれないか?」 メリ「全然遺言とは関係ないけど了解」 ラム「姉さん」 メリ「何よ異常者」 ラム「…名前で呼んでよ」 メリ「イズルードじゃない人を弟と思えない」 ラム「僕は声と名前と姿形が違うイズルードだ。それで弟と思えないか?」 メリ「了解」 ラム「姉さん、喉が乾いた」 メリ「姉さんがジュース買ってあげる」 ラム「ありがとう」 メリ「ボトルとラムザは分別して捨てるのよ」 ラム「はーい」 メリ「あと、寝癖ぐらい直しなさい。ラムザじゃないんだから」 ラム「うん、これぞ理想のありふれた姉弟生活!なんだか楽し…」 メリ「強甲破点突き!」 ラム「ちょ、まだ言い残してな…ヌボァー」 メリ「私はあなたを忌み嫌っています」 ラム「なぜそっちが言い残すんだよ!」
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76 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/02/12(日) 07 12 46.07 ID 3q+rz+r5O イズ「父上は妻子がいたのに、なぜ神殿騎士団に入れたのですか? 神に仕えるキャラが結婚はNGでは?」 ヴォル「うるさい童貞」 メリ「父さんは妻子がいたのに、なぜ神殿騎士団に入れたの?」 ヴォル「独身時代に入団して、出世してから結婚したんだよ」 メリ「神殿騎士時代に結婚できたの?」 ヴォル「大ブーイングだったがな。しかし刃向かう者をぶちのめしていったら、最後に立っていたのは私だけだった。最終的には教会で挙式してやったよ」 イズ「じゃあ、俺も頑張れば姉さんと結婚できるんですね?」 ヴォル「…結婚だと? 貴様も下級なれど、清貧、貞潔を誓った神殿騎士だろ? 実の姉に欲情するなど、騎士以前に人間失格だ。この好色野郎。不埒者め。ゲスが」 イズ「どの口がそれを言うのか…」 クレ「メリアドール。お前は死刑制度についてどう思う? 私は被害者側の心情を考えたら必要だと思うのだが、お前の見解を…」 ヴォル「強甲破点突き」 クレ「ウボァー」 バル「メリアドール。お前は豚の生姜焼きについてどう思う? 匂いはやたらと食欲をそそるんだが、どうにも生姜の味が邪魔でな…。お前の見解を…」 ヴォル「星天爆撃打」 バル「ウボァー」 ヴォル「教会に属する者は貞潔でなければならない。このように、少しでも男女の不純なコンタクトがあれば殺す。男女交際は不潔だ!」 メリ「じゃあ私は大好きな父さんと一生結婚できないのね。とても残念だわ」 ヴォル「……」 翌朝 メリ「あれ? 父さんは?」 統制者「ヴォルマルフ名義のアカウントなら削除したよ。こっちの姿なら教会の会則どころか、社会通念すら無視して娘と結婚できるぜ!」 メリ「初対面のライオンと結婚する人間がどこにいるのよ!」 79 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/02/14(火) 07 16 21.73 ID K8em59tcO 雷神「ぬおおおおーーッ!はッ!」 メリ「…どうしたんですか?」 雷神「今日はバレンタインデーだからな。バレンタインはバレンタイン伯爵が、よい子のみんなにチャクラを与える日なのだろう?」 メリ「…いえ、色々間違ってますけど?」 雷神「では、一体何をする日なんだ?」 メリ「それは女性が好きな男性に対して…」 雷神「何をする日なんだ?」 ラム「何をする日なんだ?」 メリ「チョ…」 雷神「ちょっかいを出す日かな?」 ラム「チョメチョメする日かも」 雷神「なるほど、それは楽しみだ」 メリ「…チョップをする日です。楽しみにしててくださいね」 ラム「ちょ、ディバインナイトのチョップはヤバいって!」 雷神「楽しみにしててください…って、どこへ行く?」 メリ「力だすきとブレイサーを取ってきます」 ラム「どんだけ僕らに惚れてんだ!」 雷神「ふむ、男性ばっかり女性にあれこれして貰って申し訳がない日だな…。何か男性側が女性にしてあげることはないのか? できれば性的措置で」 メリ「一応ホワイトデーという、男性が女性に素敵なプレゼントをお返しするイベントが来月にありますが、別にいりませんよ。私はあなた達に好意を持っていませんから」 ラム「好きじゃないのにチョップする気なの!?」 雷神「ふむ…。素敵なプレゼントでお返しをするのなら、バレンタインにも素敵なプレゼントが欲しいところなのだが…。もしくは性的な…」 ラム「まぁ、女性からすれば、こんなウンコみたいなジジイにやるプレゼントはないわな」 雷神「いや、そこはチョコレートと比喩するべきだろう」 メリ「やっぱりバレンタインのこと知ってるじゃないですか!」 81 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/02/16(木) 01 31 42.24 ID 3AmIRZPaO ヴォル「バルクが死んだ」 メリ「……」 ヴォル「どうした? 悲しくないのか?」 メリ「…悲しいのは悲しいけど、イズルードが死んだ悲しみから未だに立ち直れてなくて、その…、何かすいません…」 ヴォル「弟の死によって中枢神経がイカれたのか。人の死に優劣はない。人は平等に愛しなさい。私はバルクが死んで悲しいぞ」 メリ「何番目ぐらいに?」 ヴォル「メリアドール>>>>ローファル≧アルマ>ウィーグラフ=イズルード≧クレティアン>バルク≧ルーンブレイド>教皇>イケメン>枢機卿>ハゲ>あとは死ね」 メリ「そんなに上位じゃないし…」 ヴォル「お前はどうなんだ?」 メリ「イズルード=父さん>ローファル≧ウィーグラフ≧教皇>バルク。……あっ、最下位だった…。ごめんなさいバルク」 ヴォル「クレティアンも今頃死にたがってるだろうな」 メリ「私達はバルクに対して関心が無さすぎた…。享年何年かすらわからないし…」 ヴォル「だが、何十億もの人間が居る中でベスト10に入るんだから、物凄く大切な人間であることは間違いない。大切すぎて死を超越させてしまったよ」 メリ「死を超越? 死に損なって無間地獄の百万由旬ってこと?」 ヴォル「死への恐怖から解放してやった。あいつはもう死なない」 メリ「じゃあ一行目は嘘なの?」 ヴォル「…そうだな。恨むならバルクにしてくれ。あいつ何やっても死なないから」 バル「……」 メリ「死なないって、HPが無限ってこと?」 ヴォル「戦闘不能にはなるが、肉体が消滅しない。逆ガフガリオンみたいな感じ」 メリ「ゲストキャラみたいな感じね」 ヴォル「そう。逆ガフガリオンみたいな感じ」 メリ「でも、この腐った世の中で社会に疲れて死にたくなっても死ねないのはある意味地獄ね…」 ヴォル「苦難は百万由旬どころではすまないだろうな。強さはそのまま、顔もブサイクのままで永久トラジェディー」 バル「…自殺志願者になりたい」 クレ「もうなってるだろ…(俺達)」 88 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/02/18(土) 22 14 11.09 ID 9afqCzStO メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」 ヴォル「もちろんだとも我が娘よ」 侍「ヴォルマルフ様、お気をつけください。メリアドール殿はすでにラムザ達に…」 ラム「アルマを返せ!」 ロー「聖典を渡せ!」 ヴォル「…なんだと、我が娘が裏切ったというのか?」 侍「…はい。ドーターにて、メリアドール殿が我々の同胞を撃退したとの情報が…」 ラム「アルマの姿を見せろ!」 ロー「聖典が先だ!」 メリ「…リオファネスの人々を殺し、イズルードを殺したのは父さんね?」 ヴォル「…情報まで漏洩しているのか?」 侍「エルムドア侯爵の余計なご講釈が原因のようです。あいつも立派な裏切り者ですね。死んで当然だったよ」 ラム「どうしてアルマを生かしておく?」 ロー「知らん!」 メリ「…やはりあなたは父ではないようね。弟の仇を討たせてもらうわ」 ヴォル「くっ、戦うしかないのか…」 侍「…ここは私にお任せください。親子で殺し合うなんて、さぞお心苦しいことでしょう」 ヴォル「…そうか、頼んだぞ。侍」 侍「…というわけで、待たせたな異端者ども。お遊びはここまでだ!死ねい!」 メリ「みんな!クレティアンのHPが低いから、まずは奴を狙うわよッ!」 クレ「あーッ!今までさんざんのけ者にしておいて、攻撃する時だけ来るなんて卑怯だぞッ!親子の確執、聖典のくだり、どこにも関与できずに呆然と立たされ、あげくに命を狙われるなんてあんまりだッ!」 クレ「自分の都合のいい時だけ連絡してくるなんて私のことを何だと思ってるんだ!私は都合のいい男か? あぁッ!?」 クレ「試しに、私の代わりに侍を置いてみたら誰も最後まで突っ込まない上、きちんと物語が進んでいやがる!あれ、今日はクレティアンいないの? ぐらい言えよボケ!ヴォルマルフ、テメーもだぞ!」 クレ「結局お前らは男なら誰でもいいんだな!私は数合わせでしかないんだな!侍だってHP低いじゃねーか外道どもめッ!お前らはルカヴィなんかよりよっぽど人道に反してウボァー(←斬られた)」 95 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/02/24(金) 03 26 47.02 ID 9y3ihyGwO ヴォル「…神よ、聞こえるか? いたら返事してくれ」 メリ(あれ? 父さんったら、こんな夜更けに礼拝堂で何をしているのかしら?) ヴォル「…私は取り返しのつかないことをしてしまった。息子殺しの大罪だ」 メリ(!!) ヴォル「その場のノリで殺ってしまったが、結果的に娘をあそこまで悲しませることになろうとはな…。娘の鬱屈した顔を見る度に私は心が痛む…」 メリ(……) ヴォル「神がいるかどうかはわからんが、せめて懺悔の祈りでもしてみよう…。私は娘の笑顔を取り戻せるのならば神にでも魂を売ってみせる…」 メリ「…それではダメですね」 ヴォル「誰だ!どこにいるッ!?」 メリ「私は女神です。別次元からあなたの精神に語りかけています」 ヴォル「嘘を吐くな!そちらの物陰の方から声が聞こえるぞ!」 メリ「それはあなたのだったらいいな願望と性欲が生み出した妄想です。あなたは女神ほどの大物芸能人が物陰にコソコソと隠れて人にダメ出しするような見苦しい真似をすると言うのですか?」 ヴォル「…すみません。で、私の何がダメなのですか?」 メリ「罪悪感に苛まれ、神に救済を求めるところまではわかります。しかし、なぜ娘に真実を打ち明けないのですか?」 ヴォル「…だって言ったら嫌われるし」 メリ「当然です。大人しく殺されてください」 ヴォル「…そこは女神様の御力で何とかなりませんか?」 メリ「神に何とかしてもらおうって発想がダメなのです。今すぐ香水とエルメスの靴を買ってあげて斬られなさい」 ヴォル「…私が無事でいられるルートはありませんか?」 メリ「皆無です」 ヴォル「皆無かよ」 メリ「正直に罪を告白し、償いをすることを誓うのです。その言葉に誠意があればきっと許してくれるわ。でも一太刀は覚悟しといてね」 ヴォル「……はい」 ヴォル「メリアドールよ。大事な話があるんだ。実はイズルードを殺したのは私だ」 メリ「!!」 ヴォル「何となく殺したことは反省している!心から申し訳ないと思っている!お前の悲痛を取り除くためならば、喜んで我が命を捧げよう!さぁ、この剣で私を斬れ!弟の仇を討て!」 メリアドールはロングソードを受け取った メリ「…父さんの思いはわかったわ。しかし、家族を殺すことは決して許されない。もちろん私もね…。イズルードのためにも、一撃だけ打たせてもらうわ。そして生きてイズルードへの償いをするのよ」 メリアドールはカオスブレイドを装備した 98 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/02/27(月) 19 12 52.51 ID cETAV/mLO ヴォル「貴様がラムザか。会うのは初めてだったな」 ラム「この際、アルマも聖石もどうでもいい。僕はメリアドールを愛している。ただそれだけだ。じゃあな」 ヴォル「何しに来たんだ!」 ラム「メリアドールは僕がいただいた。アルマを誘拐したんだから文句ないよな?」 ヴォル「なんだと!私の愛する娘を返せ!貴様のような異端者のせいで娘を不幸にさせてたまるか!」 ラム「愛する? 人でなしの貴様が人を愛するというのか?」 ヴォル「当たり前だ!こちとら何年萌えてると思ってんだ!」 クレ「…ヴォルマルフ様、もう無駄な弁論はやめて奴を殺しましょう」 ヴォル「聖典も聖石もいらん!今すぐ娘を返せ!娘が異端者などに情を持つことは絶対にない!無駄な抵抗はやめろ!」 ラム「僕が彼女に愛されていなくても、僕が誰よりも彼女を愛せればそれでいい!」 ロー「…二人とも、いい加減にしろ」 クレ「おお。言ってやれローファル」 ロー「頭部の猥褻物を隠そうともせず、不快感を撒き散らす公害どもが人を愛するなどおこがましい!彼女の心を解せる者はフードを纏いし我々フーディアンのみ」 雷神「うむ、その通りだ」 クレ「…なんだよフーディアンって。エスパータイプか?」 ロー「美辞麗句を並べ立て、どれだけ愛を装ったところで頭部の公害が全てを台無しにしている。本当に彼女を愛しているのならば、なぜフードを身につけない? なぜ彼女の心に近づこうとしない?」 ラム「フードに重点を置きすぎている貴様に彼女の何が分かると言うんだ!」 クレ「…バカどもが」 ヴォル「なんだとコラ」 クレ「聞こえてるなら無視するなよ!」 雷神「…ところで肝心のメリアたんはどこに行ったのだ?」 ラム「あれ? そういえば僕の嫁はどこだ?」 ヴォル「貴様!娘をどこへやった!」 ラム「だから知らないって!僕のうろたえてる感じでそれぐらい悟れよ!無駄に文字数使わせるな!アホが!」 メリ「ダメージを与えつつ、装備品を破壊します」 鬼畜「ほう、それほどの技を持つアンタがなぜ騎士団を辞めたんだい?」 メリ「それは…。やむを得ない事情で…」 鬼畜「…悪いが、うちも厳しくてな。よくわからない女子供を雇ってる余裕はねぇんだ。他を当たってくれねぇか?」 メリ「…就職難。これほどまでに世知辛い世の中になっていたとはね…。しかし、仇討ちを果たすには、力と…お金が必要だ…。もう少しだけ待っててね…イズルード…」 就職活動中だった 103 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/03/02(金) 07 47 09.51 ID ogk5PjQcO ウィ「こんにちは」 メリ「…どちら様ですか?」 ウィ「青フードの男の紹介で来たウィーグラフだ。よろしく頼む」 メリ「…ああ、ローファルね。あの人、また変なのを連れて来たみたいね…」 ウィ「どういう意味だ!」 イズ「垂直ジャンプ-1っていうのを開発すれば、下から姉さんのスカートの中を覗けるんじゃないだろうか?」 クレ「覗いているところを見つかったら惨殺されるぞ…。それならいっそ聖石の奇跡に頼んで姉のスカートに生まれ変わるほうが楽だと思うよ…。鬱陶しい人間での生活なんてやめてさ…」 バル「…俺は女騎士になりたいなぁ。でも、俺が女騎士だったとしてもブサイクでモテないんだろうなぁ…。俺なんかどうせ…」 イズ「二人とも、ごめん。変なこと言って…。実の姉に欲情するなんて普通有り得ないよなぁ…。もしかして本当は実の姉弟じゃないのかなぁ…。だって俺一人だけ剛剣使えないのも変だからなぁ…。はぁ…」 ウィ「…なんだこの危ない連中は。ここは病院か?」 メリ「教会は病める子羊たちが神に救いを求めに来る場所だから仕方ないわ」 ウィ「病んでるなら病院行けよ…」 メリ「あなたも心に闇を抱えているの?」 ウィ「お前の方こそ頭に闇をかかえてるようだが」 メリ「…言っておくけど、このフードは頭髪を見られたくない事情があるからつけてるわけじゃなくて、頭部の防御と首のトレーニング用に個人的につけている重量42kgのミスリル製のフードよ」 ウィ「…私の体重より重いな、それ」 メリ「どれだけ痩せこけてるのよ」 ウィ「そんなことより、私は平民のために戦う騎士団と聞いてここに来たんだが、ここはただの病人の集まりか?」 メリ「他はともかく、少なくとも私達ディバインナイトは誠実で理性的で健全な理想を掲げた人間だから安心して。クレティアンは脆弱、バルクはゴミ箱みたいな顔してるけど一応理想は同じ。仲良くしてあげて」 ウィ「そういえば私を誘ってくれたのもフードのディバインナイトだったな。フード騎士はいい奴だ」 メリ「わかればいいのよ。それより気をつけて。男の人が私と仲良くすると、翌朝に誰かの何らかの力が働いて行方不明になることがあるのよね…」 ウィ「…どこの都市伝説だよ」 翌朝 メリ「あれ? 新人のウィーグラフは?」 ヴォル「ウィーグラフとイズルードとバルクとフューネラルとクレティアンなら一身上の都合で除め……退職したよ」 メリ「父さんの都合でしょ!」 108 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/03/05(月) 21 58 21.44 ID UcyZtFUQO メリ「父さん、東のほうで聖石の目撃情報があったから行ってみるわ」 ヴォル「おお、すでにサジタリウスを持っているのに、まだ聖石を集めてくれるとは何という孝行娘。頼んだぞ」 ウィ「…今の女性は誰ですか?」 ヴォル「あれは私の娘だ。女でありながら騎士団の剣術大会で二位になり、実力で聖石を勝ち取った自慢の娘だよ」 ウィ「ほう、ではあなたが優勝ですか?」 ヴォル「優勝はローファルだ。あのカス、娘との決勝戦で強甲破点突きを使わずに勝ちやがった。女の服を剥がずに何が剛剣だ!ムカつくから聖石を剥奪し、ゾディアックブレイブにも入れてやらなかった」 ウィ「…あなたもカスですね」 バル「そんじゃ、毒を撒いてくるわ」 クレ「相変わらずリスキーな任務だな。上手くいくかどうか私が占ってやろう」 バル「…気持ち悪いなお前」 クレ「…お前、生命線が随分と短いな。お前はあと3日で死ね。関係ないけどバルクの花言葉は欺瞞だ」 バル「適当に言いすぎだろ!」 ウィ「…奴らは何者ですか?」 ヴォル「奴らは負け組だ。剣を持たずに剣術大会に出て壮大に負けた愚か者どもだ」 ウィ「そういえば、あなたは参加しなかったのですか?」 ヴォル「したよ。予選落ちした」 ウィ「だっさ。もしかして不幸にも娘さんと当たったのですか?」 ヴォル「いや、汎用ナイトに負けた」 ウィ「よっわ」 ヴォル「そう言うけどな、ナイトに武器壊されたら普通勝てねえよ」 ウィ「あなたは壊す側の人間でしょうが…。ところで私はゾディアックブレイブに入部できますか?」 ヴォル「お前にはまだ実績がないし、ティンジェル家じゃないからなぁ…」 ウィ「…では私をあなたの息子にするか、娘さんをください!民には私のような英雄が必要なのだッ!」 ヴォル「息子枠はすでにいるし、娘は誰にもやらん。娘が欲しくば私を倒してからにするんだな」 ウィ「…汎用ナイトでもできる簡単なお仕事ですね」 ヴォル「っていうか聖石を持たないお前に入部する資格はないぞ。我が息子は剣術は微妙だが、どこかで聖石を拾ってきた実績がある」 ウィ「…ならばあなたの息子を倒すしかないのか」 イズ「!!」 メリ「父さん、聖石を手に入れて来たわ!」 ヴォル「おお!仕事が早いな!」 ウィ「やった!聖石来た!」 イズ「…ほっ」 ヴォル「聖石は余ったが、新参者のお前を優遇すると他の団員に申し訳が立たない。とりあえず我が息子を倒してからにしようか」 イズ「なんでだよッ!」 116 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/03/09(金) 15 14 32.81 ID H8VECQDYO メリ「はぁ…、どうしよう…」 雷神「ピィィィィー」 メリ「…?? これは草笛の音?」 雷神「いや、これは笛ガムと言って、吹くと音がなる素敵な駄菓子だ。草笛って意外と難しいからこっちで我慢してくれ」 メリ「…そういえばそんな愚かな駄菓子がありましたね」 雷神「何か考え事かね?」 メリ「…はい、少し家族のことを」 雷神「…そうか。君は弟に先立たれ、父親に裏切られ、プレイヤーに蔑まれ、剣聖に恋い焦がれ、悩みが絶えないところだな。そんなことは置いといてシドルファスの話でもしないか?」 メリ「…死ねよカスの話?」 雷神「シドルファスの話。ちなみにオルランドゥはファミリーネームだからな」 メリ「…はぁ、私達ティンジェルファミリーが家族同士で殺し合うことになるなんて思っても見なかったわ。まさかあの父が息子を殺すなんて…」 雷神「…父戦争か。戦争なんて所詮そんなものさ。可愛い娘がいたら、そりゃ息子なんて不要だよ。ちなみに昔、巨乳派のバルバネスと貧乳派のシドルファスが北天と南天にわかれてよく乳戦争をしたものだ」 メリ「家族に裏切られたら、私はもう何を信じていいのかわからないわ…」 雷神「身内の裏切りはキツいな…。私も主君に裏切られて投獄されたよ…。あいつ、貴族の会合で『こんな臣下の忠節は嫌だ!』とかいう大喜利ネタやって私のことを小バカにしていたからな。死んで当然だったよ」 メリ「私は何を信じて生きていけばいいの…」 雷神「自分だけを信じていけばいい。自分を大切にして生きなさい。ちなみに私は国立大学出身だ」 メリ「異端者の烙印を押されてしまって、これからまともに食べていけるのかしら…」 雷神「食い扶持は意外と何とかなるぞ。ちなみに私は味噌の入ってない味噌汁が好きだ」 メリ「とりあえずこの世界で生き抜くためにも、話術士のレベルは上げておいたほうが良さそうね…」 雷神「…あのさぁ、そろそろシドルファスの話に食いついてきてもいいんじゃないのか? これから我々二人で頑張っていくんだぞ? 我々のナイトメアはまだ始まったばかりだ!」 メリ「…えっ、あなたも除名されたの?」 雷神「メリアドールを除名するなんて愚の骨頂!ならば私は彼女について行くぞ!とラムザに言ってやったよ」 メリ「あなたが抜けたらラムザもあなたも困るでしょう。すぐに戻ったほうがいいですよ」 雷神「あっそう。って言われた」 メリ「あっそう」 124 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/03/14(水) 03 17 39.00 ID AueaNe3CO ヴォル「メリアドール。お前は政略結婚に興味はないか?」 メリ「ない。私は二次元にしか興味ないわ」 ヴォル「そんなことはない。年頃の女が政略結婚したくないはずがない」 メリ「そもそも結婚自体が宗教上よくないと思う」 ヴォル「大丈夫だ。キリスト教は一妻多夫制だ」 メリ「ここはキリスト教じゃないから」 イズ「姉さん、政略結婚って何?」 メリ「自分自身より大切じゃない人と結婚することよ」 イズ「そうか。じゃあ俺と姉さんは政略結婚できないな。残念だ」 メリ「そうね。まだまだ結婚なんてできないお子様だもんね」 イズ「そういう意味じゃなくてぇ…。っていうか俺、もう18なんだけど」 メリ「そうなの? 私は今年で17よ」 イズ「姉弟でサバ読んでどうする!」 ヴォル「お前を嫁に欲しいと言っているエロ伯爵がいるんだ。エロいとはいえ、南天騎士団を率いる武勇に優れた名将だぞ。ただ私よりも年上なのが難点。南天だけに」 メリ「娘は誰にもやらない主義じゃなかったの?」 ヴォル「本当は死ぬほど誰にもやりたくないが、一妻多夫制ということで一時的に妥協した。お前は私の嫁だ。いつか私だけのものにしてやる」 メリ「そもそも一妻多夫制じゃないんだけど、一体何を企んでいるのよ?」 ヴォル「実は、エロ伯爵に上手く取り入ってゴルターナ公を暗殺して欲しいと思ってな。で、隙を見て伯爵も殺すと」 メリ「…なるほどね。でも、滅私奉公を地で行く最強伯爵にそんな下策が通用するのかしら?」 ヴォル「大丈夫だ。本当に公爵一筋の真面目野郎なら、お前にラブレターを出したりしないさ。まぁ、念のためバルクに外で毒ガスを撒かせておくから心配するな」 メリ「…それ、何の意味があるの?」 ロー「ヴォルマルフ様。ベオルブ家のダイスダーグ、ザルバッグ兄弟からお便りが届きました。どうやら娘さんへの求婚の手紙のようですね」 メリ「…勝手に私宛ての手紙を見ないでくれる?」 ヴォル「やはり来たか。結婚したらフードの中を見せてやると言ってみたら案の定これだ。バカどもめ。もう北天も南天も潰したも同然」 メリ「でも、私は一人しかいないけど?」 ヴォル「大丈夫だ。ローファル、女体化しろ」 ロー「は?」 メリ「ついでに緑化も」 イズ「若返れ」 教皇「ヒゲを剃れ」 クレ「笑顔を忘れるな」 バル「声を張れ」 モー「スッキリしろクポ」 ロー「スッキリしろって何だよ!」 126 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/03/18(日) 00 36 44.51 ID Mtzi/Fk8O メリ「最近イズルードに避けられてる気がする…」 ヴォル「…お前ほどの萌えキャラを忌避するなんて、あいつには人間としての大事な何かが欠けているとしか思えん。あいつ本当に男か? いっそ女の子だったらよかったのに。私は女の子が好きだ」 メリ「私が近づくと逃げるようにジャンプするのよ」 ヴォル「それはうざいな。ジャンプできないように天井一面に槍でも仕込んでやろうか」 メリ「もしかして反抗期かしら? バカみたいにピョンピョン飛び回ってる暇があったら剛剣の練習をしてほしいのだけど」 ヴォル「所詮、飛び回るだけの燕雀イズルードは鴻鵠の志を知らんのだ」 メリ「はっきり言うけど、イズルードがああなったのは父さんの教育が悪いからよ。どうにかしてよ」 ヴォル「…うむ。私自身は極めて真面目で理性的でイケメンだが、息子の異常性が世間に噂されたら私の名誉にまで関わってくる…。よし、一人の親としてあいつを叱りつけてこよう」 ヴォル「おい、我がティンジェル家の面汚しよ」 イズ「げっ、父上!垂直ジャン…」 ヴォル「無駄だ。よく見ろ、天井には一面にホーリーランスを仕込んでいる」 イズ「うおっ!あぶなっ!うおっ!もったいなっ!」 ヴォル「なぜ逃げる?」 イズ「…だって壊すんでしょう?」 ヴォル「装備品をか? 実の親を辻斬りみたいに言うとは愚か者め!確かにお前に剛剣の試し打ちをしたことはあるが、たったの13回じゃないか!」 イズ「16回ですッ!」 ヴォル「…もしかしてメリアドールを避けている理由もそれか?」 イズ「そりゃそうでしょ!会う度に命と備品を削られてたら人は死ぬ!」 ヴォル「あの優しい娘が命まで奪うわけないだろう。もちろん私も今はお前を殺さないから安心して食らいなさい」 イズ「きっちり装備品は壊れるんですよ!しかも壊れる度に経費削減とか言って支給される装備品のランクが下がってるし!最初はルーンブレイドだったのに、今ははがねのつるぎ…。アホか!」 ヴォル「…まぁ、それもどうせ壊れるんだから別に安物でいいだろ」 イズ「これは虐待だ!姉さんがああなってしまったのも、あなたの教育が悪いからだッ!あなたが諸悪の根源だッ!虐待が世間にバレたら困るのはあなたですよッ!」 ヴォル「むむむ…」 翌朝 メリ「あれ? 父さんは?」 ロー「なんか、自分の人生を見つめ直すとか言って辞めましたよ。ついでに人間も辞めましたよ」 メリ「教育放棄なんてダメな父親ね」 132 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/03/22(木) 00 23 52.09 ID DqVcRZPIO バル「…ふう、疲れた。今日で17連勤だ。まったく人生は疲れるぜ…」 クレ「働いても働いても豊かになれないなんて可哀相なブサイクだな。私なんて今日で17連休だぞ?」 バル「…可哀相なイケメンだな」 ヴォル「暇そうなお前達に重要な任務を与えよう」 クレ「マジすか!」 バル「マジすか…」 ヴォル「全国のショップに赴き、フードを買い占めてくるのだ」 バル「……」 ロー「おっ、ついにフードデビューですか?」 ヴォル「この世のフードを全て私が独占することによってメリアドールの替えのフードがなくなり、いずれフードを脱ぐしかなくなるという算段だ。フードだって消耗品だからな。兵糧攻めだよ」 イズ「効率悪い方法っすねー。っていうかフードで充分可愛いんだから別に脱がさなくたっていいじゃないですか。姉さんのフードをマイナス要素として認識しているなんて、あなた父親失格ですよ?」 ヴォル「お前は姉の耳たぶを甘噛みしたいとは思わないのか?」 イズ「北半球のショップは俺に任せてください」 ヴォル「うむ、さすがは我が息子だ。じゃあバルクは南半球な。ほら特別に700ギルやろう」 バル「なっ、700ギルも手当が出るのか!たかがフードにこれほどのお金が動くなんてフードって一体何なんだ…。給料何ヶ月分だ…。うまい棒何本買えると思ってんだ…」 ヴォル「いや、この700ギルでフードを最低700個買ってこい。釣りはくれてやる」 バル「…ですよねー」 翌日 イズ「父上、北半球の全てのショップからフードを買い占めて来ました」 ヴォル「そうか。頑張ったな」 バル「俺はどう考えても700ギルじゃ無理だと思って、南半球を滅ぼしてきた。これで地球上にフードは存在しないぜ。ここ以外」 ヴォル「そうか。頑張ったな。クレティアンはどこいった?」 ロー「クレティアンなら部屋に閉じこもってこの世に生まれてきたことを後悔していますよ」 ヴォル「仕事しろよ!」 メリ「あれ? この大量のフードは一体何なの? ここはユートピア?」 ヴォル「うげっ!いや…、これは…その…」 メリ「もしかして私のために全国のショップからフードを買い占めてくれたの? これだけフードがあれば一生遊んで暮らせるわ!ありがとう父さん!愛してるわ!」 ヴォル「う、うーん……。可愛いからまぁいっか」 バル「よくねぇよ!」 137 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/03/25(日) 23 11 56.24 ID 9c+fMr+OO 異端者「ヒャッハー!そのフードいただくぜえ!」 メリ「なっ、何!? 強甲破点突き!」 異端者「ぐえっ!何だこの技は…」 異教徒「気をつけろ!その女はめりめりの実の能力者!迂闊に近づくとめりめりにされるぞ!」 異常者「さすがは懸賞金8000万メリーなだけあるぜ…」 メリ「…懸賞金?」 異端者「フードの異端者からフードを剥ぎ取って頭部を晒せば教会から金が貰えるんだよ」 メリ「…異端者? それはあなた達のほうでしょ? 私の父は神殿騎士団の団長、ヴォルマルフよ。そんな私が異端者だなんてこれは傑作だわ」 異常者「そんなヴォルマルフが打ち出した特別措置なんだから傑作だよな」 メリ「!!」 異端者「そう、お前には味方はいないのさ!分かったなら大人しくフードを狩られるんだな」 ロー「星天爆撃打!」 異端者「ぐえっ!な、何だ貴様は!」 ロー「ケガはありませんか?」 メリ「…ありがとう、ローファル」 異教徒「き、貴様は頭髪狩りのロー!みんな気をつけろ!こいつはたしか懸賞金2億ローの人類最狂のハゲだ!」 ロー「…神聖なるフードを汚す異星人どもめ!貴様らには死刑も神罰も生ぬるい!地獄でうなだれろ!星天爆撃打!」 異端者「ウボァー」 ロー「貴様らはなぜフードを理解しない!フードをかぶるだけでなぜハゲだと決めつけ、貶める!星天爆撃打!」 異常者「ウボァー」 ロー「服を着ている人間には肉体がないと言うのか!? 無口な人間には心がないと言うのか!? 夢のない人間には明日がないと言うのか!? 星天爆撃打!」 異教徒「ウボァー」 ロー「人間はいつもそうだ!自分が理解できないものは排斥し、受け入れようとしない!狭量な下等生命体だ!星天爆撃打!」 ヴォル「ウボァー」 ロー「フードは誰からの強制でもない!宗教上の規定でもない!秘め事を隠す目的でもない!個人が好きでやっていることだ!違法行為でもないのに、それを否定することは人権の侵害だッ!星天爆撃打!」 教皇「ウボァー」 ロー「人前で服を脱げと言われて脱ぐバカがどこにいる!フードも同じだ!貴様らは好奇心のつもりでフードを脱げと言うが、その言葉の異常性を理解しろ!虐げられるべき危険思想者は貴様らだ!星天爆撃打!」 枢機卿「ウボァー」 メリ「ローファル!落ち着いて!もう敵はいないわ!」 ロー「はぁ…はぁ…。落ち着け自分…。イライラすると頭部の砂漠化が広がってしまう…。落ち着け…」 メリ「結局ハゲじゃないの!」 143 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/03/30(金) 21 39 35.04 ID AfnpBzqFO メリ「父さん、1マス離れて」 ヴォル「なぜだ?」 メリ「邪魔だから」 ヴォル「なぜだッ!?」 メリ「冗談よ。ホーリーランスを手に入れたから試しに使ってみようと思ってね。どうせ槍を使うなら間接攻撃をしてみたいじゃない?」 ヴォル「私はイジられキャラじゃないぞ。そういうことは向こうにいるイズルードにやりなさい」 メリ「だって父さんHP高いし、ちょうどいいと思って」 ヴォル「私はイジられキャラじゃないぞ。そういうことは向こうにいるクレティアンにやりなさい」 メリ「だって父さんディフェンスとか上手そうだし」 ヴォル「私はイジられキャラじゃないぞ。そんなことより向こうにいる教皇をやりなさい」 メリ「だって父さんサッカーとか上手そうだし」 ヴォル「…なぁ、私が何をした? っていうかお前も剛剣を捨てる気なのか?」 メリ「別に捨てるつもりはないわよ。でも、得物やスキルは多いに越したことはないでしょ?」 ヴォル「資格マニアみたいだな。でもそれは剛剣を極めてから言うべきだな」 メリ「とりあえず星天爆撃打は覚えたわ。剣技なら次は闇の剣を覚えてみたいわね」 ヴォル「なんと愚かな…。神聖なるディバインナイトが暗黒剣に興味を持つとは…。今すぐ忘れろ!あんなものはいき遅れのジジイしか使い手がいないだっせえ剣技だ!ゴミの剣だ!ゴミ!」 メリ「使えたら便利だと思っただけで、別に闇キャラになるわけじゃないし…。現に剣聖だって別に闇キャラってわけじゃないし…」 ヴォル「お前がゴミの剣なんて使ったら何だかガッカリなんだよッ!」 メリ「確かに私の考えは乱暴かもしれない…。でも変革には柔軟性が必要だ…。柔軟性なくして変革などありえないわ!」 ヴォル「剛よく柔を制す。どんな剣技も剣が壊れたら終わりだぞ? それを確実にやってのける剛剣はマジ剛剣!そんな剛剣をないがしろにするなんて…。腹いせにイズルードいじめるぞ!」 メリ「…わかったわよ。剛剣マスターになるから落ち着いて…」 ヴォル「わかってくれたか。では早速剛剣の特訓するぞ!まずは剛剣による余計なダメージを受けないためにお互い服を脱ごうか…」 メリ「…剛剣の練習はイズルードとするから、父さんはとりあえず100マス離れてくれる?」 ヴォル「…あっ、そう?」 翌朝 ヴォル「おい、娘を知らんか?」 ロー「娘さんならイズルードと寿退社しましたよ」 ヴォル「この世で最も残酷なオチが来たッ!」 146 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/04/04(水) 02 24 31.55 ID UvH7QQ+KO アン「FFTの主人公の方ですね? いくつか質問にご協力をお願いします」 メリ「はい」 アン「ずばり、FFTとはどういうゲームですか?」 メリ「離れたところから剣技をぶっ放すゲームです」 アン「ではFFTのストーリーについてどう思いますか?」 メリ「家族のために家族を倒す何だか釈然としない話だけど、根はいい話なのよ」 アン「なるほど、ではFFTの戦闘システムについてどう思いますか?」 メリ「マップは結構練られてるし、アクティブターンやダメージの計算式も面白いと思う。でも個人的には防御力のパラメーターは欲しかったですね」 アン「好きなチャプターは何ですか?」 メリ「チャプター4。それ以外はありえないわ。チャプター3でやめた人はFFTの楽しさを1%も理解してないと思う」 アン「好きなキャラはいますか?」 メリ「フードをかぶったキャラが好きです。こういうゲームって誰かを贔屓して育てるのが楽しいですよね」 アン「好きなジョブはありますか?」 メリ「ディバインナイト以外なら弓使いか忍者」 アン「好きな武器はありますか?」 メリ「セイブザクィーン…と言いたいところだけど、ここはあえて眠りの剣」 アン「好きなBGMはありますか?」 メリ「特にありません」 アン「家で寝てればよかったと思う出来事はありますか?」 メリ「ドーターに出かけたらソーサラーにからまれたとき」 アン「戦闘中に何か叫びたいことはありますか?」 メリ「世界の中心で愛を叫びたい」 アン「何歳ですか?」 メリ「99歳です」 アン「エイプリルフールはもう過ぎていますが?」 メリ「嘘ではありませんが?」 アン「FFTのヒロインは誰が相応しいと思いますか?」 メリ「戦争ゲームだし、強くて麗しい女性騎士がいいと思う。あと、目に優しい緑を基調としていたら完璧ね。ラムザの恋仲という意味でのヒロインなら、別に誰でもいい。人の形をした何か」 アン「では最後の質問です。本書をどこで知りましたか?」 メリ「書店にて」 ラム「読者アンケートだったのかよ!」 148 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/04/06(金) 21 39 21.90 ID fpNBPAJu0 クレ「メリアドールを誘拐するぞ」 バル「いきなりだなエロティアン」 クレ「あいつを人質にできれば、団長を思うがままにできる。さらに神殿騎士団、闇の眷属達をも思うがままにできる。我々の待遇改善も思うがままだ」 バル「お前ごときが謀反を企てるとかワロティアンww誘拐するどころか、メリアに力でねじ伏せられて終わりだよ」 クレ「力で駄目なら、私がセクシャルなアプローチをして性的にそそのかしてハメドーールしてやる。ふっ、美があれば知恵も力もいらん」 バル「あいつは軟弱な男は嫌いって言ってたぞ。この俺ですらフラれたんだからお前じゃダメだな」 クレ「…なら仕方ない。ローファルにも協力してもらって力ずくで拉致しよう」 バル「好待遇のローファルが俺達に協力するとは思えんが。奴は団長の情婦だし」 メリ「何を話しているの?」 バル「あっ、やべえ!」 クレ「…メリアドールか。実はな、ローファルに嫌がらせをしようと思ってな。あいつ団長にやたら贔屓されてるだろ? あいつ潰そうぜ」 メリ「…相変わらず小さい男ね。でも面白そう。ローファルが狼狽してるところを見てみたいってのはあるわ」 バル「なんかスムーズに話が変わったが何をするんだ?」 クレ「ローファルって後ろ姿が洗面器に似てるから石鹸投げつけようぜ」 ロー「…何の話をしている?」 メリ「あっ…」 クレ「…実は団長にささやかな復讐をしようと思ってさ。お前も奴の独裁ぶりには辟易しているだろう?」 ロー「何と大それたことを…。でも少し面白そうだな…。無力なお前が考えた下克上の策を聞かせてみろ」 クレ「まずは掲示板にヴォルマルフアンチスレを立てる」 バル「さすがスレティアン。本人のいない安全圏から毒づくとか俺かよ」 ヴォル「…何の話をしている?」 メリ「あっ」 ロー「うわ…」 ヴォル「…誰が首謀者だ?」 ロー「そ、それは…」 メリ「…バルク?」 バル「クレティアンだよ!」 ヴォル「…クレティアン? 何だそれは?」 バル「うおっ!あの野郎いつの間に帰った!?」 157 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/04/11(水) 00 28 09.88 ID eRaVQiSMO メリ「父さん、ペットを飼いたい」 ヴォル「イズルードがいるだろ。我慢しなさい」 メリ「イズルードを家畜みたいに言うのやめてよ」 イズ「家畜とは言われてない…」 ヴォル「我が家はこの前の裁判に負けて、金がないのはお前も分かってるだろ?」 メリ「ローファルが一年中フードを脱がないのは、中に盗んだ下着を隠しているからだ!なんてバカなこと言われたら、そりゃローファルだって告訴するわよ。あれは自業自得」 ヴォル「じゃあ何でフード脱がないんだよ。中は恥部なのか?」 メリ「告訴します」 ヴォル「今度はお前か!」 メリ「許して欲しければ犬でも飼うことね…」 ヴォル「あーあ、このスレに猫派がいたらどうするんだよ。荒れるぞ? これだからペットなんて嫌なんだよ」 イズ「俺もペットは反対だな。姉さんに愛されるのは俺一人で十分…」 メリ「我に愛されし不幸を呪うがよい!星よ降れ!」 イズ「あん」 ヴォル「飼育費がどれだけかかると思っているんだ? 私は犬畜生のために、毎食のおかずを一品失うのは嫌だぞ?」 メリ「じゃあ食費がいらない生き物ならいいの? 例えばアーリマンとか」 ヴォル「目薬代がいくらかかると思ってるんだ? 一回50ギルだぞ? 安いカップ麺なら5個は食えるぞ? 私ならカップ麺5個食うな。私なら15分ぐらい待てるな」 メリ「お金のことばっかりね…」 ヴォル「そんなにペットが欲しいのなら、私をペットにするがいい。ほーらライオンだぞー」 メリ「!!」 イズ「!!」 ロー「どうでした? ペットは買ってもらえたんですか?」 メリ「ライオンを飼うことになったんだけど、二足歩行だし、半裸だし、可愛くないし、加工食品しか食べないし、手間だから除名したわ。結局イズルードをペット視することで落ち着いた」 ロー「ならば私をペットにしてくださいよ!!」 メリ「変態ばっかりね…」 158 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/04/11(水) 21 35 44.04 ID xSCqLihw0 ヒュドラ「オレは番犬より役に立つぜ」